今回は、ロッドに定められている「調子(テーパー)」についてのお話。ロッドには大きく分けて4種類のテーパーが設定されているので、その種類と特徴を知っておきましょう。

そもそも調子(テーパー)とは?

そもそも、ロッドに定められている「テーパーって一体なにもの?」って話ですが、テーパーとは【一定の負荷を与えたときにロッドがどの位置で曲がるか】を定めている規格のことを指す言葉です。
「先調子」「胴調子」と言い換えることもありますね。ロッドが曲がる角度が変わることにより、そのロッドが持つ特性が大きく変わりますので、どのような釣りを展開したいか、どんな魚を相手に釣りを楽しむか、自分が求めているスタイルに合わせ、ロッドの調子(テーパー)を決めるようにしておきましょう。
テーパーは大きく「4種類」に分けられることが多いので、その一つ一つを簡潔にお話していきます。
テーパーによってロッドの特性が大きく変わる
4種類のテーパーを知っておこう

テーパーは「エキストラファースト」「ファースト」「レギュラー」「スロー」の4つに分類されており、上図のようにスローテーパー寄りになるほど、ロッドが曲がる支点が下に移動していきます。
では、それぞれどのような特徴があるのか?見ていきます。
(エキストラ)ファーストテーパー

感度が良くなるよ
ファーストテーパーはロッドの上部を支点とし曲がる調子であり、「エキストラファーストテーパー」が最も曲がり幅が小さく、その下に「ファーストテーパー」の調子があるので、よく曲がりを抑えたいときは「エキストラファースト」、少し曲がりが欲しいときは「ファースト」をセレクトするようにして下さい。
曲がり幅が少なくなることで感度が良くなったり、ルアーアクションを付けやすくなったりというメリットがありますが、キャストがやり難く飛距離が落ちたり、魚とのやり取りに難が出る・・・といったデメリットもあるので、感度優先な釣りや、エギングなどのルアーをキビキビ動かす釣りに向いている調子となっています。
(エキストラ)ファーストテーパーは、アジングやエギングに向いている「先調子」なロッド
レギュラーテーパー

最もスタンダードな調子だよ
レギュラーテーパーはロッドの中心付近から曲がる調子のことで、これといった特徴はないものの、「誰にでも比較的扱いやすいロッド」として、多くのロッドで採用されている調子です。特に、これから釣りを始めるような初心者アングラーに最適なテーパーではないでしょうか?
曲がり幅が大きくなることでキャストがスムーズに行えるようになり、ファーストテーパーに比べると「飛距離」が出しやすく、魚とのファイト中も程よく曲がってくれるので、ドラグ調整をスムーズに行うスキルがなくとも、無難に魚を寄せてくることができるようになります。
ただし、感度は(ファーストテーパーに比べると)悪くなり、ルアーアクションも付けにくいことから、アジングなどの繊細な釣りで使うよりは、シーバスゲームなどに向いているテーパーです。
初心者アングラーはレギュラーテーパーから始めてみよう!
スローテーパー

魚とのやり取りが有利になる!
スローテーパーは「胴調子」とも呼ばれ、バッド部分から大きく曲がることが特徴のテーパーです。バット部分から曲がってくれることで魚からの衝撃を上手く緩和してくれるので、特に青物や大型ロックフィッシュなどの大物とのファイトに向いています。
また、キャストがやりやすいといったメリットも持ち合わせており、ファーストテーパーに比べると飛距離が出しやすい傾向にあるので、沖合に向けてルアーをぶっ飛ばしたいときなどに有効的なテーパーでもあります。
もう一つ、ロッドがよく曲がることにより魚が違和感なく吸い込めるようになり、バラシてしまう確立が少なくなる・・・というのも、スローテーパーの特徴です。先調子のロッドだと魚のアタリを弾いてしまうことがありますからね、スローテーパーのロッドを使うことで「魚の食い込みがよくなる」というメリットに授かることができますよ。
自分の釣りにあったテーパーを選び、より楽しく釣りを展開しよう!
以上、ロッドの調子(テーパー)についてのアレコレでした。
テーパーによってロッドの特徴が大きく変わるよ