スピニングリールの部位(パーツ)の名称を覚えておこう!

今回は、「スピニングリールパーツの名称」についてのお話。各部位の名称なんて別に知ってなくてもいいんだけど、何かしらのタイミングでその知識が活きることも考えれるので、この機会に覚えておくと今後の人生に役立つかもしれませんよ。

スピニングリールは沢山のパーツで構成されてるよ

ぱっと見るだけで8個のパーツで構成されていることが分かる

スピニングリールの部位まとめ

  • ハンドル
  • リールフット
  • ドラグ
  • ベール
  • ボディ
  • 逆転ストッパー
  • スプール
  • ラインローラー

スピニングリールの内部構造について書いていくと凄く長くてややこしい記事になってしまうので、今回は【ぱっと見で分かるパーツ】についてまとめていきます。実際は細かいリールの構造なんて分からない・・・ってことは秘密です。

では、一つずつ簡潔に見ていきましょう。

ハンドル

ハンドル

ハンドルを巻くことでスプールが回転し、ラインを巻き取ることができます。スピニングリールのハンドルは左右共に付け替えることができ、自分好みにカスタマイズすることができるので、自分にあった方向を探し出しましょう。

ちなみに、右利きの人は「左巻き」、左利きの人は「右巻き」が当たり前!みたいな風潮がありますが、そんなことは一切気にしなくて大丈夫です。自分の好きな方向を選べば間違いなし!

また、ハンドルには「シングル」「ダブル」の2つからセレクトできるので、ここも自分好みで選べばオッケーです。

リールフット

リールフット

リールフットとは、本体からウニョーンと伸びている、I型のアレです。ここをロッド本体に装着することでロッドとリールを合体させることができますので、最早なくてはならない超重要パーツ。

稀にリールフットが変形し「ロッドに装着できない・・・」みたいなトラブルが起きるので、落としたり力を掛けたりで変形させないよう注意しておきましょう。

メモ

リールフットの変形に注意

ドラグ

ドラグ

スピニングリールには必ず「ドラグ」という機能が付属しています。ドラグというのは、ある一定の負荷がラインにかかると「自動的にラインを放出してくれる」機能のことで、負荷によるラインブレイクやリールの破損を防いでくれています。

高価なリールになればなるほどボールベアリングの数が増え、ドラグ性能が良くなりますので、ドラグを出しながら魚とのやり取りを行う人は、ある程度質の高いリールをゲットしておくことをオススメします。

合わせて読みたい→安いリールと高いリールの違い

ベール

ベール

ベールを寝かしている状態ではラインは放出されず(ドラグが効いたときは放出されます)、ベールを起こすとラインを放出することができるようになります。

キャストは寝かせてあったベールを起こしてからモーションに入る必要がありますので、お忘れなく。よくあるんですよ、ベールを上げてないのにキャストしようとし、おぉっと・・・ってなることが。

 

また、リールによっては初期不良で「ベール下がり」などの不具合が見られることもあるので、購入時は十分注意しておきましょう。

メモ

ベールの変形に気をつけよう

ボディ

ボディ

簡単に言うと、「リール本体」のことですね。他に特筆すべきことが見当たりませんが、敢えて言うならば「ボディに使われている素材によって耐久性や自重が変わる」ということぐらいでしょうか?

当然ですが、ハイクラスになればなるほど良い素材が使われていますので、お金に余裕がある人はできる限り高価なリールを買うほうが何かと捗りますよ。

メモ

ボディが歪めば色々と終わる

逆転ストッパー

逆転ストッパー

逆転ストッパーとは文字通り「スプールの逆回転を防ぐパーツ」のことです。このレバーがオンになっていると逆転はせず、オフにすると逆回転するようになります。最近のリールには付いていないことも多くなってきましたね。

ラインを出すときにベールを上げるのが面倒だったり、魚とのファイト中に「ラインを出したい・・・」ってときがあれば、このストッパーをオフにすることで対処することができるので、ぜひ実践で試してみて下さい。

メモ

上級者は案外活用しているパーツ、それが「逆転ストッパー」

スプール

スプール

スプールとは、ラインを巻いておくためのパーツです。スプールは簡単に取りはずしすることができるので、替えスプールを用意しておき、「こっちのスプールにはPEラインを・・・こっちにはフロロカーボンを・・・」みたいな使い分けも可能です。

また、スプールエッジが傷ついてしまうとライン放出時に擦れてしまいラインブレイクの原因となってしまうので、ここにだけは傷を付けないよう注意しておきましょう。

メモ

スプールにつく傷は致命的

ラインローラー

ラインローラー

ラインが常に擦れるパーツ、それが「ラインローラー」です。ここが塩噛みなどで固着してしまえばリールが持つ本来の性能を活かしきれなくなってしまうので、釣行後は最低でも水洗いをしておき、適度な頻度で注油しておくことをオススメします。

また、中にあるベアリング(カラー)を交換することもできますので、「回りが悪くなったなー・・・」と感じたときは、交換するのもありですね。

メモ

高価な機種になるとボールベアリングの数が多くなる(安いリールは代わりにカラーというパーツが組み込まれています)

以上、スピニングリールパーツの名称まとめでした。

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