アジングで使うジグヘッドの重さ(ウエイト)やその使い分けについてのまとめ

アジングでは、1g前後のライトなジグヘッドへワームを装着し、アジを狙うのが一般的ですが、一言でジグヘッドは言っても【様々な重さ(ウエイト)】のジグヘッドがラインナップとして用意されており、特にアジングを始めたばかりの人からすると「どれくらいの重さを使えばいいか分からない・・・」と、頭を悩ましている人も多いんじゃないかな?とは思います。

もちろん、アジングで使うべきジグヘッドの重さに「この重さを使え!」みたいに正確な答えなどない訳ですが、状況に応じた「ジグヘッドの重さを決めるコツ」がありますので、その辺りについて詳しく具体的に話を進めていこうと思います。

使うジグヘッドの重さ選びは凄く大事だよ

メインで使うジグヘッドの重さは「1g前後」を基準に選ぶ

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アジングで使うべきジグヘッドの重さは「0.2g〜5g」までのモノを使うことが一般的で、更に言うと2g以上のジグヘッドを使う機会は限りなく少なくなるため、「とりあえずアジング用のジグヘッドを幾つか揃えておきたい・・・」そんな人は、0.4g〜1.5g程度のジグヘッドを細かく刻み、揃えておきましょう。

また、1g以下のジグヘッドを扱うときは「軽量リグを扱うことに特化したロッド」を使う必要性が出てくるため「→ジグ単用で使うアジングロッドの選び方」のページを参考にして頂き、ジグヘッドだけでなくロッド選びについてもストイックに考えて貰えればと思います。

 

ただ、1g以下のジグヘッドを使うとなると、「飛距離が出ない」「操作感が掴めない」「何をしているか分からない」と、特にアジングを始めたばかりの頃はこの傾向が強く出てしまうため、慣れるまでは「1g〜1.5g程度のジグヘッド」で練習し、徐々に0.8g、0.6gと重さを落としていくのがおすすめです。

メモ

状況に応じてジグヘッドの重さを調整していこう

現場には、なるべく沢山のジグヘッドを持ち込もう!

ジグヘッドケース

備えあれば憂い無し。日本には古くからこのような言葉が言い伝えられていますが、その言葉通り「ジグヘッドを沢山揃えておくことであらゆる状況に合わせたアジングを展開していくことができる」ので、現場にはできる限り沢山のジグヘッドを用意し、持ち込んでおきましょう。

アジング用に発売されているジグヘッドであればどのようなものでも構いませんが、「重さ」「強度」「針抜けの良さ」「ワームがズレないかどうか」などなど、メーカー、シリーズによって異なる特徴を持っていますので、色々試し、自分にあったジグヘッドを選んでいくのがベストですね。

 

アジングを楽しむ上で揃えておきたいジグヘッドの重さですが、「1g前後」←この言葉を軸にし、揃えておけばオッケーです。個人的な揃え方で言うと、0.4g〜1.5gを軸で使う重さとして用意しておき、風や潮の流れ、その場の水深に合わせ対応できるよう、2g〜5gまでのジグヘッドも(一応)用意するようにしています。

また、ジグヘッドの種類に関してもこだわりを持つべきで、具体的に言うと「スイミング(ただ巻き)タイプのジグヘッド、ダートタイプのジグヘッド」を用意しておくほうが安心なので、それぞれ複数揃えておくのがおすすめです(ジグヘッドの種類については別ページで詳しくお話しているため、そちらを参考にどうぞ)

1gのジグヘッドでは食い込みが悪く「アタリはあるのに乗らない・・・」そんなときの考え方アレコレ

1g前後のジグヘッドをアジングのメインとして使っていると、時に「アタリはあるけど全く乗らない(HITしない)・・・」という何とも不遇な状況に遭遇することがあるのですよ。なぜ、このような事態が起こるのか?一つの推測として「ジグヘッドが重たすぎ、アジが吸い込みきれていない」と考えることができます。

アジは吸い込み系の魚であり、要するに「エサを吸い込むように捕食している魚」のため、ジグヘッドが重すぎるとどうしても吸い込みが悪くなり、HITに繋がならい・・・となるのです。その解決策としては「ジグヘッドを軽くする」のが一番なので、アタリはあるのに全く乗らない・・・そんなときは、まず「ジグヘッドが重たすぎる」ということを疑い、徐々に使うジグヘッドのウエイトを軽くしていきましょう(0.2g刻みで下げていけばオッケー)

参考→アジの吸い込みバイトについて

 

また、ジグヘッドの重さを軽くする(0.4gとか)ことによって、水中を漂う「アミ」や「小魚」をイミテートした演出を実現することができます。アジがアミを捕食している所謂「アミパターン」では、アミの動きをワームで再現しないことには中々釣果に結びつけることが難しくなりますからね、よりスローなアジングを楽しみたいときは、【軽いジグヘッド】を使い、スローな誘いを掛けていきましょう。

軽いジグヘッドを使ったスローなアジングを楽しむのは簡単で、0.4g前後のジグヘッドを使い、テンションフォールでジワーっと沈めていくだけ。具体的に言うと、キャストした後、チョンチョンと軽くロッドアクションを付け、ラインテンションを掛けながらフォールさせ、元の位置に戻ったらこれを繰り返すだけ。より詳しくは別ページでお話していますので、そちらを参考にどうぞ。

メモ

アジが吸い込み切れていないと感じたときは、ジグヘッドの重さを軽くしてみよう

強風の日は「重たいジグヘッド」でなんとか凌ぐのが一番

アジングでは、1g前後の軽量ジグヘッドをメインとして使うことが多くなるため、どうしても風に対して負い目を感じてしまいます。最早天敵。特に向かい風の日は釣りにならないことも多く、下手をすれば、前へ飛ばしたはずのワームが後ろに飛んでいってしまう・・・それぐらい、アジングは風の影響をモロに受けてしまう釣りなんですよ。

風速3mまでなら問題なく楽しむことができますが、風速5m以上←コイツはダメですね。そのような強風下でアジングを楽しみたいときは、フロートリグやキャロライナリグを使ったアジングを楽しむようにし、ジグ単でのアジングは諦めたほうが良いですね。釣りになりませんから・・・。

また、風の強い日でも、「どうしてもジグ単でのアジングを楽しみたい」そんなときは、1g前後のジグヘッドを使う選択肢は捨て(できないこともないですけどね、ストレスが溜まります)、2g以上のジグヘッドを使ったアジングを楽しむことをおすすめします。

3gとか5gほどのジグヘッドであれば、多少の風は凌げます。

 

そもそも、3gや5g、7gのジグヘッドでも太刀打ちできないような強風の日は、残念ですが釣りを断念し、家でのんびりする道を選んだほうが良いんじゃないかな?とは思います。上手くアジングを楽しめないのはもちろんのこと、高波に飲まれたり、風に押し出され落水する可能性も否めませんからね、安全面を考慮した勇気ある決断を。

アジングは命を掛けてまで楽しむ趣味じゃないですからね「ちょっとくらい大丈夫だろ」←この言葉は立派な死亡フラグとなるため、少しでも不安要素があるときは釣りに行かず、家で道具のメンテナンスでもしておくほうがよっぽど有意義です。

メモ

風が強すぎる日は釣りを諦めるべき

ボトムを攻める場合

アジが浮いている状況下では、表層〜中層を攻めることもありますが、そもそもアジはボトム付近を回遊している魚ですし、デイゲームや深場に落ちたアジを狙うときは、表層、中層を捨て、「ボトム付近を探る」ことが、釣果を伸ばす絶対条件となります。

水深が浅い場所で、潮の流れが穏やかであるエリアであれば良いですが、水深が深く、潮の流れも速い・・・そんなエリアでアジングを楽しむときは、「1g前後のジグヘッドでは全く歯が立たない・・・」ということが多いです。このような場所で1g前後のリグを使うと、まずボトム(底)が取れませんからね。ボトムまで沈めることができないと言うことは、ボトムにいるアジを狙えなくなる・・・ということですからね、重たいジグヘッドを使い、確実にボトムを取っていきましょう。

 

ボトムを攻めるときは、2g〜5g程度のジグヘッドを選び、しっかりボトムへ着底していることを確認した後、釣りを展開していきましょう。自分の中では底を取っているつもりが、実は中層を引いていた・・・←よくある話なのでご注意を。

ただ、アジングを始めたばかりの初心者の頃は「上手くボトムを取れない」ことも多いでしょうから、【アジングでボトムを取る方法】について別ページで詳しくお話しているため、ぜひ参考にして頂ければと思います。

合わせて読みたい

まとめ

ツリイコくん

アジングで使うジグヘッドの重さは1gを中心に考え、状況に応じて軽くしてみたり、重くしてみたりと戦略を組み替えることにしよう!

スイムタイプとダートタイプ(参考→ジグヘッドの種類)、両者とも0.4〜5g程度のジグヘッドを用意しておき、如何なるパターンでも対応できるようにしておくのがベストだね!

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