シーバスは夜であっても昼であっても、四六時中狙えるターゲットなんだけど、どうしても「釣れるタイミング」と「釣れないタイミング」があって、釣果にムラが出てしまいやすい。
シーバスを釣りやすいゴールデンタイムのことを【時合(じあい)】っていうんだけど、今回はそんなチャンスタイムである時合について色々お話していこうと思うので、ぜひ参考までに。
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釣れない時間はほんと釣れない

シーバスは条件さえ揃えば昼でも夜でも比較的簡単に釣れるルアーフィッシングにおいてこれ以上ないターゲットであることは間違いないんだけど、釣れない時間帯はほんと何をやっても釣れません。
ほんの30分前までは爆釣してたのに、全く反応がなくなった・・・←よくある話なんで、この【釣れる時間帯】をどれだけ絞り込んで釣行するかが、釣果を上げる最大の秘訣だったりします。
まぁ地域やフィールドによってシーバスが釣れる時間帯、所謂【時合】に対する考え方は変わってくるんだけど、ある程度絞り込んで釣行時間を決めることはできるんで、その辺りについてこれから触れていきたいと思います。
シーバスが釣れやすいタイミング、【時合】について色々考えてみる
- 夕まずめや朝マズメ
- ベイトフィッシュの動向
- 潮が動くタイミング
ベイトフィッシュの動向はフィールドに行ってみないと分からないんだけど、マズメや潮汐に関しては事前に調べることができるから、釣行前にぜひ確認してみて下さいね!
夕まずめや朝マズメを狙う

マズメってのは、簡単に言うと「夜が明ける前後」「日が落ちる前後」のことを指し、要するに【光量が少なく薄暗い時間帯】のことをそう呼びます。
なぜかは分からないんだけど、シーバスを含めたフィッシュイーターや捕食される側のベイトフィッシュはこのマズメの時間帯に動きが活発になることが多く、当然ルアーへの反応も良くなる。
ルアーマンの中には「マズメ」だけを狙って釣行する人も多く、何を隠そう僕のその中の一人。
もちろん、一日中釣りをすることもあるんだけど、マズメを狙ったほうが釣れる可能性は高くなるし、無駄な(釣れない時間)を浪費することがないので効率が凄く良くなります。
夕まずめや朝マズメはシーバスフィッシングにとって最高の時合とも言えるので、【とにかくシーバスを釣ってみたい!】って人は、他の時間帯は無視し、マズメに限定して釣行することで良い結果を残すことができる・・・と思うよ、はい。
ベイトフィッシュが動くタイミング

シーバスゲームでは、【ベイトフィッシュの動向】を知ることが釣果を伸ばす大事なキーポイントとなります。
ベイトがいないフィールドではまずシーバスは釣れない(というよりいない場合が多い)し、ベイトが動いてないときもまた、シーバスの活性が低いことが多いです。
例えば、時間帯関係なくイワシの群れが大群で入ってきたときや、ベイトフィッシュがプランクトンなどを捕食するために水面をパチャパチャしているときは、同時にシーバスの活性も上がりやすいです。
場合によってはアチコチでボイル(シーバスが捕食を水面直下で行う現象)が起こることもあり、そうなればもう釣れたも同然・・・いや、8割は釣れたも同然です。
参考ページ→ボイルしてるときの攻略方法
また、小型船が猛スピードで駆け抜けたときもベイトフィッシュが動くため、チャンスタイムとなる可能性が高いです。
船が走る→波が立つ→ベイトフィッシュが逃げ惑う→シーバスの活性が上がる。まぁこんな感じ。
潮が動くタイミング
海の魚は潮の動きに敏感で、潮の動きに合わせて捕食するタイミングを図ってることが多いです。要するに、潮がめちゃくちゃ流れてるときは釣れるけど、潮止まりのタイミングだと釣れない(釣りにくい)ってこと。
なので、目で見て流れがないフィールドで釣りをするより、防波堤の先端など、明らかに【潮通し】の良いポイントのほうがベイトフィッシュが多く、それを捕食しようとしている活性の高いシーバスに出会える可能性は高くなります。
海でのルアーフィッシングに【潮】は切っても切り離せないほど大事な要素なんで、その辺りを意識した釣行スケジュールを立てることで、周りのアングラーとの差を広げることができますのでどうぞ参考までに。
参考ページ→シーバスを釣りやすい潮回りについて
マズメが絡む満潮、干潮前後が狙い目

シーバスが釣れる可能性を最大限まで上げるためには、潮が大きく動く大潮や中潮の日で、なおかつ【マズメが絡む干満前後を狙う】ことが重要です。
上の図でいくと、朝4:30〜8:00ぐらいまで、夕方17:30〜20:30までが狙い目ですね。
このように、潮見表を見ることである程度の時合を把握することはできるので、釣行スケジュールを立てるときはぜひ参考までに。
潮見表は→ここみたいなサービスが便利です。
思ってもない時間に爆釣することも
シーバスの時合についてアレコレ書いてきましたが、ここで書いてある内容とは180度違った思いがけないタイミングで爆釣することができた経験は一度や二度じゃないので、時間と体力に余裕があれば、時合関係なく四六時中狙ってみることも釣果を上げる鍵となることは間違いありません。
ほんとね、完全潮止まりの真夜中にアチコチでボイルが始まり、日が登るまでの5〜6時間、当たりっぱなしの釣りっぱなしになったこともあるので、世の中何が起こるか分かりません。
粘ることで見えてくることも沢山あるでしょうし、ぜひ時合以外でもシーバスゲームを楽しんでみて下さいね!