ライトゲームと相性抜群のタモ!バッカニア「ジャベリンライト340」を手に入れてみた

アジングやメバリングを楽しんでいるとき、40cmを超えるチヌや、60cm超えるシーバスなど、ライトゲームタックルだとどうにもこうにもランディングすることができない・・・という、ビックワンな魚が釣れることって良くありますよね。無理に抜き上げるとロッド破損に繋がる恐れもあるし、ラインを切ると魚の口に針を残してしまうことになるし、海にラインという名のゴミを残すことにも繋がってしまいます。

とは言っても、シーバスゲームやショアジギングなどで使うような大きなタモを持ち歩くのはランガン要素の強いライトゲームには不向きですし、何より重たいし邪魔。そこで今回は、ライトゲームでも気軽に持ち運べることができるコンパクトさと実用性を兼ねたランディングツール「バッカニア ジャベリンライト340」を手に入れてみたので、ここで紹介していきます。

ジャベリンライト340の詳細スペック

ジャベリンライトの内容としては、ランディングネット、玉の柄、持ち運びに便利なカラビナが初期仕様として付属しています。ジャベリンライト340を買えば、基本的に必要なランディングツール全てが揃うため、他に買い揃えるものなく、そのまま使用することができます(後述しますが、タモジョイントはあったほうが便利です)

↑ジャベリンライトの詳細スペックはこんな感じで、玉の柄の標準全長が300cm、継数は10本、枠が35×40cmとなっており、340cmの高さまでなら、対応することが可能となっています。一般的な漁港やテトラ帯、磯などでは十分過ぎるほどの長さを有してますが、足場の高い堤防などでは「届かない・・・」ということもあるでしょうから、良く行くフィールドの環境を考え、購入時は「長さが足りるかどうか」を意識しておくのがおすすめですね。

標準自重は445gとなっており、少し重たいかな・・・という感じです。

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60cmクラスのシーバスまでならオッケーな感じ

↑少し分かりにくいかもしれませんが、ランディングネットサイズの目安とするために、iPhoneSEを入れてみました。ライトゲーム用としては少々大きすぎるサイズかもしれませんが、ときに60cmオーバーのシーバスや太刀魚などがヒットすることを想定するなら、「これくらいのサイズがあったほうが良いんじゃないかな?」と言えるサイズではありますね。

また、ランディングネットは「ラバーコーティング」となっており、魚を入れやすく、フックが引っかかりにくい作りとなっているため、この値段で変えるランディングツールとしては、有能な部類だと言えます。ライトゲームで時折ヒットする大きな魚を確実にランディングしたい・・・そのような方には、最適なランディングツールだとは思いますね。

思っているよりは重たく感じるが、短時間釣行だとそれほど気にならないレベル

ジャベリンライト340の自重は、前述したように「445g」と、サイズを考えると少々重たい設定となっています。ずっと腰にぶら下げておくとストレスが溜まってしまうほどの重さではありますが、個人的に使ってみた感想としては、「1〜3時間の短時間釣行であれば、問題ない重さじゃないかな?」というのが、率直な意見です。

実釣時に邪魔に感じるのであれば、地面に置いたまま釣りを楽しみ、移動するときだけ腰にぶら下げる・・・という使い方をすれば「少し重い」というデメリットは最早気にするべき点ではなくなると思うため、「ジャベリンライトは重さがちょっとな・・・」と考えている人であっても、そう気にしなくて良いんじゃないかな?とは思いますね。

価格は安いが、クオリティ的には特に問題なし

ジャベリンライト340は、5000円そこそこと、ランディングツールセットとしては価格が安い部類に入りますが、実際に使ってみた感想としては、「クオリティ的にはなんの問題もない」と言えますね。ここで言うクオリティとは、手軽に持ち運ぶことができ、問題なく魚をキャッチできるか?ということであり、実釣で50cmほどのシーバス、40cmほどのチヌを実際にキャッチしましたので、身をもって「使用に関してデメリットに感じる部分はない」と言い切れます。

ただ、高級ランディングツールのように所有欲を満たしてくれるものではないため、「道具はハイクオリティなもので揃えたい」そんな人には不向きなんじゃないかな?とは思います。

タモジョイントを付けたほうが、持ち運びは楽

ジャベリンライト340を初期仕様のまま取り付けると↑こんな感じになりますが、これでは持ち運びに不便ですし、お世辞にも「コンパクト」だと言い切ることができません。そこで、「よりコンパクトに持ち運びたい」そう考える人には、玉の柄とネットの間に取り付ける「タモジョイント」の使用をおすすめします。少しコストが掛かってしまいますが、あるとないでは持ち運びの楽さに大きな差が出るため、個人的には付けておいたほうが良いんじゃないかな?とは思います。

↓タモジョイントを取り付けると、こんな感じで折り畳むことができるようになります。

今回ジャベリンライトと組み合わせている「プロックス タモジョイント」の詳細は別ページで詳しくお話しているため、そちらを参考にして頂ければと思います。

プロックス タモジョイントの詳細

一つだけ気になる点が・・・

ジャベリンライトの基本性能に関してはケチを付ける箇所はなく、概ね満足していますが、一つだけ「ここが残念だな・・・」というポイントがありました。↑このように、ジャベリンライトにはラベルのようなシールが貼られてあるのですが、このラベルが安っぽいって言うか、汚いと言うか。あくまで見た目の話のため、それほど気にする話でもないのですが、やはり、使う道具の見た目って気になっちゃいますからね。

↑分かりにくいかもしれませんが、このようにセロハンテープを貼ってあるような感じとなっています。見た目的に格好悪いため。このラベルを剥がそうと試みましたが上手く剥がすことができず、仕方ないのでこのままの状態で使っていますが、この部分さえなければ100点満点のアイテムだったのに・・・と思うと、非常に残念な点でもありますね。

とは言え、使用には何の問題もなく、ライトゲーム用のランディングツールとしては概ね満足のいくクオリティとなっていますので、この件は忘れ、長く酷使していきたいと思います。

ライトゲームにタモって、ほんとに必要?

ジャベリンライト、ライトゲームやチニング、ちょっとした釣りなどで使うには最適なランディングツールとなっていますが、「そもそも、ライトゲームにタモってほんとに必要なの?」と疑問に感じている人も多いかと思います。

この点について、個人的な意見を言うのであれば、普通にアジング、メバリング、チニング、ライトロックフィッシュゲームなど、サイズの小さい魚を狙う場合、【タモは必要ない】と言い切れます。20cm、30cm程度の魚であれば、ライトゲームタックルで抜き上げることができますからね、わざわざタモを使う必要はありません。

 

しかし、前述した通り、ライトゲームではときに40cmを超えるアジや、30cmを有に超えるメバル、そこそこサイズのシーバスやチヌがヒットすることが多く、ランディングツールを持っていないときに限り、このようなビックワンが釣れることが多いです。「ランディングツールがあればキャッチできたのに・・・」と後悔しても後の祭りとなってしまうため、【大きな魚がヒットしたときの保険として、タモを持っておいたほうが良いんじゃないかな?】というのが、個人的な意見です。

極端に言うと、ランディングツールは「あっても困らないアイテム(邪魔にはなりますが)」だと言えるため、もしものときのために持っていくことをおすすめします。

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