シーバスゲームって(慣れてる人からすると)そこそこ難易度が低い釣りなのですが、人によっては【中々釣れない・・・】とか、【始めて1年経つのに1匹も釣ったことがない】とか。
めちゃくちゃ最高の釣果を上げることができてる人がいる一方、ほんとどれだけやっても釣果に恵まれない人もいる訳です。
なぜ、比較的【簡単】とされるシーバスゲームにおいて、こうも貧富の差がでてしまうのか?
答えは簡単で、【(シーバスが)釣れない理由をアングラー自ら作り出してしまっている】からなんですね、はい。
少しの意識改革をするだけで【全然釣れない・・・】って状況から抜け出せる可能性はほんと高いので、ぜひ色々試してみて下さい。
ってことで、このページでは【シーバスがどうやっても釣れない・・・】って人に向けて、釣れない原因や理由を探っていきたいと思います。

目次
シーバスが釣れない理由を洗い出してみる

そこそこ簡単なシーバスゲームで結果を出せていないのには、それ相応の理由があるはず。
釣れない理由が分かればこれまでの地獄モードが嘘のように天国モードに切り替わることも十分考えられるから、まずは洗い出して釣れない原因を探ってみよう!
- 狙うフィールドが間違っている
- とにかく投げているだけ
- 表層ばかりを狙ってる
- 一つのルアーばかり使ってる
- ただ巻きの基本がなっていない
- フィールドに通いこんでいない
- 時合って知ってる?
こんな感じかな?では、一つずつ見てみましょう。
狙うフィールドが間違っている
シーバスを釣るために必要な要素を10で割ってみると、道具が2、テクニックが1、場所選びが7ぐらいの割合になるほど、釣行するフィールド選びは「釣れるか釣れないか」を分ける重要な要素となります。いや、ほんとに。
どれだけ腕のある人がどれだけ高価なタックルを用いたとしても、そこにシーバスがいなければ釣ることはできませんからね。
シーバスは季節によって生息域を変えることがあり、その時期にあったフィールド選びをしないとどうしようもありません。地域性の違いもあり、ポイントを絞るのは少し難しいですが、ネットや釣具屋さんの情報網を活用し、釣れている場所を探してみて下さい。
とにかく適当に投げているだけ

そんなにバカじゃありませんから・・・
僕はよくシーバスゲーム初心者の方と釣りに出かける機会があるのですが、その内のほとんどの人が「シーバスなんて投げて巻いているだけで簡単に釣れるもの」として取り組んでいることが多いです。
まぁ適当にやっても釣れるときは釣れるのがシーバスゲームの面白いところではありますが、同時に奥深いシビアな要素を探らなければ中々釣れない難しい一面もあるので、「適当にキャストして巻いてくる」だけでは釣果が着いてこないことが多いです。
シーバスもそれほどバカな魚じゃありませんから、適当にキャストするだけではなく、自分なりにアレコレ憶測を立てた上で釣行することで間違いなく釣果が伸びてきますので、その辺りの意識改革を行うよう意識して下さい。
表層ばかりを攻めている
特に初心者の内は、「レンジに対する意識」が低い傾向にあります。とにかくキャストし、着水と同時に巻いてくる←中々シーバスが釣れない人はこんな感じであることがほんと多い。
もちろん、シーバスが表層を意識しているときに表層付近を攻めるのは間違いじゃないし、むしろ正しいのだけど、シーバスが中層やボトムを意識しているときであれば、表層付近を何度攻めてもその行動は無意味になっちゃうことがほとんど。
シーバスが全然釣れない・・・って人は、「海のどこにでもシーバスがいるもの」と考えてる場合が多く、魚のいるレンジ(水深)を考慮せずにただただ表層付近をトレースしていることが凄く多いので、まずはその意識を変えてみることから始めて下さい。
特に日中は警戒心が高く、中層より下のレンジでジッとしていることが多いです。
一つのルアーに固執しすぎている
始めてシーバスを釣ったルアーだとか、アタリが連発したルアーだとか、ネットで評判が良いルアーとか。とにかく自分が気に入っている1つのルアーに固執し続けている人を良く見かけますが、これはほんと機会損失が多いです。
もちろん、自分に合ったメインルアーを持っておくことも重要なんだけども、そのルアーが「どんな状況」にでも対応している神ルアーなのか?って考えると、決してそんなことはありませんよね?
始めて釣れたときは「たまたま釣れた」だけかもしれないし、アタリが連発したときも「その時の状況にマッチしていた」だけかもしれない。ネットの情報なんてそもそもなんの当てにもなりません(配信側が言うべき言葉じゃないですねw)
釣れないときは1つのルアーに固執せず、色々なルアーを投げてみて始めて分かることも沢山あるので、現場には少なくても10個ぐらいのルアーを持参し、色々試してみて下さい。
ただ巻きの基本がなってない

シーバスゲームはただ巻き主体の釣りだから、ただ巻きテクニックを身につけるだけで嘘のように釣果が伸びることがあるよ!
ただなんとなく巻くだけじゃなく、色々試行錯誤しながら巻くことが大事だから、まぁそんな感じ!
シーバスゲームはトゥイッチやジャークによるリアクションバイト狙いのテクニックもありますが、基本的には【ただ巻き】主体のゲームであることは間違いありません。
ただね、【ただ巻き】と言われると、ほんとに「ただ巻く」だけと解釈してしまう人が凄く多く(いや、巻くだけなんだけども・・・)、言うならば適当にただ巻いているだけの人がほんと多い。
例えばナイトゲームだとシーバスに(ルアーを)見せつけるようにじっくりゆっくりスローリトリーブが基本となりますが、反対にデイゲームだと「ルアーの動きが破錠しないレベルの高速巻き」でアピールする必要性がでてきます。
昼でも夜でも同じようなタダ巻きをしていては、釣れるものも釣れなくなってしまうので、「シーバスが全然釣れない・・・」と悩んでいる人は、ただ巻きテクニックを身につけることで、その悩みが早急に解決することができるかもしれませんよ!
フィールドに通いこむことも大事
アチコチ色々なフィールドへ足を運ぶよりも、自分なりのホームグラウンドを作り、そのフィールドに通いこむことで見えてくる何かは必ずあります。
ちなみに僕にも【ここに行きさえすればほぼ100%シーバスを釣ることができる!】と自信のあるフィールドが3つほどあります。ただ、そのレベルまで行くのに恐らく100回以上は通いつめているはず。
例えば、このフィールドは満潮から下げのタイミングでしか食いが立たない・・・とか、この運河だと右から左に潮が流れているときにしか釣れない・・・とか、ルアーカラーはホワイトじゃないと釣れない・・・とか。
まぁ色々ありますが、こんな感じで何かしらのコツを掴むことで安定した釣果を得られることになるので、ぜひ何度も何度も同じフィールドに通いつめてみて下さいね。
時合に合わせて釣行する
もうね、何をやっても全然シーバスが釣れない!釣りなんて止めてやる・・・!と嘆いている人は、とにかく何も考えずに【時合】のみに絞り釣行してみるようにして下さい。
時合とは「魚の活性がすっごく上がる時」を指す言葉で、日が昇る前後、日が落ちる前後の【薄暗い時間帯】のことだと考えておけばまず間違いありません。
時合に入るとアチコチでボイルが始まったり、とにかくキャストするだけですっごく簡単にシーバスが釣れちゃう天国モードに突入することが良くあるので、この時間帯を狙って釣行することで釣れる可能性を極限まで高めてやることができるようになります。
時合について更に詳しくは次の記事をどうぞ
以上、シーバスが釣れないときの理由や原因についてでした。
果たしてそう簡単に釣れるかな・・・?フフフ・・・