今回は「テトラ帯(波消しブロック帯)」で釣りをするときに潜んでいる危険性や、それに伴う注意点について色々お話していきます。舐めてかかると大怪我することもあるし、最悪のケースだと死亡事故に繋がることもあるから、ほんと気をつけて下さいね。

目次
テトラ帯で釣りをするときに考えられる危険と、注意しておくべきこと

テトラ帯で釣りをするときの色々をまとめておくね
- 転倒する
- 落水する
- 隙間に落ちる
- 下のほうはめちゃ滑る
- 道具を落とす
- テトラでの装備品
転倒する
どんな釣り場でも「転倒」する危険性はありますが、テトラ帯での釣りは足元が悪く、特に夜間の釣りは足元が見えにくくなるため、転倒リスクが大きくなってしまいます。
更に、テトラ帯での転倒事故は、硬いブロックに頭をぶつける確立が高いですし、高く積み上げられたテトラの隙間へ転落してしまうと、命に関わる怪我に繋がることだってあります。
実は僕もテトラ帯で転倒したことがあるんですが、ロッドとタモ網を両手で持っていたこともあり、顔面からテトラへ突っ込むような形で頭をぶつけてしまったことがあります。幸い怪我は大したことなかったのですが(頭から血が流れてましたが。笑)、両手に持っていたロッドとタモ網がバッキバッキに壊れてしまい、立ち直るまでに3週間はかかりましたね。
ほんと辛かった。
落水する
テトラ帯で(どんな場所でもですが)釣りをしていて一番気をつけて貰いたいのが、「海への落水」です。テトラが積み上げられている場所は足元から水深があるケースが多いですし、なにより怖いのが「テトラの間に吸い込まれる」こと。
テトラに向かって波が留まることなく打ち寄せてきますからね、人間如き、すぐ吸い込まれてしまいます。しかも、一度吸い込まれてしまえば人一人の力ではどうにもこうにも脱出することなんてできませんから、ほんと恐ろしいです。
実際過去にもテトラに吸い込まれて死亡事故に繋がったケースが幾つかありますので、他人事とは思わず、気をつけるようにして下さい。
テトラの隙間に落ちる
テトラは構造上どうしても「隙間」ができてしまいます。物によっては人がすっぽり入ってしまうほどの隙間が空いていますので、その隙間へ落ちないよう注意する必要があります。
特に高さのあるテトラの隙間へ転落してしまうと、自力では上がってこれませんし、運悪くそのまま海へ転落してしまうと、前項で書いたように脱出不可能な状況に陥ってしまいます。考えただけで恐ろしい・・・。
下のほうはめっちゃ滑る
テトラ帯で釣りをするときは、積み重なってるテトラの下段に釣り座を作ることが多くなると思うけど、下のほうに行けば行くほど足元が濡れてることが多くなり、結果として「めっちゃ滑る」ようになります。
下段で滑り転倒すると落水するリスクが増えてしまいますからね、気をつけたいところです。テトラで釣りを楽しむときは滑りにくい靴で釣行するようにし、間違ってもスリッパやクロックスなどでは行かないようにして下さいね(よく見かけます)
道具を落とす
テトラ帯での釣りで一番多い事故がこれ。まぁ怪我をすることを考えれば大したことではないんだけど、大事な道具をテトラの隙間に落としてしまうとほぼ回収不可能なので、大事な道具ほどバックに固定しておくなど、何かしらの対策が必要不可欠です。
特にプライヤーとかフィッシュグリップとか、ルアーとかスナップとか、とにかく小さい道具を落としてしまうことが多いのでご注意を。僕に関して言えば一ヶ月に一個は何かしらの道具を落としてますからね、ほんと悲しい。
テトラで釣りをするときの装備アイテム
- 滑らない靴
- 帽子(転倒時の保護になる)
- ライフジャケット
- ヘッドライト
以上、テトラ帯で釣りをするときの危険性や注意点についてでした。
安全第一