このページでは、「これからショアジギングを始めてみたい!」って人に向けて、最初に知っておいたほうが良いアレコレについて、色々書いていきたいと思います。

意外とお金がかかる

他の釣りでもそうですが、僕の経験上、【ショアジギングは凄くお金のかかる釣り】だと思ってます。大型青物がHITしても安心できるほどのロッドやリールは高価ですし、ライン一つでも5000円とか6000円かかっちゃいます。
タモもいるし、ライフジャケットいるし、フィッシュグリップもいるし・・・と道具を揃えている内に、軽く10万円以上使っちゃった・・・ってことは良くある話ですからね、ほんと恐ろしい。
また、交通費も半端ないです。僕は大阪在住で、大阪にもショアジギングを楽しめるフィールドは沢山あるのですが、やはり和歌山南部(南紀)や淡路島まで大物を求め釣行する機会が増え、結果として交通費が嵩んでしまいます。
1回の釣行でガソリン、高速代を合わせると軽く1万円を超えますし、(南紀であれば)往復6時間ぐらいかかるので、時間的なロスも凄く多くなっちゃいます。近所に大物が狙えるフィールドがあるならまだしも、僕のように遠征しなきゃショアジギングを楽しめない・・・って人は、交通費による金銭的ロスが大きくなることも考慮しておくべきです。
疲労感が凄い

ショアジギングは自重のあるロッドに自重のあるリールを使う機会が多くなるので、感じる疲労感が他の釣りとは比べ物になりません。重たいタックルを一日中シャクリ倒すことだってあるので、思っている以上に【疲れる】釣りだと認識しておいたほうが良いでしょう。
始めてショアジギングに出かけた次の日は筋肉痛になる人も多いですからね、それぐらいハードな釣りってことです。
また、堤防やサーフでのショアジギングであればまだしも、地磯で本格的なショアジギングを楽しむ場合、地磯へのアクセスでの疲労感も半端ないです。地磯へのアクセスは道なき道を進んだり、場合によっては命がけで崖を下ることもありますからね。
しかも往復2時間かかる・・・ってことも珍しいことではありません。
思ってる以上に釣れない

YouTubeなどでショアジギング関連の動画を見てると「いとも簡単に青物がバンバン釣れてる」イメージが湧きますが、実際はそんなことありません。もちろん、時と場合によっては爆釣モードに入ることもありますが、基本的には【それほど釣れることがない釣り】と認識しておいたほうが、始める前と始めた後の精神的ダメージを少なく済ますことができます。
ほんと、10時間やって一回もアタリがなかった・・・ってこともありますからね。
特に青物メインにショアジギングを楽しむ場合、どうしても「回遊待ち」の釣りを強いられます。ということは必然的に「青物が回遊してこなければ釣れることはない」ので、時期と場所を間違うと高確率でボウズ(1匹も釣れないこと)を食らっちゃうことになります。
人が多い
最近はショアジギングが凄く人気で、特にメジャーフィールドともなると「週末は人、人、人で入るスペースがない」ってことがよくあります。ほんと、隣の人と1m間隔で釣りをしなきゃならないことがあるから、キャストをミスるとお祭り騒ぎ(他の人とラインが絡まること)になり、人によっては喧嘩腰にキレられることも少なくありません。
人が多いということは、その数だけトラブルの火種も多くなりますので、特にキャストに慣れていない初心者の方は、メジャーフィールドは避け、人が少ないマイナーな場所でショアジギングを楽しむことをオススメします。
以上、これからショアジギングを始める人に知ってもらいたいアレコレでした!
ショアジギングは楽しいよ!