【ロックフィッシュ】アタリの取り方と、アワセの入れ方について

今回は、キジハタ(アコウ)やガシラ、オオモンハタやアカハタなどのロックフィッシュを狙うときの【アタリの取り方、アワセの入れ方】についてのお話。

細かいアタリを取るのは釣果を伸ばすための絶対条件だとも言えまし、アワセを確実に入れることもまた、釣果を伸ばすために必要不可欠な要素となるため、ぜひ参考までに。

アタリはどんな感じで出る?

ロックフィッシュのアタリの出方ですが、これは釣り方によっても大きく左右されます。

例えば「ただ巻き(スイミング)」で狙うときは、急に巻いているハンドルが止まるように強くアタリがでることもありますし、ココンと前アタリのようなものが出てから、グイッと引っ張られるようなアタリが出ることも多いです。

 

そして、ロックフィッシュゲームの基本的なテクニックとなる「リフトアンドフォール」など、フォールで食わす釣りの場合に出るアタリは、フォール中にカツン!と金属的なアタリが出ることが多いです。

集中していないと見逃すような小さなアタリが出ることもあるため、フォール中はなるべくラインテンションを張った状態にしておき、いつアタリが出てもいいように身構えておくのが基本です。

メモ

ロックフィッシュのアタリは明確かつ、分かりやすいものが多い傾向

アタリがあるのに乗らないときは

ロックフィッシュゲームを楽しんでいると、「アタリはあるけど全く乗らない・・・」そんな場面に遭遇する機会が増えると思います。

アタリがあるのに乗らない・・・これは精神的にキツイものがありますが、どこかしらを改善することにより、乗らなかったアタリを乗るアタリに変えることができるため、その最善策を考慮してみましょう。

 

例えば、重り(シンカー)のウエイトが重すぎるために上手く吸い込めてなかったり、フォールスピードが速すぎて魚が追いきれていない・・・という仮説を立てることができます。

この場合、シンカーの重さを軽くしてやることで対処することができるため、14gを使っているのであれば10gまで落とす・・・みたいな感じで、ウエイト調整を行いましょう。

 

他に考えられる原因としては、「ワームサイズが大きすぎる」「感度が悪く対応が遅れている」などが考えられるため、様々なことを推測し、色々調整していくことで、乗らなかったアタリをものにすることができるはず!です。

メモ

アタリがあるのに乗らないときは、シンカーの重さを調整することでなんとかなることが多い

参考→シンカーの重さについて

なるべく感度の良い道具を、使う

アタリがあるのに乗らない・・・そんなときは、使っている道具の感度があまり良くない・・・ということも疑ってみましょう。

例えば、あまり感度に優れていないロッドを使っていたり、感度の良くないライン(ナイロンライン)を使っている・・・などですね。

 

ロッドに関しては、使われている素材や自重により感度が大きく変わりますが、感度の良いロッド=値段が高くなるという図式がなりたつため、その辺りはお財布と嫁の機嫌を考慮し、予算の範囲内で一番クオリティの高いロッドを選びましょう。

ロックフィッシュゲームで使うラインはPEライン、フロロカーボンラインの2種がありますが、感度を重視するこであれば、圧倒的に伸びがなく、感度に優れるPEラインの使用をオススメします。

メモ

比較的感度が良いハイクオリティなロッドを使い、感度の良いPEラインを使うとアタリを取りやすくなる

アワセを強く入れよう

ロックフィッシュのアタリは、カツン!と小さく出ることが多いですが、少しでもアタリのような違和感を感じたときは、多少大袈裟な感じが否めないほどのアワセをガツンと入れてやりましょう。

ロックフィッシュの口は案外硬くなっていて、小さすぎるアワセでは貫通力が足りず、バラしてしまう原因となってしまいますからね。なるべく強めのアワセを入れ、少しでもフックアウト率を低くするための工夫が必要です。

 

特に「フロロカーボンライン」を使ったロックフィッシュゲームでは、どうしても「伸びる(フロロカーボンラインはPEラインに比べ伸びる)」傾向にあるため、必要以上に大きめのアワセを入れないことには、魚の口へ上手く貫通させることができなくなってしまいます。

ですので、沖を狙うときは「伸びの少ないPEライン」を使うほうがフッキング率が高くなりますし、その後バラす率も低くなるため、ツリイコ編集部では「近場を攻めるときはフロロ、沖目を攻めるときはPEライン」みたいな使い分けをすることが多いので、ぜひ参考までに。

参考→ロックフィッシュゲームで使うラインはPE?それともフロロ?

以上、ロックフィッシュゲームのアタリの取り方と、アワセについてのアレコレでした。

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