シーバスゲーム(というより釣り全般)で避けて通れない道【根掛かり】ですが、ちょっとした意識を変えてやることで防げる根掛かりも沢山あるので、このページではシーバスゲームで根掛かりさせないための方法と、根掛かりしちゃった後の外し方について色々書いてきます。
ルアーって1個1000円〜2000円するからね、できるだけ根掛かりを避け、ロストを防ぐのがベスト。

目次
根掛かりさせないためにやるべきこと

シーバスゲームで根掛かりさせないためにやるべきことをまとめておくね
- シャローエリアではルアーウエイトに注意
- ボトム着底を速やかに把握
- 根掛かりにフッキングしない
シャローエリアではルアーウエイトに注意
例えば、全体的な水深が2mを切ってるようなシャローエリアでシーバスゲームを楽しむ場合、底へ沈む比重の高いルアーを使ってしまうと、いとも簡単に根掛かりしちゃいます。
場合によっては毎投根掛かりするときもあるので、このようなシャローエリアで釣りをするときは、できる限り軽く、浮くタイプのルアー(フローティングミノーなど)を活用しましょう。
シャローエリアなのにも関わらず、30gぐらいあるバイブレーションを使ったり、メタルバイブを使ったり・・・そんなことしてちゃ、ルアーが何個あっても足りません。シャローエリアではシャローエリアで使うべきルアーがあるので、適材適所を意識し、根掛かりを減らす意識を強く持つことが、ルアーロストを減らすコツ。
ボトム着底を速やかに把握
バイブレーションなどを使いボトム付近を攻めるときは、【着底】を速やかに把握することで根掛かり率を圧倒的に少なくすることが可能です。
着底しているのにも関わらず放置していれば、潮に流されたルアーが何かしらの根にガチンと引っかかってしまい、結果根掛かりしてしまうことになりますからね。
根掛かりにフッキングしない
特にシーバスゲームを始めたばかりの初心者アングラーは、「魚のアタリなのか根掛かりなのか」の判別が難しいと感じることもあるでしょうが、根掛かりに対して「フッキング」することだけは絶対止めておきましょう。
き、きたーー!!バシッッ!!と、根掛かりに対してアワセを入れてしまうと、根掛かりするしかっこ悪いし恥ずかしいし、とにかく良い事が一つもありませんからね、気をつけましょう。
根掛かりしちゃったときの外し方

もし、根掛かりしちゃったときの外し方をまとめておくね
- 反対方向へ移動
- ラインテンションを一気に抜く
- フックを伸ばす
反対方向へ移動
もちろん、対岸へ移動するってことじゃなく、根掛かりしている位置とは反対側へ少しだけ移動する・・・・ってこと。リールのベールを空け、指でラインコントロールしながら歩き、20mほど移動した場所で軽くロッドを煽ってみて下さい。
外れるときはいとも簡単に外れてくれるので、まずはこの方法を試してみて下さい。
ラインテンションを一気に抜く
「完全に根掛かりした・・・」と感じたときは、敢えて強くラインテンションをかけ、一気にテンションを抜いてみて下さい。その反動で外れることがあります。
ただし、ラインテンションをかけることでより重症化してしまうことも考えられるので、その辺りをご自身の判断で。
フックを伸ばす
実はこれが一番手っ取り早い方法です。ロッドを海面に対し水平に構え、ドラグを締め、後ろに引っ張るように後退してみて下さい。(素手でラインを持つと怪我するので、タオルや服で抑えながらやって下さい)
シーバス用のフックって案外強度が弱く、引っ張るだけで簡単に伸ばすことができますからね、これでルアー回収完了。
ただ、使用してるラインがPE1号以下だと、フックが曲がるより先にラインが切れてしまうことが多いです。明らかに根掛かりの多いエリアでは、敢えてPE1,5号を使い、ルアーを回収できる仕様にしておくなど、ラインを太くすることも戦略の一つなので、ぜひお試しあれ。
以上、根掛かりに関してのアレコレでした。
根掛かりってへこむよね