今回は、釣行後にしっかり行っておきたい【ロッドの手入れ】についてのお話。しっかりとしたメンテナンスをするかどうかで、大事なロッドの寿命が変わってくることも考えられるので、しっかりと手入れを行い、道具を大切に扱いましょう!

ロッドの手入れ方法を考えてみる

ロッドはリールと違い細かく分解することができず、「どのようにメンテナンスすればいいのか分からない」ということもあり、釣行後の手入れを疎かにしている人も多いと思います。使ったロッドを車に積みっぱなし、そんな人も多いのではないでしょうか?
当然、手入れも何もせず、適当に放置しているロッドは、しっかりメンテされているロッドに比べると「劣化が進んでいる」可能性が高く、つまり「アングラー自らの手で寿命を縮めている」ことになるので、【大事に長く使いたい】そう考えるのなら、釣行ごとにしっかり手入れしてやることをオススメします。
では、釣行後はどのようにしてロッドの手入れをするべきなのか?その辺りについて考えていきます。

ロッドの手入れを怠るととんでもないスピードで劣化が進むよ
釣行後はすぐに汚れを拭き取る
特に海釣りでは、使用後のロッドには沢山の塩分や汚れが付着していますので、そのまま車に積み込む・・・ということだけは避けておきましょう。大事な車のシートに汚れが付着することも考えられますからね、十分注意しておいたほうが良いです。
そのため、ツリイコ編集部では釣行後必ず「ウエットティッシュ」を使いロッド全体を拭き取り、その後傷が付きにくい柔らかめのタオルで水気を拭き取るようにしています。もちろん、ロッドだけではなくリールも同じように拭き取りましょう。
こうすることにより、ロッドに付着していた塩分や汚れを一網打尽にすることができますからね、やるとやらないでは雲泥の差が生まれれる訳です。
時間にしておよそ2分、この2分の手入れをやるかどうかでロッドの寿命が長くも短くもなるので、最早「やらない選択肢はない」と言えますよね。少しだけ面倒ですが、釣行後はウエットティッシュとタオルを駆使し、蓄積した汚れを落としておきましょう!
軽く拭き取るだけでも良いよ
帰宅後は必ず水洗いを

水でさっと洗い流そう
釣りから帰宅した後は疲れも溜まっていることから「道具の手入れが面倒・・・」と、そのまま放置してしまいがちですが、なるべくその日の内に「水洗い」でさっと汚れを落とし、手入れを終わらせておくことをオススメします。
塩分によってガイドがサビたり、ロッドの劣化に繋がってしまいますからね、できるだけ早く塩気を落としてあげるのが、ロッドを長持ちさせるコツでもあります。
メンテ方法は簡単で、お風呂場にロッドを持ち込み、シャワーでさっと流すだけ。ぬるま湯がオススメですが、面倒なときは冷たい水で十分なので、ガイドやリールシートなど、塩分が噛みやすい場所を入念に洗い流しましょう。(お湯で洗うのは止めておいたほうが良いです)
洗い終わった後は柔らかめのタオルで水気を落とし、湿気の少ない場所で乾燥させればオッケーです。
特にガイドは錆びやすいため、入念に洗っておこう!
毎回したほうが良いのか?

ロッドは毎回水洗いしたほうがいいの?
釣行回数の多い人は、「毎回手入れするのは面倒」そう感じる人も多いとは思いますが、ツリイコ編集部的には【できることなら毎回しておいたほうが良いよ】というのが本音です。
ただ、毎日のように釣りにいくときは毎度毎度、家に持ち帰り水洗いするのは面倒なので、ウエットティッシュで拭いた後、車に保管しておくこともよくあります。2〜3日以上間隔が開くのであれば、面倒ですが持ち帰りメンテしておくことがオススメです。
また、道具をどれだけ大切に思っているかによって、手入れ頻度を変えてみるのも一つの手ですね。「壊れたら買い替えるつもりだし・・・」その程度の思い入れしかないロッドであれば、月に一度ほどメンテするだけでオッケーだとは思います。
大事に使いたいロッドは、必ず毎回手入れしておこう
メンテ後の保管について

ロッドはどこに保管しておけばいいの?
手入れを終わらした後、「ロッドをどこに保管しておくか」は非常に迷う点でもありますが、「直射日光でない」「湿気がない」「温度の差が激しすぎない」この3点をクリアしている場所であれば、どこでもオッケーだとは思います。
また、できることならロッドからリールを外し、保管するのがオススメです。リールの重みによってどこかしら一点に負荷がかかり続ける訳ですからね、良いか悪いかで言ったら「悪い状況」なため、なるべく外しておきましょう。
普段生活している部屋に置いておくのが一番
以上、釣行後の「ロッドの手入れ」に関するアレコレでした。
釣りを楽しんだ後はしっかりロッドを手入れしておこう!