今回は、投げ釣りでのキス釣りを楽しんでいるにも関わらず、「全然釣れない・・・」そんなときの理由や原因を考えていこうと思います。
キス釣りは比較的簡単な釣りで、場所と時期さえ外さなければ初心者の方でも釣果を出しやすい釣りのため、全く釣れない・・・そんなときは、何かしらの原因があるはずなんですよ。原因を知り、改善することで良い釣果を叩き出せるはずなので、ぜひ参考までに。

釣れない場所へ釣行している

「釣りは場所選びで8割決まる」そんな言葉があるほど、釣りは場所選びが釣果を伸ばすための重要な要素となります。もちろんキス釣りも例外ではなく、「キスがいない場所(もしくは少ない場所)」へ釣行したところで得られる釣果が限られてしまうため、できる限りキスの魚影が濃く、実績高い場所へ釣行することが大事です。
「キスが釣れない・・・」そう嘆く人のほとんどが「キスが少ない場所」で釣りをしている傾向にありますからね、数さえいればキス釣りは比較的簡単に結果が残せる釣りなので、釣れないときは颯爽に見切りを付け、場所移動する・・・という選択肢を取ることも大事です。
また、キスは「砂地」に生息している魚であり、底が砂地でない場所には生息していません。キスが釣れる場所については別ページでお話していますので、詳しくはそちらからどうぞ。
釣れないときは「場所移動」を検討してみよう
適切な時期と水温を把握しておこう

時期を外しているのも、釣れない原因の一つ
キスは水温によって生息場所を変える魚です。水温が低い時期は深場に落ち、水温が高くなるにつれ浅場へ接岸してくることになるため、サーフや堤防からキスを狙うときは、浅場に接岸してくる「春〜秋」、特に水温が高くなる6月〜9月頃がハイシーズンとなります。
そのため、キスが深場へ落ちている時期に釣りを楽しんでも、中々思うような釣果を出すことができませんので、水温が高い夏の季節に釣行することが釣果を上げるための一番の近道です。
キスが釣れない理由の一つに「時期が合っていない」というものがあるよ
使うエサが間違っている

使うエサが間違っていることもまた、釣れない原因の一つだよ
周りは釣れているのに、なぜか自分だけ全く釣れない・・・そんなときは、使っているエサを疑ってみることも大事な要素です。キスが反応しないエサを使っていれば、どうしても食いが悪くなってしまいますからね。釣れている人に「どんなエサを使っていますか?」と訪ね、違うエサを使っていたときは「エサを変えてみる」のも、釣れないときの応急策ですね。
例えば、キス釣りでは一般的に「ゴカイ」や「イソメ」を使うことが多いですが、場合によっては「イカ」が効くこともあります。特に「イカの塩辛」はニオイが強くキスの反応が良いので、ムシエサで釣れないときはイカを使うというのも一つの手です。
また、エサの付け方によっても釣果が変わることもあるんですよ。石ゴカイの頭をちょん切ってから刺したほうが良いときもあれば、3匹〜4匹のムシエサを短冊にかけるほうが良いときもあるので、色々なエサの付け方を試してみるのも釣果を伸ばすコツですよ。
釣れないときは、使っているエサを変えてみよう
針が大きすぎる

キスは口が小さい魚だよ
キスは他の魚に比べても「口の小さな魚」です。そのため、あまりに大きな針を使ってしまえば中々針がかりしないことになり、結果「釣れない理由の一つ」となってしまう訳ですね。
アタリはあるのに釣れない・・・そんなときは、針のサイズを小さくしてみましょう。
例えば、7〜8号の針を使っている場合、小さなキスが針がかりし難くなりますので、5〜6号程度の針を使うことをオススメします。「大きいキスだけを狙って釣りたい」そんなときは7〜8号を使う手もありですが、15cm前後のキスを狙うときは、なるべく小さい5号〜6号をセレクトするようにして下さいね!
恐らく、目に見えて釣果が増えるはず。
小さいキスを狙うときは、5号〜6号程度の針を使おう
速く巻きすぎている

なるべくゆっくり巻いてくることをオススメするよ
キスの投げ釣りは、キャストした後、ズルズルと底を這うように引いてくることが一般的ですが、巻きスピードがあまりに速くなるとキスが反応しなくなり、追いきれなくなってしまうため、比較的ゆっくり見せるように巻いてくることをオススメします。
ズルズル・・・と引いた後、ピタッと止めてやるのも一つの手なので、「ゆっくり巻いて、止めて食わす」そんな感じで色々試してみるのが釣果を伸ばすコツです。
「速すぎる誘い」は釣れない原因となる
以上、キスが釣れないときの原因や理由についてのアレコレでした。
キスが釣れない理由と原因を探っていこう!