【アジング】豆アジを釣るときに意識したいこと

今回は、15cm以下の所謂「豆アジ」をアジングで釣るときのお話。豆アジは言わずともサイズが小さく、「アタリはあるが乗せることができない・・・」そんなことが頻発することが多いです。

そこで今回は「豆アジをコンスタントに釣るために意識したいこと」について詳しくお話していきたいと思うので、「豆アジを釣りたい」そんな人は、ぜひ参考までに。

豆アジを狙って釣ってみよう!

豆アジを釣るときに意識したいこと

豆アジを狙って釣るとなると、通常のアジングで狙うような20cmオーバーのアジではなく、15cm以下の小さいアジをメインターゲットにすることになるため、そもそもの考え方や釣り方、使う道具を考え直さなければいけません。

15cmあればまだマシなほうで、場合によっては10cm以下の極小アジを相手に釣りを展開しなきゃいけない場面もありますからね、アタリはあるけど全然乗らない・・・そんなことは当たり前のように起こる世界なので、その辺りについてよりストイックに物事を考えていきましょう。

 

では、アジングで豆アジを釣るときはどのような点を意識しながら釣りを楽しむべきなのでしょうか?一つずつ簡潔に見ていきます。

メモ

小さいアジを相手に釣りをする・・・そのことを頭におき、戦略を組み込もう

時期を考える

狙う時期を考慮しよう

アジは水温によって回遊する場所や居着く場所を変える魚です。そのため水温を考慮し「釣行する時期」を調整することで、豆アジを釣ることができる可能性をグンと高めることが可能です。

具体的に言うと、豆アジは海水温が一年の中で一番上昇する「夏」の時期に数が増え、逆に夏の季節は20cmを超えるアベレージサイズのアジの姿が少なくなりますので、豆アジ釣りに最も適した時期は「初夏〜秋」にかけてがベストだと言えます。

 

反対に、「俺は豆アジなんて釣りたくない・・・最低でも20cm以上のアジを・・・」という人は、夏の時期に釣行するのではなく、水温が安定する春や秋の季節に釣行するほうが何かと得策だとは思います。

アジが釣れる時期については別ページで詳しくお話していますので、そちらを参考にどうぞ。

アジングの時期(シーズン)を考えてみる

メモ

豆アジは海水温が高くなる夏の季節に数が多くなる

使うジグヘッドを考慮する

アジのサイズが小さくなる分、使う道具のサイズも小さくしよう

アジングは元々超軽量リグを使うことの多い釣りではありますが、豆アジをメインに釣行するときは、いつもよりも「更に軽量化されているジグヘッド」を選ぶほうが良いです。

グラムで言うと「0.3〜0.6グラム」がベストで、なおかつヘッド形状が小さく、アジが吸い込みやすい構造になっているジグヘッドが最適ですね。豆アジは吸い込むと言うよりはついばむようにコココン!というアタリが増えますので、少しでもアジの口の中に収まりやすい仕掛けを使うのが好ましいのですよ。

 

例えば、ツリイコ編集部では「34 ザ豆」というジグヘッドを使うことが多いですね。

その名の通り「豆アジを釣ることに特化したジグヘッド」なので、豆アジを釣るのに必要な要素がギュッ!と詰まっています。今まで使ったジグヘッドの中で、これ以上に「豆アジに特化したジグヘッドはないんじゃないかな?」と思えるほどは適しているジグヘッドなので、どうぞ参考までに。

メモ

豆アジの小さいアタリをものにできるよう、ジグヘッド選びもストイックに行おう

豆アジは表層付近にいることが多い

狙うレンジは「表層」がキモ

もちろん、その日その場所によってアジが回遊しているレンジは異なりますが、豆アジは比較的「表層付近」に群れていることが多い魚なので、その点を意識した釣りを展開したいところです。

表層をレンジキープしながら攻めるためには、沈むスピードを遅くし潮にできるだけ馴染ませやすい「軽いジグヘッド」を使うことが大前提となるため、風や必要な飛距離にもよりけりですが「0.3〜0.4g」のジグヘッドを使うほうが良い傾向にありますね。

 

アジはレンジを外すと途端に食いが悪くなるため、「如何にレンジキープしながら潮に馴染ませるか」を意識し、豆アジの場合はなるべく表層付近を漂わせながら流していくのが正解です。

逆に大きなアジを釣りたい!そんなときは、表層は捨て、中層以下のレンジにリグを落とし込むと良いでしょう。サイズの良い個体ほど、ボトム付近を回遊している傾向にありますからね、特に水深が深い場所でアジングを楽しむときは、狙うサイズによって表層、中層、ボトム、それぞれを狙い分ければオッケーです。

メモ

豆アジは表層付近にいることが多い

アワセは弱めにするほうが良い

むしろアワセは要らないかも

アジングでは、コン!というアタリに即アワセするのがセオリーとなっていますが、豆アジのアタリはコン!というアタリではなく、モゾモゾっとしたアタリが多くなる傾向にあり、そのようなアタリに即合わせしても中々乗らないことが多いです。

また、コン!というアタリがでた場合も豆アジは吸い込む力が弱いため、上手くフッキングしないことが多いので、【アタリがあってもアワセない】ほうが何かと良い結果に繋がるケースが多いのですよ。

 

所謂「向こうアワセ」的な感じですね。言葉にするのが難しいですが、完全に向こうアワセにするのではなく、グググと魚の重みが乗ったと同時にかるーくアワセを入れる・・・そう言ったほうが正しいですね。

いずれにしても、豆アジ相手に全力のフッキングは意味をなさないことのほうが多いため、その辺りを意識しつつ、豆アジのアタリをものにして貰えればと思います。

メモ

半向こうアワセ的な感じ

豆アジングはレベルアップに最適!

豆アジをコンスタントに釣れるようになれば、自然とレベルが上がる

ここまでが豆アジングを全力で楽しむために知っておきたいアレコレですが、どうでしょう?普通のアジングに比べ、豆アジングのほうが難易度が高い気がしませんか?

釣りって、大物を釣るほうが難しい・・・というイメージが強いですが、実はサイズが小さすぎる魚を釣るほうがよっぽど難易度が高いのですよ。数は多いしアタリも多いけど、繊細すぎて中々釣り上げることができない・・・。

 

そんな豆アジングを極めることができれば、普通のアジングにもそのテクニックを活かせること間違いなしなので、つまり「豆アジングを極めることでアングラーとしてのレベル」が高くなることになりますね。

豆アジなんて釣っても楽しくない・・・そう思う人が大半だとは思いますが、豆アジを狙って釣ることにより得られる何かは必ずありますので、ぜひ豆アジングゲームを全力で楽しんでみて下さいね!

メモ

豆アジングを全力で楽しもう!

以上、アジングで豆アジを釣るときに関するアレコレでした。

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