メバリングをやったことがない人や、メバルを釣ったことのない人に「メバリングって難しいの?それとも簡単なの?」と難易度に関して質問を受ける機会が多くなってきたので、ここでツリイコ的見解をまとめておこうと思います。

簡単というよりは、お手軽

メバリングはなんとなくのイメージで「簡単でしょ」と考えている人が多いですし、実際他の釣りに比べると簡単な一面もあるのは確かですが、それはメバリングが【お手軽にできる釣りだから】という側面が影響してるんじゃないかな?と思っています。
メバルって案外身近にいる魚ですからね。ハイシーズンになると【え、こんな浅場でメバルが釣れるの?】って場所でも釣れてくれる魚ですから、近くの漁港やサーフ、ちょっとした堤防なんかで楽しめる訳なんです。
世の中には「手軽=簡単」と考えている人が多いですからね、メバリングが簡単な釣りであると捉えられているのにも納得です。
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昔よりは簡単に釣れなくなってくる

数が減っちゃったのかな?
個人的にメバリングを始めたのは、まだ「メバリングという言葉」が世に浸透していないときであり、メバリングと発言すると【なんだよ、リングってwww】とバカにされるぐらいのときでした。確か20歳ぐらいのときだったかな?
その時代は釣り場にはルアーでメバルを狙っている人は極少数でしたし、餌釣りでメバルを狙っているんだろうなー・・・って人がポツリポツリいるぐらいでしたので、釣り場はスレていないメバルで溢れかえっており、とにかく行けばメバルが爆釣できる・・・そんな感じでしたね。
時は過ぎ、メバリングという言葉が世に浸透し始めたときから、釣り場には沢山のメバリンガーが我よ我よとルアーを投げ続け、四六時中メバルにルアーを見せ続けるもんですから、その場所にいるメバルはスレにスレてしまい、人気のある有名ポイントでは、昔のように簡単には釣れなくなってしまいました。
小さなサイズであっても持ち帰ってしまう釣り人も多く、【メバルの絶対数も減ってきているのだろうな】とも感じていますので、リリースサイズの小さなメバルを釣り上げたときは、優しく丁寧に逃がしてあげるようにお願い致します。
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こだわりを持つほど難しくなる

本気になるほど難しくなる
メバリングに限らずどんな釣りでも言えることではありますが、本気になりメバリングに夢中になればなるほど「難しい」と感じる部分が多くなってきますね。釣れないときってほんと釣れないですから、メバルって。
メバルは潮が動いていないときは圧倒的び食いが悪くなるので「潮止まりにどうすれば口を使わすことができるのだろうか・・・」とか、「ルアーを見切られやすいデイゲームでコンスタントにメバルを釣るにはどうすれば・・・」とか、そんな感じですね。
確かに、メバルの活性が高い時間帯では「ジグヘッドにワームを付けて巻いてくる」だけで釣れることもありますが、その状況では誰がやっても同じ結果を出せる訳でして、【自分の実力】ではないことがほとんどです。今日から釣りを始める人であっても釣れちゃうんですよ、タイミングさえ合えば。
難しいのは、人が釣っていないタイミングでメバルを釣り上げること。釣れるメバルはいるんだけど、自分じゃなきゃそのメバルを釣り上げることはできない・・・ぐらいのレベルに達することができてやっと上級者を名乗れる訳です。
なので、メバリングは(タイミングさえ合えば)簡単な釣りだけど、知ろうと思えば思うほど「難しくなる」釣りという認識でいいんじゃないかな?とは思っています。
簡単であり難しくもある、それがメバリング
一つだけ言えるのは、メバリングは奥が深くやればやるほど熱中できる最高の釣りだということ

凄く楽しいよ
まぁ難しくもあり簡単でもあるメバリングですが、いずれにしても「メバリングが凄く楽しい最高の釣り」であることは間違いありません。個人的にはショアジギング、シーバス、チニングなどなどルアーフィッシングのほとんどを楽しんでいますが、メバリングはその中でもトップクラスの楽しさを誇っている・・・と思っていますからね。
ほんとメバルという魚をコンスタントに釣ろうと思えば考えなければいけないことが多いですし、身に付けなくてはいけないテクニックも沢山あります。
メバリングは難しいの?それとも簡単なの?と気になる人は、少なくてもメバリングに興味がある人なんだとは思いますので、この機会にメバリングを始め、その楽しさに触れて頂ければと思いますので、ぜひどうぞ。
以上、メバリングの難易度についてのアレコレでした。
メバリングの難易度はどれくらい?