このページでは、ショアジギングを楽しめる「場所」についてと、釣れるポイントを探し出すための具体的なテクニックについてお話していきます。特に、青物をメインターゲットにショアジギングを楽しむ場合、【場所選び】が釣果を分ける重要なキーポイントとなりますので、色々考慮しつつ、釣行場所を決めましょう。

目次
ショアジギングを楽しめる場所はここだ!

青物は広い海を常に回遊している魚だから、例えば湾奥にある小じんまりとした漁港でなんとなくショアジギングを楽しんだところで、釣果に恵まれないことが多いよ!
ショアジギングを楽しめる場所は「潮通しが良い、水深がそこそこある」ってのが大前提だから、それを踏まえた場所選びが重要だよ!例えば・・・
- 急深なサーフ
- 潮通しの良い堤防
- 外海に面してるテトラ帯
- 水深がそこそこある地磯
急に深くなってるサーフ
ブリやカンパチなどの青物は遥か沖を回遊しているイメージが強いから、「サーフでショアジギングを楽しむ」ということに違和感を感じる人も多いと思うけど、条件さえ揃えば「足場良し、良く釣れる、場所取りに困らない」、サーフでの釣りはメリット盛りだくさんです。
ただし、どんなサーフでも良い訳ではなく、青物が回遊してくる「ある程度水深がある」「ベイトフィッシュが多い」「潮通し抜群」などの条件を満たしていることが絶対条件。
例えば、100m先まで歩いていけるような遠浅のサーフは不向きで、足元から10m先で急に深くなっているような急深サーフは抜群に向いている。こんな感じ。
潮通しの良い堤防
日本には沢山の堤防が作られていますが、青物が回遊してくる条件を満たした堤防であれば、思わぬところで青物が爆釣することだってありえます。ほんと、週末になるとサビキ釣りのファミリーフィッシングで盛り上がってるような堤防で、ブリが釣れることだってありますからね。
ただし、やはり潮通しが良い、ベイトフィッシュが豊富などといった条件付きであることは間違いありませんので、がむしゃらに堤防へショアジギングを楽しみに行ってもジリ貧になること間違いなしなので、その点は注意して下さい。
外海に面してるテトラ帯
例えば都市部で言うと、埋立地の外海側にあるテトラ帯はショアジギングに適していることが多いです。僕が住む大阪にもそのような場所があり、水深は5m程度とそれほど深くない場所なのに、潮通しが良くベイトフィッシュが大量に接岸することから、例年「ブリ」が釣れるテトラ帯があります。
ただし、テトラ帯は足場が悪く初心者向けではないので、最初はサーフや堤防からのショアジギングから始め、慣れてきたと同時にテトラ帯への釣行に挑戦してみることをオススメします。
水深がそこそこある地磯
アクセスが悪く足元も悪い「地磯」ですが、ブリやヒラマサ、カンパチなどの大物メインで釣行するショアジギンガーにとっては聖地とも言えるポイントです。
ただし、あまりに水深が浅い地磯であったり、岩礁帯が険しすぎてキャストすることもままならない地磯だったり。このような地磯では釣りにならないことが多いので、乗る地磯選びには注意して下さい。
また、地磯での釣行は常に危険が伴いないます。地磯へアクセスするときに崖を降らなければならなかったり、毒虫やツキノワグマに遭遇するリスクもあります。地磯への単独釣行は止め、慣れたベテランアングラーと同行させてもらうようにし、少しでもリスクを減らすことを意識するのがベストです。
場所を探すときに僕がやってる方法を具体的に紹介

ショアジギングを楽しむ場所を探すときに僕がやってる方法を具体的に紹介していくから、ぜひ参考にしてみてね!
- 釣果情報は常にチェック
- Google Mapsを活用する
- 足で情報を稼ぐ
釣果情報は常にチェックする
釣り師としては当然の行動ですが、釣果を安定させたいのであれば「常日頃からの釣果チェック」を怠らないほうが良いです。例えば馴染みの釣具店で情報収集したり、インターネットで釣果情報を探してみたり。できることは色々あるはずです。
特に青物の場合、「回遊してこないと釣れない」という絶対条件が付きまとうので、例えば◯◯堤防でハマチが釣れだしたみたいだよ!みたいな情報に対しては、強めのアンテナをピンピンに張っておくべきです。
青物をメインターゲットにショアジギングを楽しむ場合、「釣果情報が命運を分ける」と言っても決して大袈裟ではありませんので、空き時間にでも、釣果情報をチェックする習慣をつけることが理想的です。
Google Mapsを活用する
便利な時代になったもので、スマートフォン1つあれば「世界中の地図」をすぐに見ることができます。図ではなく航空写真でリアルな映像を観覧することもできるので、Google Mapsさえあれば釣り場を探すことは容易です。
Google Mapsアプリで航空写真を見るには、左上にある三のようなマークをタップした後、「航空写真」へチェックを入れてやることで切り替えることができます。
GoogleMapで海岸線を見ていき、「ここいいなー」って場所に星マークを付け、次の項目へ進んで下さい。
足で情報を稼ぐ
僕の場合、GoogleMapで良さげな場所をピックアップし、下見を兼ねた釣行へ出かけることが多いです。そこでチェックするのは「釣り人の有無」「釣れているかどうか」「安全面の確認」です。
GoogleMapで探し出した場所に足を運び、まず確認するのが「釣り人の有無」です。釣れそうな場所なのに人が一人もいないような場所は「釣りに向いていない場所」である可能性が高いので保留。もし釣り人がいれば「釣れていますかー?」と声をかけ、常連らしき人であればアレコレ教えてもらうようにしてます。「ここで青物は釣れますか?」的な感じ。
最後に気にかけるのは「安全面」の確認です。足場は良いか、もし海に落ちても上がってこれるか、釣り場へのアクセスに危険はないか・・・など。特に僕のように単独釣行が多い人ほど、安全面に対する意識は強く持つことをオススメします。
後は「ここはいけそう!」ってポイントと出会えればとりあえず竿を出し、3時間ほどショアジギングを楽しむようにしています。まぁこんな感じ。
以上、ショアジギングを楽しめる場所と、ポイントの探し方についてでした。
青物の回遊がない場所でどれだけやっても、いないもんは釣れないからね