シーバスがスレる原因を探ってみる

特に港湾部に居着いているようなシーバスは、日々人からのプレッシャーを与え続けられており、非常に「スレている」ことが多いです。スレている=ルアーを見切っているってことなので、スレたシーバスを釣り上げるのは凄く難しい。

ということでこのページでは、「なぜシーバスはスレてしまうのか?」という疑問に対し、シーバスがスレてしまう原因や要因を探っていこうと思うので、ぜひ参考までに。

スレたら中々釣れないぜ

シーバスがスレてしまう原因をまとめてみる

一体シーバスはなぜスレてしまうのか?という点について、具体的にまとめてみるね

  • 人の気配にスレる
  • ルアーの動きにスレる
  • ラインにスレる
  • フラッシングにスレる

人の気配にスレる

特にシーバスゲームで人気のあるフィールドとなると、24時間体勢で沢山のアングラーが次から次へルアーを投げ込むもんだから、そのようなエリアには所謂「人的プレッシャー」が強くかかっていることが多い。

また、大声で話をする人や、海面へライトを照らす人、ラジオや音楽をかけながら釣りをする人などなど、釣り人自ら「わざわざシーバスへプレッシャーを与える行為」をやっちゃう人も多いから、人の気配にビビったシーバスが激スレ状態になってしまう・・・って感じ。

 

人間に置き換えて考えてみると、ジャカジャカと大音量で音楽を流したヤン車が空ぶかしをしながら家の前に止まっている・・・こんな感じでしょうか?

この状況、どう考えても怖いですし、警戒しますよね?シーバスも同じで、住処の側に自分の何倍もの大きさをした人間が沢山いれば、そりゃ警戒心も高くなるってもんです。

ルアーの動きにスレる

シーバス用のルアーは、魚に対しハイアピールするための動きにセッティングされているものが多く、水中では僕たち人間が思っている以上の【不自然な波動】が生み出されています。

要するに「自然界ではあり得ない波動」が出ていますので、何度も何度もアピール力の強いルアーを通してしまうと、シーバスが警戒し、一切ルアーへ反応しなくなるんです。

 

ですので、ウォブリング主体のミノーやバイブレーションを頻繁に使うのではなく、「スレてきたな・・・」と感じればシンキングペンシルやワームなど、スレさせにくいルアーを織り交ぜることで、長い時間同じ場所でシーバスゲームを楽しむことができるようになります。

また、1時間ほどポイントを寝かすのも最善策。スレたシーバスを釣るのは至難の技だから、一旦他の場所へ移動し、1時間後に再度撃つ・・・みたいな感じで釣りを展開することで、スレていないシーバスを相手取ることができ、結果として【釣果が伸びる】ことに繋がります。

ラインにスレる

ルアーにはどうしてもラインを接続しなければなりません。が、自然界に存在するベイトフィッシュ(シーバスのエサ)には当然ラインなんか結んでいない訳ですから、シーバスからすれば「????」って感じなんですね、はい。

特に使用ラインが太くなればなるほど魚に与えるプレッシャーが大きくなってしまうので、「とにかく釣果を伸ばしたい」って人は、可能な限り細いラインを使うことをオススメします。ほんと、太いラインと細いラインでは魚の食いが全然違いますからね。

 

僕の場合、アベレージサイズが40〜60そこそこのポイントでシーバスゲームを楽しむ場合、PE0.6〜0.8号に10〜12lbのフロロカーボンリーダーを結束しています。

このセッティングでも、60cm程度のシーバスなら楽に取れますし、80cmを超えるランカーサイズであっても、やり取りさえ完璧にこなせば難なくキャッチすることは可能です。

フラッシングにスレる

特にデイゲームでの話。ルアーに光が反射し、ギラギラなることでシーバスへ高アピールすることができる訳ですが、何度も何度もフラッシングさせていると、当然のようにスレちゃいます。

フラッシングはシーバスへ口を使わすための大きな武器にもなりますが、反面「スレやすい」といった特徴もある、言わば諸刃の剣のようなテクニックなので、その辺りを考慮した上で駆使するべき。

 

シーバスゲームに「スレ」は切り離せないものなので、どれだけ工夫しても【スレるときはスレちゃい】ます。そんなとき、スレたシーバスに口を使わすことができる方法を知っているかどうかで、釣果に何倍もの差が生まれますので、その辺りについては別記事を参考にして頂ければと思います。

スレたシーバスを釣る方法

以上、シーバスがスレる原因についてでした。

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