キス釣り仕掛けの動かし方(誘い方)まとめ!広範囲に散らばるキスを狙い、釣果を伸ばしていこう!

今回は、投げ釣り(ちょい投げ釣り)でキスを狙うときの【仕掛けの動かし方(誘い方)】についてのお話。キス釣りはそこに魚さえ居れば誰にでも簡単に結果を出せるイージーな釣りではありますが、ほんの少しの動かし方、誘い方を変えるだけで釣果が1割2割、場合によっては倍以上釣果に差が出ることもあるため、しっかりとした仕掛けの動かし方を知ることは、釣果を伸ばすための絶対条件だと言えるのですね。

今回はそんな「キス釣り仕掛けの動かし方」について具体的にまとめていこうと思うので、ぜひ参考までに。

ズルズル引きながら誘うのが一般的

投げ釣りでキスを狙うときに基本となる誘い方は、「底をズルズル引いてくる」ことであり、これは仕掛けを引いてくることにより起こる砂埃でキスを寄せる効果があったり、キスのいる場所へコチラから仕掛けを持っていってやる・・・という意図が含まれています。

キスは一箇所に留まるというよりは、アチコチを泳いで移動している魚なので、ジッとしておく待ちの釣りよりは、こちらから仕掛けを持っていく「攻めの釣り」のほうが向いているのです。

 

ただ、ズルズル引くと言ってもあまりに素早く巻きすぎると逆効果となってしまいますし、速く巻くことにより仕掛けが浮き上がってしまい、上手く誘いを掛けられない要因ともなってしまいますので、1秒間にハンドル1回〜2回程度回す程度のゆっくりとしたリーリングで、じっくり誘いを掛けながら動かしていくのが一つのコツ。

また、ずっと巻き続けるのではなく、ハンドル3回転に一度ステイを入れる・・・みたいな誘い方もアリですね。具体的な動かし方については以前アップロードした動画内で紹介していますので、そちらを参考にどうぞ。

魚影が濃いときは止めておくだけでもオッケー

どこに仕掛けを投げてもキスがいる・・・そんなキスの魚影が濃い場所で投げ釣りを楽しむときは、無駄に動かさず「仕掛けを放置しておく」だけでも十分すぎるほどの釣果を得ることができます。キスがアチラコチラにいるのですからね、わざわざズル引きしなくともキスのほうからエサを食べに寄ってきてくれます。

仕掛けを投入した後、必ず底(ボトム)まで落とし、後はジッと待つだけ。ただ、仕掛けを放置するとは言っても、ラインテンションだけは必ず掛けておくようにして下さい。

 

というのも、ラインテンションを抜いてしまうとキスからのアタリが伝わってこなくなり、本来ならば釣れていたキスを逃してしまうことになるんですよ。これは勿体無い。

また、仕掛けを動かさず放置していると、キス以外の魚(ベラやチャリコ、フグなど)のHIT率が高くなってしまうため、「外道ばかり釣れる・・・」そんなときはキス釣りの基本的な動かし方となる「ズル引き」戦略に変え、キス以外の魚をなるべく避けるよう釣りを展開していきましょう。もちろんズル引いても外道がHITすることもあるため、外道のHIT率があまりにも高い場合、場所移動することをおすすめします。エサが勿体無いですからね・・・。

エサの付け方により誘う方法もある

キス釣りには「ズル引き」「放置」二通りの動かし方(誘い方)があることが分かりましたが、この他にも「エサの付け方を変え、誘いを変える」という戦略があります。ほんの少しエサの付け方を変えるだけで釣果が左右されますからね、釣れないときほど工夫してみることをおすすめします。

キスの魚影が濃く、誰でも簡単に結果を出せる状況下であればエサをチョン掛けするだけでも十分過ぎる釣果を得ることができますが、キスの活性が低い場合などは、「頭を切り離してから付ける」「半分にちぎって付ける」方法がありますし、また「一つの針の3〜4匹ほどのエサを付ける」という方法もあります。

 

特に3〜4匹のエサを付けてキスを誘う「短冊掛」と呼ばれる方法は時にとんでもない釣果を得ることができるので、釣れない状況下でぜひ試してみて下さい。

ただ、言わずともエサの消費量が半端なく速くなってしまうため、ここぞ!というときの一撃必殺的使い方で応用するのがおすすめです。

上手い人は全ての針にキスを掛ける

一度の投入でより多くのキスを掛ける・・・偶然のように思えることではありますが、一度に沢山のキスを釣るにはそれなりのテクニックが必要で、それなりの誘い方でキスに口を使わせる必要性が出てきます。

キス釣りは一般的に1本針ではなく2本〜10本ほどの針で楽しむことが多く、トーナメントに出るようなベテランの人ともなると、10本の針全てにキスを掛ける・・・という、なんとも信じられない達人技で沢山のキスをゲットしていきます。

 

さすがにそのレベルまで達するのは長い月日と経験が必要となりますが、2本針で2匹のキスを釣る・・・程度であれば誰でも簡単に達成することができるので、ぜひやってみて下さい。

まず、キスを多点掛けするときに意識しておきたいのが、「必ず一番下の針にキスを掛ける」ということ。2番目以降の針に掛けてしまうとキスが暴れることにより仕掛けがぐちゃぐちゃになってしまい、複数のキスを釣るどころの騒ぎではなくなってしまうのですよ。

 

一番下の針にキスを掛けることにより、暴れたキスの動きが誘いとなり他のキスに口を使わすことができるようになるため、キスの多点掛けを楽しむときは「一番下の針へ先にHITさせる」ことを意識しながら、釣りを展開してみて下さい。

メモ

1日100匹以上の釣果を目指し、色々な動かし方(誘い方)を試してみよう!

以上、キス釣りで釣果を伸ばすための「仕掛けの動かし方」についてのまとめでした。

スポンサーリンク

関連する記事