2017年、シマノから新たなシリーズとしてリリースされた【サステイン】を、ショアジギング用に買ってみたので、全力でインプレしていきたいと思います。ちなみに今回入手したのは「C5000番」です。

目次
シマノ サステインに関するアレコレ

サステインについて色々まとめておくから、買おうかどうか迷ってる人はぜひ参考にしてみてね
- サステインの詳細スペック
- 魚種によって番手を変えよう
- 番手別のハンドルノブに注意
- とにかく剛性が必要な釣りに
- ドラグノブが扱いやすい
- ハマチとファイトしてみた感想
- ツインパワーXDとどちらを選ぶべき?
サステインの詳細スペック
※スマホでは横にスクロールできます
ギア比 | 最大ドラグ力 | 自重 | PE糸巻き量(号-m) | 巻き上げ幅 | ハンドル長 | |
---|---|---|---|---|---|---|
C3000HG | 6.0 | 9kg | 225g | 1-400 | 88 | 55 |
C3000XG | 6.2 | 9kg | 235g | 1-400 | 91 | 55 |
4000XG | 6.2 | 11kg | 285g | 2-210 | 99 | 55 |
C5000XG | 6.2 | 11kg | 285g | 2-300 | 103 | 57 |
現時点でリリースされてるのは上記4つの番手です。サステインは主に「大物狙い」に適したリールなので、メバリングやアジングなどのライトゲームには全く向いていません。
今後2000番とか1000番とかがリリースされれば即買いするんですけどね・・・シマノさんお願いします。
■技術特性マーク
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参照:シマノ サステイン
技術特性マークを見ると、「これ、上位機種要らないんじゃね?」ってぐらい、高パフォーマンスです。個人的には、HAGANEギア、HAGANEボディが魅力的ですね。大物狙いが好きな僕からするとすっごく価値の高いリールであることは間違いなし。
基本性能だけで言えば「サステインを持ってりゃなんとかなる!」レベルなので、これから釣りを始めるような初心者アングラーさんの「始めの一台」としてもうってつけだと思います。
狙う魚種によって番手を変えよう
サステインは主に「パワーのある魚」を相手取るときに使用するリールですが、番手の幅が3000〜5000と設定されているので、狙う魚種によって買う番手をセレクトしなければいけません。
大体でセレクトすると・・・
- 3000番・・・大型シーバス、ロックフィッシュなど
- 4000番・・・ライトショアジギング
- 5000番・・・・ショアジギング
こんな感じですね。3000番台をショアジギングで使うには少々心もとないので、80cmを超えるランカーシーバスを狙うときや、地磯などで中大型ロックフィッシュを狙うときは向いている番手ですね。
4000番、5000番クラスになるとショアジギングで活用できるパワーが備わってますが、より本格的にショアジギングを楽しみたいときは5000番一択ですね。ただし、サステインは現時点で「C5000番」しかリリースされてないので、ボディサイズは4000番、5000番ともに同じサイズです。
ハンドルノブに注意

サステインは番手によって「ハンドルノブ」の仕様が異なるようです。僕の買ったC5000XGであればEVA素材のラウンドノブとなってますが、4000番、3000番ではT字型ノブ仕様になっている番手もあるようです。
ノブの形状が気になる人は、要確認です。
ブラックな見た目がカッコいい!

見た目に関しては人それぞれ感性が違うのでなんとも言えませんが、個人的にはすっごい好みな外観です。ただ、若干安っぽいな・・・と感じる部分があるのも確かで、特に「SUSTAIN」って書いてる部分が少し残念です。
ちなみにメイドインマレーシアなので、国産好みの方はツインパワー以上のモデルを買いましょう。

↑ロッドにつけたらこんな感じ。ちなみにロッドはコルトスナイパーS1000Hです。

↑遠目で見た感じ

うん、カッコいい!!
とにかく剛性が必要な釣りに向いてるリール
シマノには、サステインと同価格帯にストラディックCI4がありますが、軽さを求めたストラディックシリーズとは違い、サステインは「HAGANEボディ」「HAGANEギア」を搭載した、非常に剛性に優れたモデルとなってます。
サステインの上位機種に15ツインパワー(→インプレ記事)やヴァンキッシュがありますが、「剛性」を主にリールを選ぶのであれば、サステイン一択ですね。
河川や磯でのランカーシーバスゲーム、堤防や磯などからのショアジギングではリールの剛性が求められる部分が多く、軟なリールじゃ太刀打ちできないことがあるので、とにかく大物を相手取るパワーゲームを楽しみたい方は、剛性に優れたサステインをセレクトしてみてはどうでしょうか?
ドラグノブが大きく扱いやすい

サステインには、ツインパワーでも採用されていた「大型ドラグノブ」になっており、細かいドラグ設定がよりやりやすくなっています。
大型ドラグノブ、ファイト中のドラグ調整がほんとやりやすいので、特にドラグ調整が重要なファクターとなるショアジギングなどの大型魚狙いの釣りで重宝しますので、個人的にはすっごく嬉しい機能の一つ。
ハマチとファイトしてみた感想

↑写真は以前釣ったハマチ
残念なことに、サステインを使った初釣行では足元で50cmほどのハマチをバラしてしまうという失態を犯してしまったのですが、サステインの性能を試すためいつもより長めにファイトしたため、リールそのものの性能は十分体感することができました。
結論としては、50cm程度のハマチならゴリ巻きで余裕で寄せることができるし、ハマチの強烈な引きに対しスムーズにドラグが出てくれるため、ファイト時の不安は微塵もありませんでしたね。15ツインパワーと遜色なし!
C5000番なので、ブリやヒラマササイズはどうかな・・・?って感じですが、メジロ、50までのカンパチ、50までのヒラマサぐらいまでは恐らく難なくファイトできるとは思うので、大体の参考までに。
ちなみにラインはPE2.5号で、そこそこ根の荒い地磯での釣行でした。
ツインパワーXDとどちらを選ぶべき?
何かと比べられることが多くなるであろうサステインとツインパワーXDですが、(個人的な感覚ですが・・・)予算の都合があうのであれば、断然「ツインパワーXD」を買うことをオススメします。
僕自身ツインパワーXDを持ってないのでなんとも言えませんが、サステインの立ち位置ってツインパワーXDの廉価版なんです。性能面はパット見同じでも、細部で差別化されていることは間違いないので、ツインパワーXDとサステイン、どちらも予算範囲内に入るのであれば、迷わずツインパワーXDを買うべきなのは間違いありません。
とはいえ、サステインとツインパワーXDでは実売価格1万円以上の差が開きますから、悩みどころですよね。僕は道具にそれほどお金をかけたくない派なんでサステインを選択しましたが、ツインパワーXDが欲しくて欲しくて仕方ない・・・。
とは言っても、サステインも良いリールであることは間違いありませんので、まぁそんな感じ。
以上、17サステインのインプレでした。
この価格でこのクオリティ!?って感じ