今回は、ジャクソンからリリースされている「うにょうにょ」についてのお話。主にバチ抜けパターンで活躍すること間違いなしなルアーですので、うにょうにょが気になって気になって仕方ない・・・って人はぜひご一読を。

「うにょうにょ」は名作【にょろにょろ】の魂を引き継いだソフトマテリアルなルアー

ジャクソンのバチ抜けルアーと言えば「にょろにょろ」があまりにも有名ですが、【うにょうにょ】はそのにょろにょろの魂を引き継いだソフトマテリアルなルアーであり、にょろにょろと組み合わせて使うことでこれまで以上の釣果を望むことができるようになります。
スペック的にはこんな感じ。(スマホでは横にスクロールできます)
サイズ | ウエイト | タイプ | |
---|---|---|---|
うにょうにょ | 90mm | 9g | シンキング |
にょろにょろと比べてサイズやウエイトが一回り小さくなっているイメージですね、ベイトとなるバチのサイズが小さいときや、シーバスの活性が低い状況下で活躍しそうです。

↑パッケージ裏はこんな感じ。

↑替え用のスペアが2本ついていますので、ソフトマテリアルの弱点である「痛みやすさ」をカバーできますね、複数のカラーを揃えておき、ローテーションしながら使うのもアリ。

↑フックはトレブルフックが1つだけ。フッキング面が少し心配ですね、シングルフックにカスタムするのもアリかも

↑フックは埋め込まれているだけなので簡単に着脱できます。

↑フックを外せばこんな感じ。

↑うにょうにょは指で軽く摘むだけで折り曲がるほどは柔らかい素材でできています。
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案外飛距離も伸びる

飛距離面は心配なし
本家にょろにょろに比べ【うにょうにょ】はソフトマテリアルな素材でできているため「飛距離面が不安・・・」と感じていましたが、実際投げてみると9gとは思えないほどの飛距離を稼ぐことができました。
やはりボディがスリムなため空気抵抗を減らしやすく、ワーム素材とは思えないほどの飛距離を稼げるのですね、実用には十分過ぎるほどの距離を稼ぐことができるので、その辺りは心配無用です。
ちなみに、リールは(シマノ)2500番、ロッドはMLシーバスロッド、ラインは0.8号を使用しましたので参考までに。
うにょうにょの飛距離は十分実用範囲内
バチパターンに最適
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ジャクソン【うにょうにょ】は、そのシルエットとにょろにょろと同じく最高のローリングアクションを備えていますので、やはり「バチパターン」で使うことに意味があるルアーだとは思います。
バチをメインベイトとしているシーバスはミノーやバイブレーションへの反応が凄く悪くなり、うにょうにょのようなシンキングペンシルにしか反応しなくなってますからね、バチの動きに似たローリングアクションはバチ抜け時期のシーバスゲームにピッタリです。
バチ抜けパターンは使用するルアーさえ選べば【一年で最もシーバスが簡単に釣れるパターン】と言っても過言ではありませんので、ぜひ「うにょうにょ」を使い、沢山のシーバスをゲットしちゃいましょう。
ちなみに、うにょうにょは「バチ専用ルアー」という訳でもなく、状況によってはシラスパターン、サヨリパターンなんかでも使えるルアーですので、認識としては【通年使えるルアー】という考えでオッケーです。
バチパターンのシーバスゲームは難易度低め
うにょうにょの使い方と実際に使ってみたインプレ

ジャクソン「うにょうにょ」のインプレッション!
自宅近くの水路にシーバス(セイゴサイズ)が沸いていたので、興味本位で「うにょうにょ」を投げてみると、面白いようにバイトが出て、結果として20分ほどで30cmほどのシーバスが3匹も釣れてくれました。
試しににょろにょろも投げてみましたが、こちらも同様にシーバスの反応がよく、にょろにょろ、うにょうにょ共に【バチを意識しているシーバスには劇的に効く】ルアーであることが分かりますね。ちなみにバイブレーションも投げてみましたが、もちろんフル無視です。
先程もお話したように「飛距離面」で見ても不満に感じることはありませんでしたし、アクションに関してもにょろにょろ譲りのローリングアクションがしっかりバチや水面を泳ぐベイトフィッシュを演出してくれるので問題なし。
ただ一つ感じた欠点を挙げるとすれば、やはりソフトマテリアルということが要因の「素材の弱さ(脆さ)」が気になりました。まぁスペアが2つついているのでそれほど問題視することではありませんが、ワームの付け替えが面倒だ・・・って人は、うにょうにょではなく「にょろにょろ」を使ったほうがいいんじゃないかなー?とは思います。
うにょうにょの使い方ですが、基本的には【投げて巻く】だけでオッケーです。意識しておくべき事項としては、リトリーブ(巻き)スピード、狙うべきレンジ、この2つ。
リトリーブスピードは(基本的に)1秒間にハンドル一回転ほどを基準とし、後はシーバスの活性に合わせて速く巻いてみたり、ゆーっくり巻いてみたり、その日の状況を見ながら調整するのが釣果を伸ばすキーポイントです。
狙うべきレンジですが・・・

ロッドを立てることで表層を引波立てながら引いてくることができるので、バチが水面を漂っているときや、アピールを高めたいときはこの方法を取りましょう。

反対にロッドを寝かすことで「表層直下」をウネウネとしたアクションで引いてくることができるので、引波を立てたくないときはロッドを寝かしながらリーリングしていきましょう。
個人的には、3投〜5投程度の間隔で表層、表層直下を順番に攻め、シーバスの反応が良いレンジを探るようにしていますので、最初の一匹が釣れるまではパターンを探るべく、レンジを微調整していくことをオススメします。
以上、ジャクソン「うにょうにょ」の使い方に関するインプレ記事でした。
うにょうにょはバチパターンに最適