キャスト時、PEラインが切れてしまう原因を探ってみる

今回は、キャスト時にPEラインが切れてしまうときの原因についてをお話したいと思います。ラインが切れてルアーや仕掛けが飛んでいったり、高切れしてしまったり。とにかくPEラインのブレイクが気になる人はぜひご覧あれ。

キャスト時のラインブレイクは時間的にも経済的にも無駄ばかり

PEラインが切れてしまうときに考えられる原因5つ

キャスト時にPEラインがプツンと切れてしまうときに考えられる原因を書き出してみるよ!

  1. 高切れしている
  2. PEラインの劣化
  3. リーダーの結び目から
  4. キャストが下手
  5. ルアーが重すぎ

高切れしている

通常ルアー(仕掛け)付近で切れることが多いPEラインが、ルアーから数十mも離れた場所で切れることを【高切れ】と呼びます。高切れになった場合、ラインキャパシティが一気に減り、仮に70mとか80mとか、絶望的な位置で高切れした場合、その日の釣りを継続することすら困難になります。

では、なぜこのような高切れが起こるのかと言うと、大きく2つの原因が考えられます。一つ目は「スプール内でラインが絡まっていた」場合、2つ目は「スプールやガイドに小さな傷がある」場合です。

 

PEラインは性質上「結び目が切れやすく」なりますので、スプール内で結び目が出来てしまっていた場合、その位置からプツンと切れることも考えられます。また、ガイドやスプールに傷がある場合、PEラインがその傷に擦れ、切れてしまっていることが考えられます。

PEラインの劣化

ナイロンラインやフロロカーボンに比べるとPEラインは長持ちする傾向にありますが、さすがに1年も使い続けていると劣化が始まってしまいます。特に海での使用ではラインへ塩分が噛み、ラインの寿命を一気に縮めてしまうことになるので、釣行後は必ず水洗いをし、塩分を取り除いておくことをオススメします。

劣化したPEラインは僕たちが考えている以上に脆くなっており、キャストした衝撃によりいとも簡単に切れてしまうことになります。また、魚がHITした瞬間にプツンと切れることもあるので、「ラインが弱ってきたな・・・」と感じた場合、すぐに巻き直すことが大事。

 

PEラインの劣化を防ぐために「コーティング」を行う人も多いです。お金がかかるので絶対にやっておくべき!とは言い切れませんが、予算に余裕があるのであれば、やっておいて損はありません。

リーダーの結び目から切れている

PEラインが切れていると見せかけ、実はショックリーダーの結び目から切れているパターンです。PEラインは「結び目が弱くなる」性質を持っており、リーダーとの結束が中途半端な強度になっている場合、すぐに切れてしまいます。

PEラインとリーダーの結束は摩擦系ノット最強と言われている「FGノット」で行い、強度不足を招かないよう、何度も何度も練習を重ね、強度の強い結束を出来るスキルを身につけることをオススメします。

キャストが下手

キャストが上手ではなく、キャスト時にラインが爪に擦れていたり、ガイドに絡まったり、リールのベールが戻りラインに過度な負荷がかかっていたり。とにかく、PEラインにダメージを与えるキャストを繰り返してしまった場合、プツンと切れてしまうことが多くなります。

キャスト時は垂らしを長くとるようにし、ラインへ必要以上の負荷をかけないことを意識することで、不必要なラインブレイクを防げるようになるかもしれませんね。

ルアー(仕掛け)が重すぎ

単純にキャストするルアーや仕掛けが重すぎ、ラインが負荷に耐えられなくなりブレイクしてしまうパターンです。例えばPEライン0.6号で80gのメタルジグを投げる・・・みたいな感じ。

あまりにラインブレイクが頻発する場合、ラインそのものを太くするか、投げるルアーを軽くしてみましょう。

 

以上、キャスト時にPEラインが切れてしまう理由についてでした。

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