メバリングでガシラ(カサゴ、アラカブ)が釣れてしまうときのアレコレ

メバリングをしていると高確率で釣れる「ガシラ(カサゴ、アラカブ)」ですが、残念ながらメバリングをしているときにHITするガシラは外道以外の何者でもありません。

もちろん、「釣れたらなんでもオッケー」そんなスタンスでメバリングを楽しんでいるのであればオッケーですが、「メバリング中はメバルだけを釣ることに集中したい」そんな人の場合、外道として釣れてくるガシラは邪魔な存在でしかないですからね(釣れると楽しいですし、食べると美味しい魚なんですけどね)

 

そんなときは、「メバルとガシラを上手く釣り分ける」そう考えながらメバリングを楽しんでいく必要性が出てくるのですが、個人的にガシラとメバルを釣り分けするためにやっている2つの方法があるので、ここで紹介しておこうと思います。

ガシラをHITさせないためにやっている、2つの悪あがき

ガシラ
  1. なるべくフォールを入れない
  2. ボトムから浮かし、中層、表層の釣りをする

メバリング中に外道としてのガシラのHIT率を下げたい・・・そんな人は、この2つを意識し、メバリングを楽しむようにして下さい。どう頑張ってもガシラが釣れることが避けられない状況下もありますが、意識するとしないでは「ガシラのHIT率に大きな差」が出てきますので、よりストイックに考えることで、ガシラとメバルを釣り分けることが可能です。

では、それぞれ一つずつ詳しく簡潔に見ていきましょう。

なるべくフォールをいれない

メバリングには、一つのテクニックとして「フォールで食わせの間を入れる」という方法がありますが、実はこの方法、メバルの反応が良いことはもちろんのこと、ガシラも好反応を示してしまう方法なので、ガシラの魚影が濃い場所でやってしまうと「メバルより先にガシラが食ってくる」・・・という事態を招いてしまう訳なんです。

ガシラの習性として、「上から落ちてくるものに反応する」という性質があるため、上から落ちてくるエサのようなフォールに対し、迷わず口を使ってくる・・・これが、フォールでガシラが釣れやすい理由の一つとなります。(反対に言うと、ガシラを釣りたいときはフォールを意識した釣りを展開すればオッケー)

 

反対に、メバリングの基本となる「ただ巻き(リトリーブ)」の釣りは、ガシラよりもメバルのほうが好反応を示しますので、「ガシラばかりが釣れてしまう」そんなときは、ただ巻き主体の釣りに変えてみる・・・というのもアリですね。

ボトムから浮かすことを意識する

ガシラもメバルも「根魚」に分類される魚のため、基本的にはボトム付近に身を潜めていることが多くなる魚です。しかし、メバルに関しては根魚ながらも中層〜表層に浮きやすい傾向にあり、具体的に言うと昼の明るい時間はボトム、またはストラクチャー周りに身を潜め、暗くなる時間帯になると中層〜表層に浮いてくる・・・という動きをするのです。

一方のガシラですが、こちらは一日を通し「ボトム」に張り付くよう生息している魚であり、中層から上へ浮いてくることは非常に稀です。暗くなると根を離れ、エサを探し動き回るという一面も見せますが、基本的にボトムから大きく離れることはないため、ガシラを狙うときは「ボトムにコンタクトさせる釣り」を展開する必要性が出てくるのですね。

 

そのため、「メバリング中にガシラを釣りたくない・・・」そう思う人は、ガシラの生息圏であるボトムから離した場所を狙えば良いだけの話で、中層、表層を意識した釣りを展開しているときにガシラがHITすることは稀なため、メバルとガシラを釣り分けしたいときは、中層〜表層に狙いを定め、攻めていきましょう。

まとめ

ツリイコくん

ガシラ(カサゴ)のような高級魚を釣りたくない!なんて贅沢な悩み以外の何者でもないけど、趣味としてメバリングをやる以上、釣り分けできるテクニックは持っていたほうが良いと思うよ!

あと、ガシラは一度釣り上げてしまうとどんどんストックが減って、最後にはそのフィールドからいなくなることも考えられるから、極力リリースするようにしよう!

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