安い、釣れる、使いやすい!そんな三拍子が揃ってるメジャークラフトの【ジグパラ】ですが、関西の釣具屋さんでは「ほら、買えよ買えよ!」と言わんばかりに、全面的にピックアップされてることが多いです。ほんとね、他メーカーのメタルジグが霞んで見えるほどのピックアップ具合です。
そんなメジャークラフト「ジグパラ」ですが、僕も一軍メタルジグとしてショアジギングで使ってるし、恐らく手に入れているアングラーも多いと思うから、今回は【ツリイコ流ジグパラの使い方】についてお話していきたいと思います。

目次
ジグパラにはタイプがいっぱい

ジグパラには覚えられないほどのシリーズがラインナップされてるよ!ただ、数が多すぎて「どのジグパラを使えばいいのか分からない」って人も多いと思うから、その点についてお話していくね。
↓ジグパラにはこんなに多くのシリーズが・・・
- TG
- スピン
- マイクロ
- マイクロスリム
- ブレード
- セミロング
など、他にもあるけどもっと詳しくはメジャークラフト公式サイトでどうぞ。
どのタイプがいいの?
前項でまとめた通り、ジグパラには沢山のシリーズがラインナップされてますが、何も全種類買い揃える必要性はありません。あくまで僕の感覚だけど、ショアジギングで青物や根魚を狙って釣るのであれば、「ノーマルタイプ」のジグパラだけで十分ですし、僕も基本的にはノーマルタイプのものしか使ってません。
予算に余裕があれば全種類コンプリートしておくのもありですが、とりあえず「ジグパラを使ってみたい!」って感じの人は、他のタイプには目もくれず、ノーマルタイプだけ揃えておきましょう。
おすすめカラーは?
ジグパラは種類のラインナップも豊富ですが、それと同じぐらいカラーラインナップも豊富。ほんと、釣具屋さんでジグパラを眺めていると「何色がいいかなー」「このカラー釣れそう」みたいな感じで気づけば1時間経っていた・・・なんてことが良くあります。
そこそこ時間の無駄なので、僕の場合は【買うべきカラー】を予め決めるようにしています。僕がジグパラで好んで使ってるカラーはこんな感じ。
- #01 イワシカラー
- #02ピンク
- #07ゼブラグロー
- #30ゼブライワシ
ジグパラでどんな魚が釣れる?

今までに僕がジグパラで釣り上げることができた魚をまとめておくね!
- アジ
- サバ
- ハマチ
- カンパチ(シオ)
- カマス
- ガシラ(カサゴ)
- メバル
- ソーダガツオ
- 太刀魚
- チヌ
これ以外でも恐らくフィッシュイーターならなんでも釣れるかと。
ツリイコ流ジグパラの使い方

僕がジグパラを使う時に意識している「使い方」についてお話します。実際このやり方で沢山の魚を釣ってますし、恐らくジグパラを使ってボウズを食らったことがないので、説得力はあるはず。
- 動かし方について
- トレブルフックは必要?
- 重さも大事なポイント
動かし方について
ジグパラの動かし方(アクション)ですが、僕の場合は「ワンピッチジャーク」もしくは「ただ巻き」で使うことがほとんどです。ジグパラはアクション時の抵抗が非常に少ないといったメリットがありますが、そのメリットがときにはデメリットになることも。
例えば、大きくロッドを煽る「ロングジャーク」の場合、抵抗がなさすぎて【あれ、ジグ付いてる?】みたいな錯覚に陥ることがあります。良くも悪くもアクション時の違和感を感じることが多いので、僕はロングジャークはほとんど使わず、ショートピッチなワンピッチジャークのみで釣りを展開しています。
基本的な動作としては、キャスト→ボトムまで沈める→中層まで巻き上げ(中層にこだわらず、ハンドルの巻き回数で自分ルールを作ることがコツ)→フォールさせ再度着底→繰り返し。こんな感じです。
特にボトム着底時やアクション後のフォール時にガツンとHITすることが多いので、フォール中は集中しておくことをオススメします。
またジグパラは「ただ巻き」でもブリブリと動いてくれるので、ぶっちゃけアクション無しでも釣れるときは釣れちゃいます。ただ巻き→フォールして着底→ただ巻きでオッケーなので、アクションが苦手な人や、疲れたときはただ巻くだけのショアジギングを楽しんじゃいましょう!
トレブルフックは外すべき?

ジグパラは購入時点で既に「アシストフック」と「トレブルフック」、2つのフックがデフォルトで付いてきます。メタルジグはトレブルフックを使わずアシストフックのみで釣りを楽しむ人が多いから、【ジグパラのトレブルフックは外すべきなの?】と疑問に感じている人は多いと思いますが、僕的見解はこんな感じ。
狙うターゲットによってフックの数を変えよう!これが答えです。
そもそも、何故メタルジグの前方アイにアシストフックを取り付けるのかと言うと、青物の「捕食するときは頭側に回り込んで食べる、もしくは腹部目掛けてアタックしてくる」という行動に対し、確実にフッキングするためなんです。
これが後方アイのトレブルフックだけだと上手くフッキングせず、せっかくアタってきた魚を逃してしまうことになるんですね。文字通り、逃がした魚は大きかった・・・です。
では、「なぜ後方にトレブルフックを付けるのか?」という疑問についてですが、これは「フッキング率を底上げするため」「下から食いあげてくる魚をフッキングさせるため」、この2つの理由があってこそのものです。
単純にフックの数が多ければ針掛かりする可能性が大きくなるのと、ガシラやハタ類などの「根魚」は下から突き上げるように捕食してくるケースが目立つので、そのような「下からのアタック」にも対処できるよう、後方へトレブルフックを付けている訳です。
このことから、青物をメインで狙う場合は「トレブルフックを外しても大丈夫」となり、根魚など、とにかくなんでもいいから釣りたいんや!って人はトレブルフックを付けたままにするのがベストです。
重さも大事なポイント

ノーマルタイプのジグパラには20、30、40、50、60gとウエイトバリエーションがありますが、予算に余裕があれば「全ての重さ」を手に入れておいたほうが何かと捗ります。
単純にジグパラの重さが増せば飛距離も伸びるし、潮流の速いエリアの場合、軽いメタルジグではいつまで経っても着底せず、釣りにならないこともしばしばあります。
また、僕の経験上「重さを変えることにより釣果が増える」傾向にあることが実証されており、例えば40gのジグパラを20gに軽くした瞬間、サワラが入れ食いになった・・・などです。
ジグパラを軽くすればフォールスピードが遅くなり、反対に重くすればフォールスピードは速くなります。恐らくこの「フォールスピード」によって食いが変わってると思うので、色々なウエイトバリエーションを用意しておくことは、他のアングラーに釣果で差をつける大きなアドバンテージになることは間違いありませんので、ぜひ揃えておいて下さいね!
以上、ジグパラの使い方についてのまとめでした。
ジグパラ見たらパクっといってまうんや・・・