シーバスフィッシングで良い釣果を出す秘訣は【シーバスの動き】を考えることがとても重要。特に、【天候によるシーバスの動向】を知ってるかどうかで左右されることは沢山あるので、色々知っておいて下さい。
このページでは天候の違いによるシーバスフィッシングのアレコレについてお話していくので参考までに。
- 晴れの日の注意点
- 雨の日は釣れやすい?
- 風に注意
- 雷がゴロゴロ鳴ってるときは・・・
晴れの日の注意点
恐らく釣りをするほとんどの人が【晴れの日】を狙って釣行することだと思いますが、晴れの日は晴れの日なりのメリットやデメリットがあるのでご注意を。
まず、日中のデイゲームですが、晴れの日であればあるほどルアーの視認性が良くなり、要するに【ルアーがシーバスから丸見え】という状態になってしまう。
中途半端なアクションやリトリーブを行うと、すぐに見切られる(ルアーだと気づかれる)ので注意が必要です。
晴れの日のデイゲームの場合、リトリーブスピードを速くし、キラキラと光を反射するタイプのルアーがオススメ。速く巻くことでルアーということを分かりにくくし、光の反射でリアクションバイトを誘う。
まぁこんな感じ。
ナイトゲームでも同様で、(特に満月に近いほど)月明かりによるルアーへの警戒心が高くなる傾向にあるので、ナイトゲームだからといってスローなゲームを展開してると、痛い目(なーんにも釣れない)にあうことが良くあります。
まぁデイゲームに比べると(ナイトゲームは)幾分釣りやすくなることは間違いないですが、曇の日よりは晴れの日のほうが警戒心が高くなってる・・・と考えて間違いないでしょう。
あと、夏の晴れの日は熱中症にお気をつけ下さいね!
雨の日はシーバスが良く釣れる?
釣行日が雨天と重なり、「最悪だ・・・」と嘆いている人をよく見かけますが、その考えは今すぐ近くのゴミ箱にでも捨てておいたほうが良いです。
僕の経験上、雨の日は晴れの日より「シーバスが良く釣れる」傾向にあり、「雨だから釣りに行かない・・・」なんて、ほんと勿体無いと思ってます。
雨の日にシーバスが釣れやすくなる(であろう)理由は↓こんな感じ。
- 人が少ない
- 濁りが入る
- 餌が増える
人が少ない
シーバスにとって人間は数多くの「天敵」の中の一つであり、当然人の気配が少ないときほど警戒心が薄れ、ルアーへの反応が良くなります。
ほんと、足音や話し声一つで釣果が変わることも考えられるので、できるだけ「人が少ない」コンディションの中で釣りをするほうが良い結果を残しやすいことは間違いありません。
雨の日は「濡れるから嫌」「雨の日に釣りをしたくない」なんてアングラーが沢山いるので、晴れに日に比べると確実に人の数が減り、シーバスへ与える人的プレッシャーの少なくなります。
結果として「シーバスが釣れやすい状態」になり、【人が少ない】のも、雨の日にシーバスが良く釣れる理由の一つと考えられます。
濁りが入る
フィールドの水深や潮流にもよりますが、雨の日は【濁り】が入り、シーバスの警戒心を薄めてくれます。
濁りのあるコンディションの中での釣りは「ルアーの視認性が下がる」「シーバスがルアーを見つけてくれないんじゃないか?」なんて疑問が頭を過りますが、よっぽどヒドイ濁りでない限り全く問題ないので、その辺りはご安心を。
ただし、やはり濁りの中で「どれだけルアーを目立たせることができるかどうか」が釣果を分ける鍵になるので、アピールの強いカラーを使ったり、ロッドアクションでルアーを動かしたり、何かしらの一工夫は必要です。
餌が増える
特に河川や河口での話になるのですが、雨が降ると流れが速くなり、上流域にいる魚や虫(バチなど)が一気に流れ落ちてくることになり、結果としてシーバスの餌が増えることになります。
餌が増えればシーバスが集まりますし、活性も高くなり、凄くシーバスが釣れやすい状況を作り出してくれます。
僕の経験上、特に雨が弱まってきた瞬間や、雨上がりはシーバスの活性が高くなりやすいように感じてます。
アチコチでボイルが見られ、適当にルアーを投げてるだけで釣れてしまう・・・って状況に遭遇したのは一度や二度じゃないので、【餌が増える(流れてくる)】ことも、雨の日にシーバスが釣れやすい理由の一つです。
このように、雨の日や雨上がりはシーバスの活性が上がる要因が沢山あり、釣り人にとってまたとない機会になることは間違いないです。
が、雨による増水や足元が滑りやすくなるなどの危険も同時に絡んでくるので、釣果よりも危険予知を優先し、楽しく安全に釣りを行うことを前提に、雨の日のシーバスゲームを楽しむようにして下さいね。
風が強い日は活性が上がる?
風速が5mとか7mとか、穏やかでない日に釣行することもあるでしょうが、風がある日は波が立ち、波が立つことでシーバスの警戒心が薄れ、釣果がアップする要因の一つとなります。
僕的には、風が全くない凪の日よりも、少し風がある日(風速3〜5m程度)のほうが良い釣果を叩き出していることが多いので、まぁそういうことなのでしょう。
ただ、風が強い日は釣りがし難い(ラインが流されたり飛距離が落ちたり)し、波を被ったり、風に押されて落水するなどの危険も伴うので、あまりに風が強い日は釣行を中止にしたほうが良いと思います。
稀に台風直撃の中釣りをしてる人を見かけることがあるんだけど、ほんと止めておきましょう。ただの自殺行為ですからね、はい。
台風後はよく釣れる(ことが多い)
台風直撃の中、釣りをすることはオススメしません(ていうかやってはいけない)が、台風が過ぎ去った後の釣りはすっごくオススメなんでぜひご釣行を。
台風の影響により、沖から沢山のベイトが湾内に逃げ込んでくることが多く、そのベイトに着いて大型のフィッシュイーターが接岸することになります。
シーバスだけでなく、ハマチなどの中大型回遊魚も釣れることがあり、【こんなところで青物が・・・】ってことも良くある話なので参考までに。
雷の日は・・・
当然、釣りをするのは止めときましょう。釣果云々より、命が危ないです。
以上、シーバスフィッシングと天候の関係性でした。