ショアジギングって、数多くあるルアーフィッシングの中でも重たいタックルを使うし、基本的に激しいアクションを用いて魚を誘う釣り方だから、【ショアジギングってほんと疲れる・・・】って思ってる人も多いでしょう。
そんなしんどくて疲れるイメージが強いショアジギングですが、ある工夫をすることにより「疲れる」→「少し疲れる」ぐらいまで疲労度を少なくすることができるから、その辺りについて僕の持論をお話していこうと思います。
疲れるときはこうするべき!

タックルを軽くする
ショアジギングはパワーのあるロッドに大きなリールを付けて楽しむ釣りだから、タックルの総重量は重くなってしまいがちです。タックルの重量がある=体力が必要となるので、そもそものタックル重量を軽くし、疲労度を減らしてやろう!って作戦。
ブリとかヒラマサとか、重量級青物をメインターゲットにするとなれば話は変わってきますが、ハマチやサゴシレベルの青物であれば、ショアジギング専用タックルでなくとも十分やり取りは可能です。
例えば、少し硬めのシーバスロッドで楽しんだり、軽めのジグを使うのであればエギングロッドで楽しむこともできます。タックルを軽くするだけで疲労度は劇的に変わってくるので、ぜひ試してみて下さい。
マズメだけを狙う
朝マズメや夕マズメの、所謂「マズメ時」だけの短時間釣行を楽しむだけならそれほど疲れることもないですから、「1時間、2時間に限定して釣りを楽しむ・・・」って感じでショアジギングに取り組めば、それほど疲労感に襲われることはないでしょう。
やはりショアジギングはマズメ時に集中して釣果があがることが多く、真っ昼間や真夜中では「ほとんど釣れない・・・」ってことが多い釣りなので、その釣れないある意味無駄な時間を省くことで疲れず楽しくショアジギングに集中することができます。
家から海が近い・・・という絶対条件がありますが、僕はどちらかというとこの「まずめだけを狙うスタイル」でショアジギングを楽しんでまして、それなりの釣果を得ることができてますから、ぜひ参考までに。
シャクリ方を工夫する
ショアジギングは疲れる・・・と悪態をつく人に限って、わざわざ「疲れるシャクリ方」をしている人が多いです。
確かにショアジギングは【ロッドを激しく煽り、ジグに大きなアクションをつける】というイメージがありますが、実際のところそこまで激しいアクションでなくとも、魚は釣れてくれます。
オススメのシャクリ方は、ロッドグリップを脇に挟み、30〜50cm幅で小刻みにロッドアクションを加えるやり方です。慣れてくればほとんど力は要らず、一日やり通してもそれほど疲労感は感じません。
僕はほとんどこのシャクリ方でショアジギングを楽しんでますし、それなりに釣果を得ることができてます。激しいアクション=良く釣れるという先入観を捨て、軽くライトにショアジギングを楽しむことで疲労感を軽減することができるので、ぜひ試してみて下さい。
ただ巻き戦略に変える
ショアジギングはメタルジグにアクションを加えて魚を誘う釣り方が一般的ですが、実は「ただ巻き」だけでも良く釣れるので、疲れたときはただただリトリーブするだけの【ただ巻き戦略】に変えてやることで疲労度が軽減します。
やり方は簡単で、キャスト後ボトムまで沈め、着底と同時にリトリーブスタート。10〜20回ほど巻いた時点で再度ボトムを取り、後はこれの繰り返しです。
巻くスピードは魚の活性により変えてやることが釣果を伸ばす最大の鍵となります。最初は超高速巻きから始め、徐々にリトリーブスピードを遅くして下さい。
僕がただ巻きにオススメするジグはこれ。
安いしほんと良く釣れるから、ぜひ使ってみて下さい。
ショアジギングが他の釣りより「疲れる」って事実は折り曲げようがないけど、ちょっとした行動や意識の変化で疲労度にすっごく差がでるから、ぜひ色々試してみてね!