太刀魚は「ワインド釣法で釣るもの!」ってイメージが定着しつつあるし、実際よく釣れるからその認識で間違いはないんだけど、【太刀魚はワインドでしか釣れない】と決めつけてしまうと視野が狭くなりすぎてしまうので、たまには「メタルジグ」を使った太刀魚ゲームを楽しんでみてはどうでしょうか?
ということでこのページでは、【タチウオをメタルジグで釣る方法】について色々お話していきたいと思います。
- 飛距離がでる
- 使うべき時間帯
- 重さについて
- 動かし方
- オススメのメタルジグ
飛距離が出る
メタルジグは鉛やタングステンでできているため、ワームやプラグに比べ空気抵抗が少なく、結果として【凄く飛距離が伸びる】という特徴があります。数値で表すと、ワインドが50mでメタルジグは80m。こんな感じ(大体です)
太刀魚が岸寄りまで寄ってきているときはいいですが、ワインドでは届かない範囲にタチウオがいる場合、間違いなく釣果が激減します。
そんな「太刀魚がワインドの射程範囲外」にいるとき役に立つのが、今回話の中心となる「メタルジグ」って訳。ほんとよく飛びますからね、ワインドで届かない範囲も楽々攻められます。
ひ、飛距離が足りない・・・ってときは、迷わずメタルジグを使うべき。
使うべき時間帯
極論を言うと24時間いつでも使えるし、ハマれば何時でも釣れるんだけど、敢えて使う時間帯を制限するのであれば、夕まずめや朝まずめの所謂「まずめの時間帯」での使用をオススメします。
ワインドの場合、どれだけ暗い時間であってもケミホタルによる高い集魚効果を得られますが、ほとんどのメタルジグはケミホタルを取り付けることができません。メタルジグにケミホタルを付ける方法はあるっちゃあるんだけど、そこまでするなら【ワインドやっとけよ・・・】って感じ。
まぁ暗くても釣れるけど、メタルジグを使うタイミングとしては「明るい時間帯」がテンプレな答えってこと。
重さはどれぐらい?
ショアから使うメタルジグは〜100g程度までラインナップされていることが多いんだけど、太刀魚を狙うときは「10g〜30g」を目安に考えておけばオッケーです。
そもそもワインドロッドで投げられるウエイト上限は20〜30g程度であることが多く、40gとか50gのメタルジグをキャストするには色々不都合が出てきます。ショアジギングロッドで狙うならまだしも、ワインドの延長でメタルジグでの太刀魚ゲームを楽しむ場合、〜30gでオッケーです。
ちなみに僕の場合、水深が浅いエリアでは10〜20g、水深が深いエリアでは20〜30gって感じで使い分けてるので参考までに。
動かし方
太刀魚をメタルジグで釣るときの動かし方はこんな感じ。
- ただ巻き
- ジャカジャカフォール
- リフト&フォール
■タダ巻き
文字通り、ただ巻くだけ。メタルジグってジャカジャカと動きをつけて釣るイメージが強いけど、実はただ巻きでも普通に釣れます。太刀魚の活性が高く、何をしてても食ってくるような状況下では、ひたすら巻き続けるだけでオッケーです。
■ジャカジャカフォール
「ジャカジャカ巻き(→やり方)」でジャカジャカと5回ほどアクションし、3秒ほどフォールさせる(カーブフォール)。ただこれだけ。具体的に言うと、ジャカジャカとした動きで太刀魚にアピールし、フォールで口を使わすって感じです。
■リフト&フォール
太刀魚は落ちてくるものに異常に興味を示す魚なので、縦の釣りが非常に効果的。ロッドを持ち上げるようにリフトし、フォール、リフトしフォール、リフトし・・・と繰り返すことで、(大体の場合)フォール中にガツン!とHITします。
個人的に太刀魚をメタルジグで釣るときは「リフト&フォール」が最強だと思ってるので、ぜひお試しあれ。
オススメのメタルジグ
僕が使ってるメタルジグをご紹介
あまりに沢山のメタルジグをバックに詰めると重たくなってしまうので、ジグパラかジージースタップを2つか3つほど持ち、現場へ足を運ぶようにしています。メタルジグはワインドの補助的なルアーですからね、それほど多くは必要ないかな?って感じです。
以上、太刀魚をメタルジグで釣るときのアレコレでした。