シイラが釣れる時間帯(時合い)について

このページでは、シイラをルアーで狙うときの「釣れる時間帯」について色々お話していきたいと思います。シイラは群れで回遊している魚なので、釣れる時間帯がバシっと合えば、毎投HITも夢じゃありません。どうぞ参考までに。

シイラに釣れる時間なんてない?日が昇ってからが勝負!

日中ならいつでも回遊するよ

僕は毎年ハイシーズン(参考記事→シイラが釣れる時期)になるとシイラゲームを楽しむために和歌山県にある沖堤防に渡るのですが、シイラに関しては「日が昇っていれば何時でも釣れる」というイメージを持ってます。というより、どうしても回遊待ちの釣りになるため、答えはシイラのみぞ知る・・・って感じ。

 

僕がシイラ釣りへ出かけるときは、2時の一番船に乗り、真っ暗な時間帯から道具を準備したり、仮眠をとったり、とにかく薄明るくなるまでは釣りをすることはありません。

なので、薄明るい時間帯〜昼間の5〜7時間程度の長時間釣行になることが多いのですが、ぶっちゃけ薄明るい時間帯でも釣れるときは釣れるし、潮も動いていない何の変化もない日中に爆釣することもあります。要するに、空が明るい時間帯であれば、シイラはいつでも釣れる・・・ってのが答えです。

夜は釣れない?

何度か夜に回遊してくるシイラを目撃したことがありますが、狙って夜にシイラを釣り上げた人を見たことがありません。イカ狙いの外道としてシイラがHITすることもあるみたいだけど、基本的には【シイラは夜に狙うターゲットじゃない】という認識が正しいのではないでしょうか?

敢えて夜に狙ってみるのも有りっちゃ有りだけど、恐らく昼間のほうが良く釣れるし、周りのアングラーからバカにされること必須なので、わざわざ夜に狙う必要性は皆無かと。

シイラは時合いが読めない・・・とにかく投げ続けれた人が栄光を掴める気合いと根性の世界

神出鬼没やで

ベイトが入ってくるタイミングだったり、潮が動き出すタイミングだったり。セオリー通りにいくとシイラの時合もそうなるのでしょうが、僕の経験上、「え、こうタイミングで爆釣!?」ってケースがほんと多いから、とにかく投げ続け、回遊を把握できる人が最終的な勝者となります。

 

この記事を書く1週間ほど前の話ですが、朝一の便で50人ほど、分かりやすく言うと、隣のアングラーと2mほどしかスペースがないレベルの混雑具合の中、シイラを狙いに沖堤防へ渡ったんです。

朝マズメの時合は数人がソーダガツオを釣り上げたがシイラのHITはなし。それどころかボイル、チェイスすらありません。10時になっても11時になっても12時になっても、状況が良くなることはなく、周りのアングラーの7割は寝てましたね。当然僕は休憩を挟みつつ投げ続けてました。

 

そんな釣り人として面白くない時間が過ぎ去る中、痺れを切らしたアングラーが1人、2人と、徐々に帰路へ。おきまりの「今日はあかん日やったなー」「潮が動いてないからなー」という定番の捨て台詞を吐きつつ、迎えの船へ乗り込んでいきました。

14時になるころには、僕を含め10人程度しか残ってませんでしたね。

 

で、皆が帰ってから30分ほど経ったとき、何やら水面が騒がしくなり始めます。あちこちでボイルが起き、ベイトフィッシュが水面を必死に逃げ惑ってる・・・。すかさず一斉にキャスト、、、ガツン!まずは隣のアングラーがHIT、そのHITを境に僕を含めたほとんどのアングラーのロッドがブン曲がります。

そうです、粘りに粘った僕たちを釣りの神様が労ってくれたのか、シイラの群れが大群で押し寄せてきたのです。結局祭りは2時間ほど続き、「もうシイラの顔は見たくない・・・」ってレベルでHITが続きました。

 

と、このように、途中で心が折れ諦めてしまった人は1匹のシイラも釣ることができず、最後まで気合と根性でロッドを振り続けた居残り組は最後の最後に爆釣祭りを味わうことができたのです。

午前中が全然ダメでも、午後からめっちゃ釣れる!ってことはよくある話なので、シイラを狙うときは【時間帯にこだわらず】時間の許す限りロッドを振り続けることが釣果を安定させる最も重要なキーポイントです。

 

以上、シイラが釣れる時間帯についてでした。

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