河川でシーバスを釣るための攻略法を伝授!

シーバスは海水と淡水が混ざる、所謂「汽水域」にも生息しています。そのため自然が残る綺麗な河川でも、大都会を流れるぶっちゃけ綺麗とは言い難い河川でも、シーバスゲームを楽しむことができちゃいます。

今回はそんな河川でのシーバスゲーム(リバーゲーム)についてお話していくので参考までに。

このページで分かること

  • 河川であればどこでも釣れるのか?
  • 成立する時期
  • 時間帯について
  • 河川での注意点
  • 河川シーバスゲーム攻略法

河川であればどこでも釣れる?

シーバスは基本的には「海に生息する魚」という認識が強いので、【河川で釣れる】ということに対して違和感を覚える人も少なくないと思いますが、意外や意外、かなりの上流域でもシーバスは生息しています。

地域によって数十キロ、数百キロ上流域でシーバスゲームが成立する場所もあるので、まずはお住いの地域にある釣具店ででも情報収集してみて下さい。

 

また、【堰や水門がある場所まで】を目安にポイントを絞ることもできるので、グーグルマップなどで検索してみるのもありですね。

ちなみに僕がメインフィールドとして楽しんでいる大阪の淀川では、毛馬閘門を境にシーバスがいなくなるとされてます。

リバーシーバスゲームが成立する時期は?

河川でのシーバスゲームが楽しめる時期ですが、(一応)春夏秋冬いつでも楽しめるもの・・・という認識で大丈夫だと思います。

ただし、水温が低くなる冬になると、より水温が安定する深場などに落ちることもありますし、産卵の絡みで海に出ていっていることも考えられるので、他のフィールドをメインにしたほうが良いかもしれません。

■春

春になると(地域によっては)鮎の遡上が始まり、その鮎を追って沢山のシーバスが河川に入ってくることになります。春の一時期だけ大爆釣することもあるので、敢えてその時期を狙って釣行するのもありですね。

また、バチの生息域だと【バチ抜けパターン】が成立することもあります。バチパターンは一年の中で最も簡単にシーバスが釣れるといっても可笑しくないイージーなパターンなので、ぜひ狙ってみて下さい。

参考→バチ抜けパターンを攻略!

■夏

夏になると潮通しの悪い港湾部や湾奥では水温の上昇が著しくなり、水温の高い場所を嫌うシーバスがこぞって流れがあり水温が安定する河川、河口域に集まってきます。

より流れが安定している場所ほど釣果が得やすい傾向にあるので、ぜひそのようなポイントを探してみて下さい。

 

また、夏の代名詞とも言える夕立やゲリラ豪雨など、天候が悪化した後の河川はベイトが流れ込みやすく、上流域から流れてくるベイトを捕食するためシーバスの活性が最高潮になることもあります。

時間帯問わずアチコチでボイルが始まり、ただただルアーを投げてるだけで沢山のシーバスを釣ることができる限定イベントみたいなものなので、ぜひ狙ってみて下さい。(ただし、増水には要注意)

■秋

秋は場所を問わずシーバスたちの活性が高くなる季節であり、もちろん河川も例外ではありません。豊富なベイトを求め沢山のシーバスが河川に集まり、また産卵のための荒食いも始まるため、比較的イージーに釣ることができます。

気温も穏やかになり、アングラー目線でも快適に釣りができる季節であることは間違いないので、秋は超狙い目の季節であることは間違いありません、はい。

時間帯について。夜がいいのか、昼がいいのか。

結論から言うと、昼であっても夜であっても、河川でのシーバスゲームを成立させることは可能。ただし、難易度で言うとデイゲームよりはナイトゲームのほうが簡単なので参考までに。

 

昼の河川でシーバスを狙う場合、できるだけ水深のあるエリアを狙うようにして下さい。目で見て底が見えるような水深が浅いエリアはシーバスが警戒して入ってこず、まず釣れることはありません。

日中はボトム付近やストラクチャー周りでひっそりとベイトを狙っていることが多いので、【シーバスがいるであろう場所】をピンポイントで探っていくことが釣果を安定させるコツです。

 

反対に夜になると警戒心が緩いだシーバスが活発に動き回るようになり、昼間では姿が確認できないシャローエリアにも積極的に入ってきますので、狙ってみて下さい。

ルアーを見せるようにゆっくり目のリトリーブが効果的な場合が多いので、ぜひ試してみて下さいね。

河川で釣りをするときの注意点

河川は水深がそれほどない場合が多く、落水しても大した被害にならないことが多いですが、流れがあり危険な場合もあるので必ずライフジャケットを着用するようにして下さい。

また、悪天候後の増水時には急激に水位が上がり危険です。河川への釣行は現地の天気だけではなく、上流域の天気予報にも目を通すようにしておくことをオススメします。

 

足場が安定している護岸で釣りをする場合もあれば、草木生い茂るような場所で釣りをすることもあると思います。河川にはスズメバチやマムシなど、危険な生物が潜んでいる可能性もあるので、その辺りも注意しておいたほうが良いです。

地域によれば凶暴な野犬がいることもあります。(昔の夜の淀川は野犬が多くてほんと怖かった・・・)

河川でのシーバスゲーム攻略法

河川ではこう釣る!

  • 上流から流すように釣る
  • 流れの変化を狙う
  • 橋脚などのストラクチャー狙い

特に大規模河川になるほど【適当にキャスト】しているだけでは中々シーバスを釣ることができません。

どこにシーバスが潜んでいるのかを考え、自分の中で色々推測を立て、考えを持ったキャストを繰り返すことが釣果を安定させるキーポイントとなるので、より具体性を考えたシーバスゲームを展開することをオススメします。

上流から流すように釣る

河川でのシーバスゲームの基本ですが、ダウンクロスではなく、アップクロスにキャストすることを意識して下さい。要するに、上流域に向かってキャストする・・・って感じ。

もちろん、ダウンクロスからルアーを通してくるのがダメってことではないですが、どちらかと言うとアップクロスへキャストしたほうが【釣果が安定する】ことが多いので、要は可能性の問題。

 

まず上流域にキャストし、流れと同じスピード、もしくは流れより少し速いスピードでリトリーブします。

するとルアーはどんどん下流域に向かって流されていき、ある一定のラインで上流域に向かって進むように方向転換します。要するにUの字を書くようにルアーが動くのですが、このテクニックのことを【U字ターン】と呼ぶこともあります。

 

Uの字の頂点でルアーの軌道が変わり、その変化に反応したシーバスがガツン!とHITしてくることが多いので、ドリフト(ルアーを流す)からのU字ターンを極めることで河川シーバスゲームを攻略することができる・・・まぁこんな感じ。

流れの変化を狙う

河川は一定に流れているように見えますが、当然「流れが速い場所」「流れが緩い場所」が存在しています。

シーバスは流れが緩い場所で上流域から流されてくるベイトを待ち構え捕食していることが多いので、流れの緩い場所と速い場所が入り交ざるポイント、所謂【流れの変化がある場所】にルアーを流し込むことでガツン!とHITすることが多いです。

 

ヨレがあったり潮目ができていたり。流れの変化がある場所は目でみて何かしらの違和感を感じますので、「あそこが怪しいな・・・」と思うポイントがあれば、積極的に狙ってみて下さい。

橋脚などのストラクチャー狙い

シーバスはオープンエリアよりも橋脚や沈み根などのストラクチャーを好んで居着いていることが多いです。物陰に隠れ、近づいてくるベイトをパクリと捕食する。こんな感じ。

なので、ストラクチャーを狙ってキャストするほうが【より高確率でシーバスがいる場所へキャストできる】ということになるので、目で見て何かしらのストラクチャーがある場合、ぜひ狙ってみて下さい。

 

特に橋脚周りを河川でのシーバスゲームにおいて超一級ポイントなので、先行者がいない場合は要チェックです。

参考ページ→橋脚周りでシーバスを狙う方法

 

以上、河川でシーバスを狙うときの攻略方法でした。

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