サバをルアーで釣るためのアレコレ【※釣るためのアクションや、時間帯など】

今回は、お馴染みの大衆魚である「サバ」を、餌ではなく【ルアーで狙うとき】のお話。ルアーで狙う時の動かし方や狙うべき時期、時間帯など、サバルアーゲームについてのアレコレをまとめておくから、どうぞ参考までに。

サバはルアーゲームの好ターゲット!

サバをルアーで狙うときに適した時期

サバは広い海を回遊している魚なので、ショアからルアーで狙うためには当然「陸近くに接岸しているとき」を狙う必要性があります。ショアからだと、どれだけフルキャストしても100mいくかいかないかですし、ライトタックルだと50m飛んだらいいほうですからね、サバが近くを回遊しているときが「狙うべき時期」です。

では、なぜサバが岸近くに接岸してくるのかと言うと、【ベイトフィッシュ(餌)を追いかけて接岸してくる】が答えです。ですので、ベイトフィッシュとなるイワシなどが接岸してくる「春〜秋」にかけてが、サバをルアーで狙うことのできる時期となります。

 

中でも「秋」は桁違いにイワシが接岸してくることもあり、そのイワシを追って沢山のサバが接岸してきます。ちなみにそのサバを追ってブリなどの大型青物も接岸してくるので、秋はサバの他にも色々な魚を狙うことができる【釣りのハイシーズン】です。

メモ

サバをルアーで狙う時期は【秋】がオススメ

時間帯は日中がベスト!ただし、条件が揃えば夜でも狙える

サバ

サバを狙う時間帯は、基本的に「明るい時間帯」だという認識でオッケーです。特にローライトな朝夕のマズメ時はサバのゴールデンタイムであり、タイミングが合えば【誰でも超簡単に釣れる】ほどイージーな魚なので、場数を踏み、大掛かりなサバの回遊タイミングに遭遇するチャンスを掴みにいきましょう!

「じゃあサバを夜に釣ることはできないのか?」という疑問を抱く人もいるでしょうが、決してそうではありません。夜でもベイトフィッシュが接岸しているときや、常夜灯周りではサバが群れをなしていることがあるので、そのタイミングを狙い釣行することで【夜でもサバゲームを楽しむこと】ができます。

 

だからと言ってわざわざ夜にサバを狙いにいくのは非効率的ですし、釣れる可能性も低くなってしまいますので、少しでも釣果を安定させたいときは日中のサバゲームを楽しむようにしておきたいですね。

メモ

サバはデイゲーム(日中)がオススメ

サバを狙うときのタックルセレクト

サバを狙うときのタックルセレクトですが、基本的には【狙うサバのサイズによってタックルを持ち替える】のが正解です。ショアからルアーで狙えるサバのサイズは10cm〜40cm程度の個体が多いので、20cm以下のサバ、20cm以上のサバの2つに分けて、タックルセレクトを考えてみましょう。

 

まず、20cm以下のサバがメインとなる場合は、ガチガチのタックルよりはメバリングがアジングなどを楽しむための「ライトゲーム用ロッド」が適しています。

反対に20cm以上のサバをメインに狙うときは、「ライトショアジギング用タックル」もしくはシーバス、エギングロッドなどが適していますね。40cmクラスのサバともなるとファイトがそこそこ強烈なので、比較的強めのタックルセレクトを心がけておきたいところです。

サバの釣り方を具体的に紹介

サバはルアーに対し猛烈にアタックしてくる魚ですので、いさえすれば「ルアーで釣るのがそれほど難しくない魚」です。難しく考えずとも、適当に投げて巻いてくるだけで釣れることがありますからね。

ただ、何も考えずにキャストしている人と、試行錯誤しながら釣りを展開する人とでは最終的な釣果に大きな差が開くことが多いので、その辺りを意識しておくことで腕の上達に繋がるのでは・・・?とも思います。

 

まず、活性が高くサイズが小さなサバを狙うときは、「表層付近」を少し速めの速度でリトリーブすることで釣れることが多いです。巻きスピードがマッチしないと食ってこないときのあるので、色々調整してみて下さい。

またサバは「フォール」にも好反応を示します。ただ巻きの中にフォールを入れたり、リフトアンドフォールで誘うと狂ったようにバイトしてくることが多々ありますので、ただ巻きだけじゃ釣れないときは【フォールの釣り】を展開していきましょう。

 

ちなみに大型サイズのサバは表層ではなくボトム付近を回遊していることが多いので、「大物一発狙いじゃ!」って人は、表層や中層を避け、底付近をネチネチ攻めることで良い結果を残せる可能性が高くなりますので、ぜひ試してみて下さい。

メモ

ただ巻き、フォールを使い分けで反応が良いアクションを探し出すのが釣果を伸ばすコツ

使うべきルアーの種類とサバ狙いにオススメなルアー

サバを狙うときに有効的なルアーは、メタルジグ、メタルバイブ、ワーム、この3つです。ミノーやバイブレーションでも十分な釣果を叩き出すことができますが、個人的にはこの3つをメインにサバゲームを展開することが圧倒的に多い。

メタルジグ

メタルジグは飛距離を稼ぐことができ、広範囲を探ることができるので「釣り場にきて一投目に投げること」が多いですね。所謂サーチベイト的な使い方。

キャストし任意のレンジまで沈め、ジャカ、ジャカ、ジャカとショートピッチなジャークや、その合間に1〜3秒ほどのフォールを入れ「食わせの間」を入れるのも有りです。

 

サバを狙うときのメタルジグの重さですが、ライトタックルであれば〜5g程度、ライトショアジギングタックルであれば20g〜30gぐらいがベストです。後は水深や潮流に合わせてウエイトセレクトしてみて下さい。

オススメメタルジグはメジャークラフトのジグパラです。

メタルバイブ

メタルバイブはメタルジグ並の飛距離を稼ぐことができ、ただ巻いてくるだけで魚に強烈なアピールをすることができますので、「メタルジグはなんとなく難しいイメージ・・・」って人は、メタルバイブでサバを狙ってみて下さい。

メタルジグよりレンジキープの容易く、一定のレンジを難なく引いてこれるのもメタルバイブの強みです。メタルジグだとどうしても狙ったレンジより上下にズレることが多いですからね、アタリがあるレンジが決まっているときは、メタルバイブが活躍します。

ワーム

メタル系のルアーで反応が薄いときは、ソフトルアーで攻めてみると良い結果に繋がることが多いです。ジグヘッド+ワームの組み合わせでも十分釣れますが、個人的にはワームにバイブレーション波動をプラスしてくれるルアーを好んで使うことが多いですね。

具体的には「コアマン VJ16」ってルアー。シーバス用に発売されているルアーではありますが、サバの他にもサゴシやハマチなんかの反応も頗る良いです。

 

使い方は簡単で、キャストしてただ巻いてくるだけ。時たまストップを入れ食わせの間を入れてやるのも効果的なので、ただ巻きだけで反応がないときはストップアンドゴーを試してみましょう。

以上、サバをルアーで狙うときのアレコレでした。

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