ショアジギング入門に最適なタックル(ロッド、リール)をコーディネートしてみる

今回は、これから「ショアジギングを始めるぞ!」と入門しようとしている人にオススメできるタックル(ロッド、リール)についてのお話。

ショアジギングへ入門するために、どのロッド、どのリールを買えばいいのか悩んでいる・・・そんな人は、ぜひ参考までに。

メモ

ショアジギング入門にオススメなタックルセッティングについてのお話

ショアジギング初心者はこんなロッドを選ぶべき!

ショアジギングを始めるときに買うべきロッドの特徴をまとめておくね

まず、これからショアジギングを始める人は、ロッドを買う前に「どんな魚を釣りたいか」「どのようなフィールドをメインにするか」を考える必要があります。

例えば、ハマチ(ブリの幼魚)やサゴシ、シオ(カンパチの幼魚)、根魚をメインターゲットにするのと、ブリやヒラマサなどの大型青物をメインターゲットにするのでは、そもそもの考え方が違います。

 

メインとするフィールドも大事な要素で、堤防でやるのか、それともテトラ帯でやるのか、それとも本格的に地磯でショアジギングを楽しむのかで選ぶべきロッドが変わってきます。

メモ

ターゲットにする魚、釣りをする場所でロッド選びが変わる

では、これからショアジギングを始める入門者は「一体どのようなロッドを買うべきなのか?」という点についてまとめておきます。

ここを意識する

  • ライトなターゲットがオススメ
  • 軽くてルアーアクションが付けやすいもの
  • 60gのメタルジグをキャストできるもの
  • 価格は2万円以内が妥当

■ライトなターゲットがオススメ

釣り人である以上「ブリやヒラマサなどの大型青物を釣りたい!」という目標を持っている人は多いと思いますが、そのような大型青物を釣るにはタックルパワーが強く、尚且つそこそこ危険な場所へ釣行しなければいけないケースが多いため、ショアジギング初心者には決して向いているとは言えないのが本音です。

最初はハマチ、サゴシなどの中小型青物を「堤防」で狙うことから始め、徐々にステップアップしていくのがベストですね。

 

ですので、ショアジギング入門にオススメなロッドの硬さは堤防などで扱いやすく、なおかつルアーアクションが付けやすい「MH(ミディアムヘビー)」クラスのロッドがオススメです。

■軽くてルアーアクションが付けやすいもの

最初からロッドの自重があるロッドを使ってしまうと、ロッドアクションが難しくなり、尚且つ凄く疲れてしまうので、下手するとショアジギングそのものが嫌いになってしまう可能性も捨てきれません。

なるべく適度にハリがあり、自重が軽いロッドを使うことでルアーアクションが付けやすく、疲れにくい状況を作り上げることができるので、その辺りも意識しておきましょう。

■60gのメタルジグをキャストできるもの

堤防のショアジギングで使う頻度が高いウエイトは「30g〜60g」ですので、最低でも60g以上のメタルジグをキャストできるロッドをセレクトするようにして下さい。

ただ、潮の流れが驚異的に速いエリア(関西で言うと明石海峡とか)では60gのジグでは底を取れず釣りにならないことがあります。そのようなエリアをメインフィールドとするときは、〜100gまでキャストできるロッドを選んで下さい。

■価格は2万円以内が妥当

「お金なんて湯水のように使えるぜ!」って人は別ですが、僕のように限られたお小遣いの中から釣具代を捻出しなきゃならないアングラーは、2万円以内のロッドが妥当な価格帯です。

上を見れば5万円とか6万円とかの高級ロッドが沢山ありますが、それほど高級なものを買わずとも、2万円クラスのロッドで十分ショアジギングを楽しむことはできますからね。

 

ただし、3000円とかの「安すぎるロッド」は何かしらのトラブルが発生しやすく、まともにショアジギングを楽しむことができない可能性も捨てきれません。

根拠のないボーダーラインではありますが、どれだけ安くても8000円〜程度のロッドを選ぶようにしていたほうが、何かと安心だとは思います。

ショアジギング入門に最適なリールの選び方

ショアジギング入門に最適なリールの選び方をまとめておくね

ショアジギングを始めるときに揃えておきたいリールのスペックですが、番手で言うと(シマノ基準)で4000番〜5000番クラスのリールが一番しっくりくるとは思います。

参考→シマノとダイワでは番手に差がある

6000番以上のリールになると自重も重くなりますし、なにより軽めのロッドとのバランスが悪くなってしまい、操作性が大きく損なわれてしまうことに。

 

ショアジギングに4000番のリールは小さすぎる!と言い張る人もいますし、確かに地磯などでメジロやブリ、ヒラマサクラスの魚を狙うとなれば(リールの)パワー不足が懸念されますが、堤防でライトなショアジギングを楽しむときは、4000番クラスのリールでも十分楽しむことは可能です。

ショアジギング入門で使うべきリールの価格帯ですが、10000円〜25000円程度で見積もっておけば大丈夫です。本音を言えば30000円〜50000円クラスのリールが欲しいところですが、中々手が出ませんよね・・・。

最近のリールは10000円クラスのリールであっても最低限のスペックが備え付けられているので、「とりあえず楽しめればそれでいいや・・・」って人は、低価格帯リールから始めてみるのもありだとは思います。

ショアジギング入門にオススメのロッド

では、上記に沿った条件に合うショアジギングロッドを幾つかセレクトしておきます。

メジャークラフト ソルパラシリーズ

え?この価格帯で本格的なショアジギングロッドが買えるの・・・?と、目が点になりそうなぐらいコストパフォーマンスが高いロッドです。とにかくショアジギングを始めてみたい!って人にオススメなリーズナブルロッド。

メジャークラフト クロステージシリーズ

こちらもメジャークラフトからリリースされているリーズナブルなショアジギングロッド。ソルパラの一つ上のグレードで、僕がショアジギングを始めたときもクロステージから始めました。

とにかくコストパフォーマンスが物凄く高いロッドなので、ショアジギング入門者には最適なロッドではないでしょうか?

シマノ コルトスナイパーBB

我らがシマノからリリースされている、ショアジギング入門モデル。ちなみに僕も所有しています。

参考→コルトスナイパーBBのインプレ

ダイワ ジグキャスター

ダイワからリリースされているショアジギング入門ロッド。シマノ派のあなたはコルトスナイパーBB、ダイワ派のあなたはジグキャスター・・・まぁそんな感じ。

これからショアジギングを始める人にオススメできるリール

これからショアジギングを始める人にオススメできるリールを幾つか紹介しておきます。

バイオマスターSWシリーズ

シマノのSWシリーズは「ソルトウォーター仕様」ということもあり、海での使用に適したリールです。無印のものより剛性が強いこともあり、パワーが必要なショアジギングにうってつけ!

僕も13バイオマスター4000XGを所有し、ライトなショアジギングで使用しています。

ダイワ ヴァデル

ダイワからリリースされているヴァデルは低価格帯リールです。オフショアに最適なリールとして発売されていますが、当然ショアジギングにも流用可能!

ダイワ派で安いリールを探している人に打ってつけのリールです。

■シマノ ストラディック

シマノからリリースされているエントリーモデル。この価格帯で売られているリールの中ではダントツの人気を誇り、もちろんスペック的にも問題なし!

特にライトなショアジギングには使い勝手の良いリールですので、ぜひ手にとって見て下さい。

 

以上、ショアジギング入門に最適なタックルセレクトについてでした。

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