今回は、釣り場での「車上荒らし」についてのお話。残念ながら釣り場での車上荒らし被害は後を絶たず、最早「釣り人は窃盗犯から狙われやすい存在」とも言えるので、しっかりとした対策方法を知り、自分の身は自分で守るという意思を強く持つことが大切です。
釣り場で車上荒らし被害に合わないための対策方法をまとめておきますので、どうぞ参考までに。

目次
車上荒らし被害に合いにくくなる対策方法まとめ

釣り場で車上荒らしに合わないために、できる限り対策方法をまとめておくね
- 貴重品を車内に置かない
- 釣具はなるべく持っていく
- 駐車場所に気を使う
- セキュリティグッズを活用
- 車内を散らかしておく
- 鍵を閉めない選択肢
貴重品(バック、財布、現金)を見える場所に置かない
車上荒らし犯の目的は、「金目のものを盗む」ことです。ですので、車内に財布やスマホ、パソコンや現金、高価なものが入っていそうなバックなどを放置しておくと、当然【車上荒らしにあるリスクが高くなる】のです。
仮に置いておくとしても、車外からは見えない場所(シート下やダッシュボードの中など)に隠しておき、車外から貴重品を確認できないようにしておくことが絶対条件です。
「この車は金目のものがないな・・・」と思わせることさえできれば車上荒らし被害を未然に防ぐことができるので、できることなら車内は「もぬけの殻」にしておくのがベストです。
貴重品を車外から見える範囲に置いておく行為は、「どうぞ、好きなだけ盗って下さい」と言ってるようなもの
釣具はなるべく釣り場へ持っていく
釣り場に出没する車上荒らし犯は、「釣具が高値で売れる」ことを知っている可能性が高いです。また、釣具は所有者の特定が難しいため、現金に変えることが容易であることも、車上荒らしが頻発する要因となってます。
ですので、基本的に車の中には釣具を残さないようにしておき、複数タックルを自宅から持ってきていたとしても、その全てを釣り場へ持っていくことをオススメします。
稀に車の中に10本とか20本のロッドを置いている人を見かけますが、車上荒らし犯からすれば「シメシメ、良いカモがきた・・・」と思われること間違いなしなので、できる限り車内に釣具を置いておくことは避けておきましょう。
釣具専門に車上荒らしをしているヤツがいるとかいないとか
カメラ付のパーキングや、明るい場所、人通りが多い場所に車を停車する
釣り場はどうしても人通りの少ない暗くて目立たない場所に車を駐車しなければいけないため、車上荒らし犯からすると「これ以上ない仕事場」と化してしまいます。
泥棒は目立つことを極端に嫌いますからね、逆に言うと【目立つ場所に車を駐車することで車上荒らし被害に合う可能性を極力低くできる】ということでもありますね。
例えば、カメラが常時稼働しているコインパーキングであったり、街灯があり明るい場所、釣り人が多く人通りが多い場所に車を駐車することで防げる被害は間違いなくありますので、とにかく【少しでも目立つ場所】へ車を止めるよう心掛けましょう。
目立つ場所に車を駐車しよう!
セキュリティグッズはやっぱり効果的
市販されている車上荒らし対策グッズは「そんなので被害を防げる訳ない・・・」と否定的な意見をお持ちの方も多いようですが、使うことで間違いなく一定以上の防犯効果を得ることができるので、ぜひ活用してみましょう。
例えば安価な例を挙げると、「防犯ステッカー」を貼るだけでも車上荒らしを未然に防げます。例えば家にセコムやアルソックのステッカーが貼ってあれば、泥棒は躊躇しますよね?それと一緒。
敢えて車内をゴミで散らかしておく
これ、個人的によくやる車上荒らし対策なのですが、釣行前にコンビニで買って食べたパンやオニギリのゴミを、助手席や後方座席に「敢えて散らかしておく」ことで車上荒らし犯に目をつけられないようにしています。
車上荒らし犯もそれなりのリスクを追って犯行に及ぶ訳ですから、狙う車をよく選別しています。敢えてゴミで散らかっていて、貴重品が何も置いてなさそうな車を狙うメリットはありませんからね。
ただし、一時的ではありますが大切な車がゴミまみれになりますので、「車内が汚れるなんて考えられない・・・」って人は、他の方法を模索して下さいね。あくまで一つの手です。
ゴミが散らかっている車を狙う車上荒らし犯は少ない(と思う)
鍵を閉めない・・・って選択肢
車上荒らし被害に合うときは、大体のケースで「窓ガラスが割られ」ます。盗難被害がどれだけ少なくとも、窓が割れたという事実は残り修理費用がかかってしまいますので、その被害を防ぐために「敢えて鍵を閉めない」という対策を練る人もいるようです。
「好きなものを盗っていってくれてもいいから、窓だけは割らないで・・・」ってスタンスですね。
まぁ賛否両論ある対策方法ではありますが、盗られるものは何もないけど車上荒らし被害は怖い・・・って人は、試してみる価値はあるのではないでしょうか?車ごと盗まれる危険性も考えられるのでオススメできませんが、方法の一つとして知っておいて損はないかと。
鍵を閉めないって選択肢も、ありっちゃあり!?
以上、釣り場で車上荒らしに合わないための対策方法まとめでした。ちなみに、万が一車上荒らし被害にあったときのために「車両保険」「車内の荷物を保証してくれる特約」へ加入しておくことをオススメします。
大切な車と大切な道具を守るために、車上荒らし対策を徹底しよう