フック(釣り針)が刺さってしまったときの対処方法

今回は、釣りの最中や道具のメンテナンス中に釣り針が指などに刺さってしまったときの対処方法を紹介します。フックが刺さらないようにするのが一番ですが、どれだけ気をつけていても刺さるときはブスっと刺さってしまうので、万が一の事態に遭遇したときの予備知識としてご一読頂ければと思います。

2回指にぶっ刺したことがあるよ

ストリング・ヤンク・テクニックは正直オススメしない

「フック 刺さった」的なキーワードでネット検索すると、「ストリング・ヤンク・テクニック」という方法がHITします。僕自身やったことはないしやったという話を聞いたこともないんだけど、この方法、正直オススメすることはできません。

方法としては太めのラインを使い刺さったフックを無理くり抜く方法なんですが、無理やり抜くことで更に傷口が広がったり、勢いよく抜けたフックが別の場所へ刺さったり他の人へ刺さったりすることも考えられるので、つまり「リスクが高い方法」なんですね。

 

そこそこ有名な方法みたいなので手っ取り早く「刺さったフックを抜きたい」という人は試してみるのもアリかもしれませんが、完全自己責任でお願いします。

メモ

ストリング・ヤンク・テクニックを使うときはなれてる医者にやってもらうのがベスト!自分でやるのはリスクがいっぱい

プライヤーを使って抜いたことがあるが、凄く痛かった

以前地磯での釣行中、朝まずめのチャンスタイムに気を焦らせた僕はほんの些細な不注意から指へフックをぶっ刺してしまいました。大きなハマチが周りで沢山釣れてるのを見てましたからね、そりゃ焦ります。

場所が地磯ということもあり、しかも車まで20分ほど歩かなければいけないポイントだったため自分で応急処置をするしかなく、その場にあったフィッシングプライヤーで力任せにフックを引き抜くことにしました。

 

もうね、激痛中の激痛です。フックを抜くまでの時間はほんの数秒だったとは思いますが、その一瞬の内に痛みという痛みを全て経験した・・・ってぐらいの激痛が走りましたからね、とにかく痛かった。

その後なんとか釣りを継続しなんとかハマチ数本を釣り上げ帰路についたのですが、帰り道で指がジンジン痛むわ、翌日に謎の高熱が出るわで散々な結果となったので、応急措置として刺さったフックをプライヤーで抜くことを決断した人は、後でくる悲劇を理解した上でやるようにして下さいね。

メモ

嘘のように痛かった

わざと貫通させカエシを潰してから抜く

ご存知の通り、釣り針には掛かった針を抜けにくくする「カエシ」がついていることが多いです。ですので、カエシ付きのフックが指に刺さってしまったときは、「そう簡単に抜くことはできない」ということを覚悟しましょう。

魚の口から外すのは簡単なんですけどね、自分に刺さったカエシ付きのフックを抜くのは凄く困難なんですよ、ほんとに。

 

ということは、単純に考えると「カエシさえ潰すことができれば簡単に抜くことができる」ということなので、例えば指に刺さったフックをカエシの部分まで貫通させることでできるのであれば、一度貫通させ、カエシを潰すことで比較的ダメージを少なく刺さったフックを抜くことができるようになります。

メモ

魚にも人にも優しい「バーブレスフック」を使うことでリスクを減らすことができる

消毒液があるなら必ずぶっ掛けよう

釣りは活餌を触ったり魚を直接触ったりすることが多いので、どうしてもバイ菌が多くなりがちです。フックが刺さってしまった箇所にバイ菌が入ると非常にやっかりなので、消毒液がある場合は必ずぶっ掛けておきましょう。

ない場合は真水で洗ったり、真水がないときはお茶などで洗浄するのもアリです。

 

僕の釣り友達の話ですが、釣り場で指に怪我をしたにも関わらずそのまま釣りを続行し、傷口へ何かしらのバイ菌が入り指が2倍ほどの大きさに腫れ上がった事案がありました。

幸い大事には至りませんでしたが、下手すると指の切断など重大な事故に繋がるケースも十分考えられるので、釣り場で怪我をしたときは清潔にしておくことを心がけ、できることならその日の釣りを切り上げ、早めに帰路へつくことをオススメします。

メモ

バイ菌は想像以上に怖い

病院にいくのが一番

ナース

 

フックが指に刺さってしまったときはどのような方法をとるにせよ「引き抜く」以外選択肢がないですが、自分でやると予期せぬ二次災害に発展してしまうリスクがどうしても生まれてしまいます。

凄く面倒だしお金もかかりますが、やはり処置のプロであるお医者さんに見てもらうことが一番の対処方法ですので、フックが刺さってしまったときは意地を張らず、素直に病院へ直行することをオススメします。

メモ

自分で処置せず、プロに任せるのが一番

以上、フックが刺さってしまったときの対処方法まとめでした。

スポンサーリンク

関連する記事