【ショアジギング】ナブラが出たときの釣り方やコツ

ショアジギングを楽しんでいると、時たま遭遇することのある【ナブラ】。ナブラが出ているということは、その場所にターゲットとなる青物がいる可能性が高くなり、もちろん高確率でHITすることになるため、ショアジギンガーにとって、これ以上とないチャンスとなる訳です。

しかし、ナブラが出たときの釣り方やコツを知らなければ、上手く釣果に繋げることができず「ナブラが出たのに1匹も釣れなかった・・・」ということにも成りかねません。

そこで今回は、ショアジギングを楽しんでいるときに、【ナブラが出た!】そんなときの釣り方やコツについて具体的にお話していきますので、どうぞ参考までに。

ナブラ撃ちを極めよう!

ナブラとは?

↑この動画、僕が撮影したハマチのナブラです(動画、削除してしまいました・・・)。このように、表層付近に追い詰められたベイトに青物が狂ったように捕食行動にでている・・・このような現象をひっくるめて【ナブラ】と呼んでます。

ナブラが起きている=青物が活発に捕食しているとなるので、当然ルアーにも好反応を示しますし、もちろん良く釣れてくれます。ナブラが出ているときは、【これ、無限に釣れるんじゃない?】というほど、よく釣れることもあるため、遭遇したときは休む暇もなく、ナブラを撃ち続けちゃいましょう!

ナブラ撃ちの釣り方やコツまとめ

ナブラが出たときはこう攻める!

  1. 表層を集中的に攻める
  2. ナブラより向こうにキャスト
  3. ルアーローテーションが命
  4. ただ巻きだけでも十分
  5. 乗らないときは・・・

表層を集中的に攻める

ナブラが出ているということは、青物は表層付近に追い詰められたベイトを意識し、捕食しています。そのため、中層〜ボトムを攻めるより、表層付近を中心に攻めてやるほうが何かと効率的だし、よく釣れます。

表層〜1mレンジの幅で探っていき、反応があるレンジを集中的に攻める、これで釣れたも同然です。少しでもレンジがズレると目に見えて釣果が落ちることもあるため、メタルジグを沈めすぎないよう上手く操作していきましょう。

ナブラより向こうへキャスト

ナブラ撃ちを実践するときは、可能であればナブラより向こう側へキャストするのが理想的。一番ダメなのは、ナブラ中央に着水することで、ベイトが散ったり青物が警戒したりとろくな事がありません。

ナブラ直撃は避け、ナブラより10m先に飛ばすようなイメージでキャストすることで釣れる可能性はグイっとアップします。場合によっては【お前、ナブラ直撃するなよ!】と他のアングラーと喧嘩になることも考えられるため、「少し届かないな・・・」と思うような距離でナブラしているときは無駄撃ちせず、確実に撃てる範囲に来たときのみ撃つようにするのもアリですね。

ルアーローテーションが命

どれだけナブラ撃ちが「よく釣れる」釣り方だとはいっても、使うルアーがマッチしないことには釣果が下がってしまいます。釣れないことはないけど、他の人と3匹とか5匹以上の差が出る・・・そんなときは思い切ってルアーを変えてみましょう。

例えばメタルジグのサイズを一回り大きくしてみるとか、反対に小さくしてみるとか。そのときのベイトが分かればベイトのサイズにルアーを合わせ、ベイトが分からないときは釣れてるアングラーの使用ルアーを聞いてみるのも一つの手ですね。

 

また、使うメタルジグのカラーによっても反応が変わることがあります。例えば、ピンクには全く反応しないのに「イワシカラー」にだけは反応する・・・ということもあるため、ナブラ撃ちは【反応がなければすぐにルアーやカラーをローテーション】し、青物の反応を垣間見ながら攻めていくことが非常に大事な要素です。

ただ巻きでも十分

ナブラが出ているときは、下手にアクションを付けるよりも「ただ巻き」のほうが反応が良いことがよくあります。それも、ジグが表層を飛び出すレベルの早巻きが有効的。ベイトフィッシュが焦って水面を飛び出している・・・そんなイメージを持ち、ルアーを操作していきましょう。

もちろん、ただ巻きだけでは反応しないこともありますが、個人的な経験上、アレコレ何かしらのロッドアクションを付けるよりも、【ただ巻きのほうが釣れる可能性】も高くなりますし、手返しよくナブラ撃ちを実践することができるので、ぜひそのような認識を持ち、実践してみて下さい。

出るけど乗らないときは・・・

ジグの後ろを青物が追ってきたり、バコン!と水面を割るもののフッキングまでは至らない・・・というときは、「ジグのサイズを小さく」したり、「巻くスピードを遅くする」のが有効的。

 

後、個人的によくするテクニックの一つなのですが、ナブラより10mほど向こう側に飛ばし、周りの人がドン引きするぐらい速くリトリーブする。そして、ここだ!!と思ったところでピタ!っとストップを入れ、5秒ほどフォールを入れる。

こうすることで、後を追ってきていた青物がたまらず口を使ってくれることが多いので、後はバシ!っとフッキングしてやるだけ。このやり方、ナブラ撃ちでは凄く有効的な方法なので、ぜひお試しあれ。

メモ

アレコレ試行錯誤しながらナブラ撃ちを行い、1匹ずつ確実に取っていこう!

以上、ショアジギングにおける「ナブラ撃ち」に関するアレコレでした。

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