【ショアジギング】スナップは使わないほうがいい?

シーバスゲームやエギングなど、ルアーフィッシングでは欠かせない存在となっている「スナップ」ですが、ショアジギングでスナップを使用している人をあまり見かけませんし、僕も使ってません。

では、なぜショアジギングでスナップを使わないほうがいいのか?という点について、このページで僕の思いを書き連ねていこうと思うので、メタルジグの結束にスナップを使おうかどうか迷ってる人はぜひ参考までに。

ショアジギでスナップを使うと様々なデメリットがあるよ

確かにスナップは便利

IMG_4217

確かに、スナップを使えばプライヤーなどの道具を使わずルアー交換が可能となり、凄く便利であることは疑う余地もない事実ですが、メタルジグを多用することになるショアジギングでは胸を張ってオススメすることはできません。

もちろん、スナップを絶対使ってはいけない訳ではなく、後述するデメリットがスナップを付けることによるメリットを遥かに凌駕してしまうので、どちらかといえば【使わないほうがいい】となる訳です。

 

メタルジグを付けるときは、溶接リング(もしくはスイベル)をリーダーへ結束し、そこにスプリットリングを装着。そのスプリットリングへメタルジグ、フックを取り付け、ルアー交換時はメタルジグだけを取り外すようにするのが一般的。

より詳しくはメタルジグの付け方の記事にて動画付きで解説しているので、そちらをどうぞ。

僕がショアジギングではスナップを使わないほうがいい・・・と断言している理由

あくまで僕個人の意見なんだけど、ショアジギングでスナップを使わない理由となってるデメリットが3つあるから、それぞれお話していくね!

  1. 負荷で開く
  2. キャスト時の破損
  3. ファイト中の破損

アクション負荷によりスナップが開いてしまう

ショアジギングはメタルジグをジャカジャカと動かすことが基本となり、ラインと接続金具には常に一定の負荷がかかることになってしまう。そのため、アクション時の負荷によりスナップが徐々に開いてしまい、アクション中にメタルジグが外れて消えてなくなってしまう・・・という何とも虚しい事故が多発してしまいます。

ほんと、スナップだけ返ってきたときのあの虚しさと言えば・・・言葉で言い表せないほどの感情がフツフツとこみ上げてきます。海にメタルジグという名のゴミを残すことにもなりますし、金銭的、精神的ダメージも大きいですからね。

キャストで破損し、メタルジグが飛んでいってしまう

スナップの強度は思っているよりも弱いことが多く、何度も何度もキャストを繰り返している内に徐々に亀裂が入り、キャスト時にバキっと壊れてしまうことがあります。当然、そうなればメタルジグは海へ一直線に飛んでいきますので、永遠に手元へ戻ってくることはないでしょう。

また、スナップ破損で思いもよらぬ方向へ飛んでいったメタルジグが、他のアングラーへ直撃してしまう可能性も捨てきれません。怪我は免れませんし、フックが体や目に刺されば大惨事です。そうならないためにもスナップの使用はなるべく避けるようにし、より強度が高くなる溶接リングの使用をオススメします。

魚とのファイト中に壊れる

ショアジギングでは、時にブリやカンパチ、ヒラマサなどの大型青物がHITすることがあります。生半可なフックや接続金具では一瞬の内に伸ばされ、結果としてバラしてしまうことになるので、大型魚とのファイトを想定したセッティングを心がけておいたほうが何かと有利です。

やはりスナップは「強度面で不利」となるので、大型青物がHITしたときは凄く高確率で伸ばされてしまい、恐らくキャッチ率は雀の涙ほどの数字となることでしょう。

 

確かにスナップを付けることでルアー交換が素早くできる・・・というメリットが付加価値として加えられることになりますが、釣りである以上、HITした魚を如何にキャッチするかを重要視する必要があります。スナップを付けることによるメリットと、スナップを使うデメリットを見比べてみた場合、どちらが選ぶべき選択肢なのかは一目瞭然ですよね。

以上、僕がショアジギングではスナップを使わないほうがいい!と思う理由についてでした。

スポンサーリンク

関連する記事