【場所(ポイント)選び】は、シーバスゲームにおいて釣果を分ける凄く大事な鍵となります。
ポイント選びを間違うとほんと釣れませんので、このページでは【シーバスの釣果を安定させるためのポイント(場所)選び】について、色々僕の思うことを書いていきたいと思います。
目次
ポイント探しのポイント
- ベイト(餌)が豊富
- ストラクチャーが豊富
- 魚の数が豊富
ポイント探しのポイント・・・と、なんとも歯切れの悪い言い回しになってしまいましたが、僕がシーバスを釣るためのポイントを絞るために考えてるのが以上3つなんで参考までに。
餌が豊富で、シーバスが着くストラクチャーが沢山あり、シーバスの数も多い・・・一見すると当たり前の要素ですが、この3つを重視せずポイントを絞れてきれていないアングラーさんは案外多いです。
【シーバスがなかなか釣れない・・・】と嘆いているアングラーさんほど、【シーバスが釣れない環境】で釣りをしていることがほんと多いので、まずはシーバスが釣れやすいであろうポイント選びを心がけるようにして下さいね、はい。
シーバスゲームはこのフィールドを狙うべし!
- 河口(河川)
- テトラ帯(消波ブロック)
- 堤防
- 運河
- 磯
- サーフ
地域によって釣りのできるフィールドは限られてくるだろうけど、この6つのフィールドをそれぞれ一つ知っておくだけで戦略の幅が広がることは間違いないから、ぜひ自分だけのポイントを探してみて下さいね。
では、各フィールド一つずつの特徴を簡単にまとめてみたいと思います。
河口(河川)

シーバスは汽水域でも生息できる魚なので、河口や河川も一級ポイントとなります。例えば僕の住む大阪なんかだと、淀川や神崎川なんかが有名ですね。
ほんとね、障害物(堰など)がない限り、数十キロに渡り遡上することもあるらしいので、堰がない地域では上流域まで探ってみると思いがけない好ポイントを見つけられるかもしれません。
大規模な河川になるほど、「どこにキャストすれば良いのか分からない・・・」となりますが、橋脚であったり流れのヨレであったり、ベイトの有無だったり。
広いポイントだからこそ狙うべきポイントは沢山あるので、自分の中で仮説を立て、色々攻めてみることが重要です。
テトラ帯

個人的に、テトラ帯は最もシーバスをイージーに釣ることができるフィールドだと思ってます。上の写真は僕が良く通ってるフィールドなんですが、ここに来てボウズを食らったことはほとんどないんじゃない?と思えるほど、好釣果を上がられている場所です。
もちろん、このフィールドが良いのではなく、テトラ帯にはシーバスを釣りやすい魅力が沢山ある・・・ということ。
ただ、テトラ帯は足元が悪く、転倒や落下などのリスクがあります。滑りにくい靴を履き、なるべく明るい時間帯に釣行し、リスクを極限まで下げることを前提に釣行することをオススメします。
テトラ帯でのシーバスゲームは、基本的に【際打ち】の釣りだと思って下さい。正面にキャストするのではなく、テトラに沿わすように横へキャストする。これが基本です。
テトラの隙間にシーバスが着いており、ベイトを待ち構えてます。テトラスレスレをトレースすることでガツン!とHITすることが多いので、心してリトリーブして下さいね。
堤防

まぁ定番ですね。足場も良く釣りをしやすい環境の堤防は、特にシーバスフィッシング初心者さんには非常に難易度の低いフィールドではないでしょうか?
ただ、釣りがしやすい=沢山の人がくることになり、特にハイシーズンの週末になると沢山の人で溢れかえることが予測されます。特にファミリーフィッシングが多くなり、ルアーマンは肩身の狭い思いをするかも・・・。
堤防でシーバスを狙う場合、沖合に出てる「潮目」を狙ってみたり、ミオ筋(船の通り道)やブレイクライン(かけあがり)を狙うことが重要です。
ただなんとなくキャストしているだけだと思うような結果に繋がらないことが多いので、「どこにシーバスがいるのか」を頭の中で推測し、効率良く攻めることが凄く大事な要素となります。
キャストして反応がない場合、堤防際を「テクトロ」するテクニックもあります。単純に、堤防際にルアーを落とし込み、テクテク歩いて探っていく方法で、人が少ない堤防ではこれ以上ない釣果を叩き出すこともしばしば。
特に沖堤防で実績のある方法なんで、お試しあれ。
運河

運河は人工的に作られた河のことであり、特に都市部に多く見られます。
運河は一見「攻めるべきポイントが見当たらない」ように思えますが、目に見えない範囲に「ブレイクライン(浅い場所と深い場所の境目)」があることが多く、そこに数多くのシーバスが着いてます。
また、橋脚があることも多く、キャストに自信のある人は橋脚際や裏を攻めることで潜んでいるシーバスをピンポイントで狙うことも可能。
運河は特に「バチ抜けパターン」で爆発的な釣果を叩き出すことが多いので、冬〜春にかけてのバチ抜け時期に釣行することをオススメします。
磯

都市部では中々お目にかかれませんが、地方では「磯」も狙うべきフィールドの一つとして考えてみてはどうでしょうか?
ただし、磯は足場が悪く転倒の危険があったり、潮流が速い場所が多く、落水すれば間違いなく命に関わる重大な事故に繋がってしまうので、初心者さんは避けておいたほうが良いフィールドであることは理解しておいて下さい。
磯では居付きのシーバスではなく、ベイトに着いている回遊型のシーバスをメインに狙うことになります。稀にハマチなどの青物がかかることもあるので、タックルはより強靭なものを使うことをオススメします。
サーフ

ぶっちゃけ難易度が高く、シーバス狙いでサーフを選択する人はほとんど居ないんじゃない?と思うほど人が少ないフィールドなんですが、敢えて挑戦する価値はあると思います。
ちなみに僕は狙って(サーフで)シーバスを釣ったことはありません。メバリングやショアジギングの外道として釣ったことなら何度もありますが、狙ってるときは何故が釣れないんですよね、はい。
釣り場を自力で探す方法
- グーグルマップは最強アプリ
- 店員さんと仲良くなる
- 釣れてる場所に行く
シーバスを釣るためには、当然そこにシーバスが居て、なおかつルアーに好反応を見せるフィールドに行くことが重要なんで、その辺りについてお話していきたいと思います。
グーグルマップは最強
釣り場を探すときは、スマホアプリのGoogleマップが最強です。マップを見ながら釣れそうな場所を探すこともできますし、最寄りの駐車場やコンビニなども同時に探すこともできるので、ほんと重宝します。
アングラーには必須と言ってよいほど優良アプリなんで、インストールをオススメします。
※アプリを開くと左上に「三」←こんなボタンがあり、そこをタップすると「航空写真」という項目があります。ここにチェックを入れることで、図ではなく写真で地図を確認できるようになるので、ぜひお試しあれ。
店員さんと仲良くなる
最寄りの釣具店に足を運び、常連となることで店員さんから色々な情報を教えてもらうことができます。「◯◯が釣れてるよー」「◯◯にベイトが入ってるよー」的な感じ。
また、仲良くなることで一緒に釣行する機会も増え、釣り友達を増やすキッカケにもなります。
釣具屋の店員さんと仲良くなって損することはないと思うので、まずは喋りかけてみることから始めてみましょう。
釣れている場所に行く
シーバスゲームは、如何にシーバスがいる場所に行くことができるか・・・が釣果を分ける鍵になります。
そのため、近くの釣具屋さんで釣果情報を確認したり、WEB上で釣れている場所を確認することが重要です。また、サビキでイワシが沢山釣れてるフィールドは、大型のフィッシュイーターが群れで入ってくる可能性が高いので、サビキ釣果もお見逃しなく。
カンパリや(関西であれば)フィッシングマックスを確認することで大体の釣れている場所を把握することができるので、常日頃からチェックしておくことで釣果アップ間違いなしです!