日本は世界各国と比べると【治安がいい国】とされてますが、残念なことに盗難などの(比較的)軽微な犯罪は増加傾向にあるようです。
釣りに関しても例外ではなく、釣行中にロッド、リール、ルアーなどのタックルを盗まれてしまう被害が多発してます。ある日突然あなたが被害に合う可能性も十分考えられるので、注意して下さい。
このページでは僕も実戦している【釣り場で盗難に合わないための対策方法】を書いていくので、ぜひ参考にして頂ければと思います。

目次
僕もクーラーBOXを盗まれたことがある
幸いなことにロッドやリールなど、タックルに関する盗難被害に合ったことはないのですが、(つい3ヶ月ほど前に)クーラーBOXを盗まれる・・・という何とも腹が立つ盗難被害にあってしまいました。
5000円ぐらいの比較的安いクーラーBOXだったので(気持ち的には)マシだったし、まぁ仕方ないかと諦めがつきましたが、ほんとムカつきますよね。泥棒なんてクズな行為をするアホは◯んだらいいのにね、マジで。
僕の友人には【ロッドとリールを丸ごとパクられた】とか、【ルアーケースを盗まれた・・・】とか、金額的に笑えない額の盗難被害にあった人も沢山います。
犯罪に対する自己防衛意識の低い日本にも、周りを見渡せば身近に盗難をするようなクズ犯罪者どもは沢山いますので、ほんと気をつけて下さいね。ひょっとするとあなたの後ろにも・・・
釣り中、盗難に合わないために行うべき対策方法
- なるべく近くにおいておく
- 置き竿はしない
- 先入観を捨てる
- 近くのアングラーを味方につける
残念なことにタックルの盗難被害を100%防ぐ魔法のような方法は今のところ存在していないのですが、盗難被害にあう可能性をできる限り0に近づけるための対策方法がいくつかあるので紹介します。
まぁここまでやっても盗られるときは盗られちゃうんですが、何もやらないよりは圧倒的にマシだと思うので、ぜひ参考までに。
なるべく近くに置いておく
僕がクーラーBOXを盗まれたときは、自分が釣りをしてる位置から100mほど離れた場所に置いていました。【危機管理能力が足りないんじゃない?】と言われればそれまでですが、まさか魚の入ったクーラーを盗むアホがいるなんて思いませんからね。
もしかしたら猫かも・・・。いや、泥棒をするようなアホと比べると猫が可哀想か・・・
テトラ帯での釣りなど、どうしても近くに置いとけない場面も沢山あるでしょうが、なるべく目の届く近い範囲に道具を置いておくことで盗難リスクを大幅に下げることはできますので、その辺りは強く意識しているほうがいいですね。
さすがに持ち主の近くにある道具を盗るような泥棒は稀でしょうからね、はい。
置き竿はしない
餌釣り師さんの中には複数のロッドを置き竿にし、魚のアタリを今か今かと待ち構えている人もいると思いますが、置き竿は盗難リスクがほんと高いので注意して下さい。
仕掛けのついた竿を盗むやつなんていないだろ・・・と思うでしょうが、仕掛けなんてハサミがあれば一瞬で切り離すことができますからね。
ちょっと目を離していた隙きに1本盗まれていた・・・なんてことにならないためにも、置き竿をするときはなるべく目を離さず、泥棒に対して隙きを見せない心構えが重要ですね。
また、置き竿で場所取りをしてると【邪魔だこのさおぉぉぉぉ】と海にタックルごとドボンされるケースも少なからずあるようですのでご注意を。
泥棒なんていない・・・という先入観を捨てる
僕がクーラーBOXの盗難被害にあったときは、「まさかクーラーBOXを盗るやつなんてこの世にいないだろ」「ここは世界有数の平和な国だし、泥棒なんていないだろ」とか。
とにかく「自分は大丈夫」という謎の先入観を持ってしまっていたため、盗難というほんとムカつく被害に巻き込まれてしまいました。
【泥棒なんていない】【自分は大丈夫】と思っていると、どうしても隙はできるし、泥棒からしても「しめしめ、こいつからは簡単に盗めるな・・・」と思われてしまいます。
自分の中にある勝手な先入観を取り除くだけでも盗難被害にあうリスクを最小限に抑えることができると思うので、その辺りを徹底して頂ければと思います。
トイレに行くときは近くのアングラーに見張りを頼む
僕が釣行するときは、なるべく隣や近くで釣りをしているアングラーと仲良くなり、車に道具を取りに行ったり、トイレに行くなど、タックルから目を離さなければいけないときは【見張り】をお願いするようにしています。
もちろん、その方がトイレに行くときは僕が責任を持って監視させて頂いております。
もちろん、隣で釣りをしているアングラーが泥棒である可能性もあるでしょうが、確率で言えばすっごく小さいものですし、隣にアングラーがいるような人気フィールドでは両隣に釣り人がいることがほとんどです。
両隣にいる釣り人2人が泥棒なら諦めるしかないですが、まぁそんなことは稀でしょう。w
仲良くなることで釣りに関する情報交換をすることもできますし、場合によっては友達になり、今後の人生に欠かせない人物になる可能性だってある訳です。
現に僕も、たまたま隣でただ釣りをしていただけの関係性から、10年以上もの付き合いになっている友人が5人ほどいます。出会いってどこに転がっているか分からないものなので、まぁそんな感じ。
万が一盗難にあったときにするべき行動
- まず110番
- 周辺を探してみる
- 犯人は取り押さえない
どれだけ盗難に対する危機管理を徹底していても、やられるときはやられてしまうでしょう。万が一盗難にあってしまったときにするべき行動をまとめておくので、一応参考までに。
まず110番
釣り道具が盗まれた・・・となった場合、まず優先的にするべきことは【110番】に電話をかけること。自分一人でアタフタしても何も始まらないので、国家権力の力を借りるようにしましょう。
盗難被害にあったときは【ほんとに盗まれたのから?】【勘違いじゃないか?】とか、とにかく警察を呼ぶまでの初動が遅くなりがちになるようですが、その無駄な時間を過ごしてる間にも、犯人は遠くへ遠くへ移動している訳です。
捜査までに時間が遅くなればなるほど犯人逮捕の可能性が低くなってしまうので、盗難被害にあったと感じたときは、とにかく1秒でも早く警察を呼ぶようにしておきましょう。
周辺を探してみる
110番した後は、自分の足で周辺を探してみるのもありですね。犯人を見つけることができるかもしれませんし、他の人から有力な情報を得られる可能性だってあります。
釣具の盗難にあったときは、泥棒の車に道具を積まれるまでが勝負です。一度車に積まれてしまうともうどうしようもありませんので、早急な行動が良い結果に結びつくこともあるでしょう。
犯人を見つけても取り押さえない
仮に犯人を見つけたとしても、自分の手で取り押さえることは止めておいたほうが良いでしょう。どれだけ見た目がモヤシみたいなヒョロヒョロで弱そうな泥棒であっても、ナイフなどの武器を持っていないとは限りません。
下手すりゃ命に関わるような怪我をさせられる可能性もあるので、どれだけ腕に自信があろうとも警察が来るまでは手を出さないようにしたほうが良いですね。
犯人の写真を撮ったり、車のナンバーを抑えたり。取り押さえる以外にもできることは沢山あるはずです。犯人逮捕は国家権力に任せ、あくまでサポート役として何かしらの行動を取るようにしておきましょう。
以上、釣り場での盗難対策についてでした。
泥棒って最低だよね。人の大事なものを何食わぬ顔で持ち帰る・・・まさに鬼畜。