今回は、ガシラやハタ類などのロックフィッシュを「テキサスリグ」で狙うときのお話。
「テキサスリグで根魚を狙うときはどのような動かし方をすればいいの?」と聞かれることが多いので、テキサスリグのアクション方法を図解付きで詳しく解説していこうと思います。

テキサスリグはこう動かす!アクション方法まとめ
テキサスリグの動かし方
- リフト&フォール
- ジャカジャカフォール
- ボトムバンピング
- ズル引き
個人的に、ロックフィッシュ狙いのテキサスリグで使うアクション方法は上記4つです。特に「ジャカジャカフォール」「リフト&フォール」はよく使うテクニックなので、ぜひ会得しておいて下さいね!
では、ロックフィッシュ狙いでテキサスリグを使うときの動かし方を一つずつ詳しくお話していきます。
4つ全ての動かし方を覚えておこう!
リフト&フォールのやり方

※大人の事情で、図解はテキサスリグではなく「ジグヘッドリグ」のイラストを使用しています
テキサスリグで最もポピュラーな動かし方がこの「リフト&フォール」です。文字通りルアーをリフトさせてからフォールさせるアクションであり、主にフォール中にバイトが出ることが多いですね。
根魚は「上から落ちてくるものに興味を示す」という性質を持っているので、リフトでルアーをアピールし、フォールで食わす・・・イメージとしてはこんな感じです。
リフト&フォールの動かし方ですが、ルアーを(確実に)ボトムへ着底させ、その後「ルアーを1mほど浮かすイメージ(浮かす距離は徐々に調整していきましょう)」でロッドを上に煽ります。
その後、リフトの頂点でロッドを止めて「カーブフォール」させるか、もしくはラインテンションを抜き「フリーフォール」させる。フォール方法は魚の反応を見つつ使い分けて検証していくのがベストです。
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ジャカジャカフォール

リフト&フォールは一度のロッドアクションでルアーを浮かす動かし方ですが、「ジャカジャカフォール」はロッドを小刻みに2回〜3回動かし、ルアーをジャカジャカと動かしながらリフトしていくテクニックとなります。
こうすることでアピール力がより強くなり、ロックフィッシュからの視線を集めやすくなる・・・という理屈ですね。ボトムワインド的なテクニックであり、個人的にはテキサスリグで一番多用しているテクニックでもあります。
ジャカジャカと素早くアクションさせるのがコツ
ボトムバンピング

文字通り「ボトムをバンプさせる」動かし方です。リフト&フォールのように大きく浮かせることはせず、【ボトムをピョンピョンと跳ねるような動き】で誘うイメージですね。
アピール力が少ない分、遠くにいる魚を集めてくることはできませんが、【ここに根魚がいる】という場所へピンポイントに落とし込むときには超効果的な方法なので、ぜひやってみて下さい。
ロッドアクションは控えめにチョン、チョン、とルアーを少しだけ浮かすような動きを2秒に一度ほど行い、たまにステイを入れてやるとなお効果的です。
ルアーを浮かせすぎないことをイメージしよう
ボトムズル引き

特にアクションを加えることなく単純に「ボトムをズルズル引いてくる」動かし方になります。テキサスリグだと針先がワームの中に入り込んでる都合上、根掛かりリスクを大きく抑えられるので果敢にボトムを攻めることが可能。
ただし、根の荒い場所でやるとほぼ100%の確立で根掛かりしますので、ボトムズル引きテクニックを使うときは砂地に所々根が点在するエリアをオススメします。
やり方は簡単で、ルアーをボトムまで沈め、後は手元にズルズルと引きずっている感覚が伝わってくるぐらいのリトリーブスピードでゆっくり巻いてくるだけ。たまに食わせのタイミングとしてステイを入れてやるのも効果的です。
ズル引きの途中でボトムバンピングさせるのもアリ
以上、テキサスリグを使うときのアクション(動かし方)まとめでした。
テキサスリグの動かし方をマスターしよう