ライトワインドで使うべきリールの選び方

よりライトなターゲットを狙うために最近流行ってる「ライトワインド」だけど、今回はそんなライトワインドで使うべきリールの選び方についてお話してくので、これから始めてみようかな・・・って人はぜひ参考までに。

ちなみにライトワインドの基本については下記記事にまとめてあるのでそちらをご覧下さい。

ライトワインドとは?「※やり方、使用タックルについても紹介」

2017.04.21

番手は何番がいい?

番手とは?

各メーカー、各シリーズ毎に番手を割り振っており、数字が大きくなるほどリールサイズが大きくなります。ターゲットに合わせてリールの番手を合わせるのがルアーフィッシングの基本

ライトワインドで使うべきリールの番手ですが、「大きすぎず、尚且つ小さすぎないもの」を選ぶべきだと思ってます。具体的には2000〜2500番がオススメで、もう少し言うなら「2000番クラス」のリールが打って付けかと。

扱うロッドを考えると1000番サイズのリールでもいけるんじゃ・・・って思いがちですが、ライトワインドってほんと色々な魚が釣れるから、不意の大物が掛かったときのために2000番クラスは必要ってのが僕の考えです。

 

ほんとね、60cmを超えるシーバスだったり、50cm近いチヌ(クロダイ)だったり、ハタ(キジハタ、オオモンハタなど)のような大物がかかることが良くあるから、舐めてかかるとえらいことになる。

かと言って3000番クラスとなると大きすぎるから、やはり2000〜2500番が妥当ですね、はい。

糸巻き量を考える

ライトワインドで使用するリールを考えるときは、使用するラインがどれだけ巻けるのか?、要するに「最大糸巻き量」はどのくらいなのかを重視したほうが良いです。

(ライトワインドは基本PEライン推奨なんで)PEラインをどれだけ巻けるかってことを確認し、リールを選んでみて下さい。

 

僕の場合はPEライン0.4〜0.6号を使うので、その号数が最低でも100mは巻けるリールを選ぶようにしてます。欲を言えば150mほど巻けると最高なんで、その辺りも考慮してみるほうが良いかも。

ノーマルギアよりハイギアタイプ

リールにはノーマルギア、ローギア、ハイギアの選択肢があるんだけど、ライトワインドではノーマルギアより【ハイギア】のほうが向いてるように感じます。

というのも、ハイギアのリールはハンドル一回転辺りの巻取り幅が大きくなり、アクション後のラインスラッグをより早く回収できるメリットがあります。

 

PEラインの特性上、ラインスラッグがでている状態では魚からのアタリを感知することができず、ラインのテンションを抜きっぱなしにすると貴重な魚からのバイトをみすみす逃してしまうことになりがち。

PEラインの特性

PEラインはラインテンションが抜けた状態だと感度が非常に悪くなり、魚からの小さいアタリを感知することができません。そのため、PEラインを使った釣りは如何にテンションを張った状態にできるかが釣果を上げるキモなのです

 

また、パワフルな根魚がHITすることも多く、一気に根から話さないと根に潜られ、キャッチすることが難しくなることが考えられます。

魚を根から一気に離すときはハイギアタイプでゴリ巻きするのが一番の対策方法なので、特にハタ類などの大型根魚がHITする可能性があるエリアの場合、ハイギアタイプのリールが向いています。

エントリークラスで十分

アングラーの中には、「使う道具は高級なものでないとダメ」って人もいますが、僕はそう思ってませんし、使ってる道具もそれほど高価なものはありません。

ショアジギングなど、ブリとかヒラマサなどの大型青物を相手にする釣りであればリール性能が釣果に影響するといってもおかしくないので別ですが、ライトワインドのようなライトゲームでは、それほど高性能なものを使わなくても十分釣りを楽しむことができます。

 

もちろん、予算に余裕があれば話は変わってきますが、僕のように釣具にかけられるお金の余裕がない人は、1万円〜ほどのエントリークラスのもので十分なので、まずはその価格帯のリールを選んでみて下さい。

ただし、ワゴンコーナーで売ってるような超激安リールは個人的に「リール未満おもちゃ以上」と思ってるので、止めておいたほうが良いかと。

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最近のリールは1万円ちょいだせば高性能なものが買えるので、ほんと良い時代ですね。昔の5万円相当のリールが1万円で買える・・・みたいな感じ。

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