ショアジギングで【ボウズ】を喰らわないために意識しておきたいことまとめ

今回は、ショアジギングで一匹も魚が釣れない所謂【ボウズ】を喰らわないために意識しておきたいことについてのお話。特に何も考えず釣行するのと、アレコレ考え釣行するのとでは釣果に物凄く大きな差が出ますので、とにかく一匹でもいいから釣りたい・・・って人は、どうぞ参考までに。

せめて一匹ぐらいは釣りたいよね

ショアジギングはボウズが多くなる釣りだと認識しておこう

そもそも青物をメインターゲットに釣行するショアジギングは、基本的に【ボウズになることが多い釣り】だと認識しているほうが良いです。5回に一回でも釣れればいいや・・・ぐらいの感覚でいれば一度や二度のボウズでへこたれることはないですからね。

実際、どれだけショアジギングが上手な人であっても、どれだけ良い道具を使おうとも、その場所へ青物の回遊がなければ釣れることはありませんからね、最終的には青物の動きに身を任せる感じになるんですよ、どうしても。

 

反面、青物が大規模に回遊してきたときにはキャストするたびにHITするような所謂「入れパク」状態になることもあります。多いときだけ1釣行で10匹以上の青物をが釣れることもありますからね。

釣れないときは全く釣れないけど、釣れるときはめっちゃ釣れる釣り、ショアジギングって釣りはそんな感じです。

メモ

ショアジギングはボウズ覚悟で挑んだほうが良い

釣れている場所に行くことが一番重要

名称未設定のデザイン (2)

ショアジギングで安定した青物の釣果を伸ばすためには、「青物が回遊してくる確立の高い場所選び」が欠かせません。

場所選びをミスればボウズになる確立がグンと高くなってしまいますからね、事前に釣具屋さんやネットから情報収集し、青物の釣果が上がっている場所へ釣行するようにしましょう。

 

ただし、青物は一定の場所へ留まることなく回遊する傾向にあるので、昨日釣れていたからといって今日釣れるとは限りません。

単発ではなく連日青物の釣果が上がっているとか、毎年のパターンとして青物の回遊があるとか。そのようなエリアをピンポイントで狙い釣行するのがショアジギングで釣果を伸ばすためのキーポイントとなります。

青物の接岸はベイトの有無によって大きく変わる

エサがない場所に青物は集まってこないよ

ハマチやヒラマサなどの中大型青物は、広い海を「エサとなるベイトフィッシュ」を探しながら回遊しています。そのため、エサとなるベイトがいない場所には青物が寄り付かない傾向にあるので、そのことをしっかりと頭に叩き込んでおくべきです。

ベイトフィッシュの接岸がなければ青物の接岸はあり得ない、そんな感じ。

 

例えば、サビキの釣果で青物のメインベイトとなるイワシや小サバが大量に釣れており、尚且つ青物が回遊してくる条件が揃っている場所(潮通しが良いなど)であれば、そのベイトフィッシュを追って中大型青物が接岸してくる可能性が非常に高くなります。

また、海の上を沢山の鳥が飛んでいるときは、鳥のエサとなるイワシの群れなどが入っている可能性が高くなり、結果として青物の回遊も望めるということになりますので、一つの指標として「鳥」の存在も確認しておきましょう。

メモ

ベイトフィッシュなしで青物は語れない

潮通しの良いポイントをセレクトしよう

潮通しが良い場所は青物の回遊が期待できる

100%だと言い切ることはできませんが、青物は基本的に【そこそこ水深があり潮の流れが良い場所】を回遊してくる傾向にあります。潮の流れが悪く水深が浅すぎる奥まった場所まで青物が回遊してくることは稀なので、その辺りを意識した上で釣行することをオススメします。

例えば、外海に面した堤防やテトラ帯、突き出た岬にある地磯なんかは青物狙いのショアジギングでは一級ポイントと成り得ますので、ぜひ探してみて下さい。

 

このような潮通しの良いフィールドでは、青物だけではなくシーバスやロックフィッシュなどの魚影が濃く、青物以外にも沢山の魚を釣り上げ楽しむことができます。

個人的によくいく和歌山のフィールドなんて、ハマチ狙いのショアジギングでカジキがHITしたりもしますからね、夢が広がります(キャッチ率は物凄く低いですが・・・)

メモ

なるべく潮通しの良いフィールドをセレクトしよう

地域特有の「釣れる時期」を把握しておこう

どのような釣りでもそうですが、季節や地域によってショアジギングを楽しめる時期が変わってきます。例えば関西では秋が良いのに、関東では春のほうが良い・・・みたいな感じです。

地域によって青物が回遊してくる時期は異なりますので正確な情報を提供することはできませんが、ショアジギングのメインシーズンは【夏〜秋】となっており、特に秋の季節は大量のベイトフィッシュが接岸してくることもあり、それに伴い青物の回遊も良く見られますので、ショアジギングに最も適した時期であることは間違いありません。

 

この辺りは地域性によって異なる部分ですので、通年の青物釣果を確認してみたり、ショアジギングに精通している上級アングラーに聞いてみたり、釣具屋さんで情報収集してみたり、釣れる時期を把握しショアジギングでのボウズを回避するためにできることは沢山あるはずです。

言わずとも「青物が釣れる時期」を外してしまうと閑古鳥が鳴くかの如く【全く釣れない・・・】ってことになりますのでご注意を。

メモ

ショアジギングを楽しめる時期を把握し、ベストシーズンに釣行することでボウズリスクを極端に低くすることができる

ルアーの引き出しは多ければ多いほど良い

沢山のルアー

ショアジギングでボウズを逃れるためには、「より沢山のルアー」を揃えておいたほうが良いです。やはり、日によって当たりルアー、ハズレルアーが出てきますからね、引き出しを多く持っていたほうが何かと捗ります。

例えばメタルジグをウエイト別で沢山持っていたり(10g変わるだけで嘘のように反応が変わることがある)、沢山のカラーを持っておくのも一つの戦略ですね。

 

後は、メタルジグ以外にミノーやダイビングペンシル、ポッパーなどのプラグを揃えておくこともショアジギングでボウズを逃れるために必要な手段です。

特に光量が少なくなる朝まずめや夕まずめの時間帯は魚が表層を意識していることが多く、メタルジグよりダイビングペンシルやポッパーなどのトップウォーターのほうが良く釣れる傾向にありますので、できれば用意しておきましょう。

メモ

沢山の武器(ルアー)を持ち、戦い(ショアジギング)に挑もう

ジギングサビキは最高のボウズ逃れアイテム

あくまで最終手段ではありますが、メタルジグ単体ではどうしても食いが渋い・・・と感じたときは、ボウズ逃れとして「ジギングサビキ」をキャストしてみるのも一つの手です。

サビキの下にメタルジグを取り付け、後はキャストしジャカジャカやるだけで色々な魚が楽しませてくれます。アジとかメバルとかサバとか、比較的サイズの小さい魚メインとはなりますが、何も釣れないよりはマシでしょう。

 

ショアジギング上級アングラーの中には【ジギングサビキは邪道】と言う人もいますし、個人的にも最終手段的使い方をするアイテムではありますが、バッグの中に一つ忍ばせておくだけでも「もしものときのボウズ逃れ」として難を逃れることができるので、ゲットしておくのもありっちゃアリですね。

以上、ショアジギングでボウズを喰らわないために意識しておきたいことまとめでした。

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