今回は、キス釣りは【上げ潮、下げ潮(満潮か干潮)】、どっちが釣れやすいのか?というお話。キス釣りの釣行タイミングでお悩みの方は、ぜひ参考までに。

潮が動いているタイミングが大事

キス釣りは、上げ潮か下げ潮か、満潮か干潮かということを考えるよりも、「潮が動いているかどうか」を一番に考えるほうがいいんじゃないかな?というのが本音です。
潮が動かない所謂「潮止まり」の時間帯は、経験上【キスの食いが悪くなる】傾向にあり、ほんの10分前までは驚くほど釣れていたのに、潮が緩くなると同時に全く食わなくなった・・・という苦い経験を、今まで何度も何度も味わってきてますからね。
特に、釣りでは「上げ七分、下げ3分」という言葉がよく使われますが、これは上げ始めてから7分目頃の時間と、下げ始めてから3分目頃の時間が良く釣れる・・・という意味であり、実際そのタイミングでキスが爆釣することが多いため、強ち間違いではないでしょう。
とにかく、キス釣りは潮が動いているときに食いが集中することが多くなるため、潮の動きに合わせた釣行スケジュールを組むことをオススメします。
かと言って、潮が動いていないときは全く釣れないってことはない
経験上、上げ潮(満潮)のほうが好釣果

上げ潮のほうが良い思いをしたことが多いよ
正直、場所的な要素が大きいとは思いますが、ツリイコ編集部的には干潮から満潮にかけていく「上げ潮」のほうが、良い釣果を得られることが多いんじゃないかな?とは思っています。
よく行くフィールドは所謂「遠浅サーフ」であり、干潮時には水深が物凄く浅くなるんですよ。干潮時に水深が浅くなるエリアでは、より水深のある沖に移動しており、結果として「釣れなくなる」のでしょうね。
このように、満潮時は水深がそこそこある場所で、干潮になると水深が浅くなるような場所であれば、「上げ潮のほうが有利に釣りを展開できる」と言えるので、大体の参考までに。
水深の深い場所ではこの限りじゃないよ
下げ潮(干潮)はキスが溜まる場所を探す

干潮はキスが釣れないの?
上げ潮のほうがキスが良く釣れる!とは言いましたが、だからと言って「下げ潮(干潮)」は全く釣れないのか?と言えばそうではなく、下げ始めはよく釣れることが多いですし、干潮に近づくにつれ「キスが溜まっている場所」を見つけることで爆釣した・・・ということもよくあります。
例えば、満潮時はサーフでキスの数釣りを楽しめていたにも関わらず、下げ潮に切り替わると同時に全く釣れなくなった。が、試しに隣接する小じんまりとした漁港の港内の一角に仕掛けを投入すると、毎投のようにキスが爆釣した。という感じですね。
全体的に水深の浅くなる干潮時は、キスがある一定の場所に移動している・・・ということも考えられるため、下げ潮で釣れなくなったから帰る・・・のではなく、キスが溜まっている場所を探し当てるのも一つの楽しみだと思いますので、ぜひやってみて下さい。
干潮に近づくほど、キスが釣れるポイントが狭くなる(気がする)
潮を気にせず釣行するのが一番

行けるタイミングで釣行するのが一番
これを言うと元も子もない話にはなりますが、キス釣りでコンスタントに釣果を伸ばしたいなら、上げ潮下げ潮、満潮干潮を気にせず、【行けるときに釣行する】のが一番です。現場に出向き竿を振らないことには絶対キスを釣ることができませんからね。
上げ潮が良い!下げ潮が良い!というのは、人間が考えた勝手な思考でありエゴでもありますので、直接現場へ向かい、キスの動向をチェックするのが最適案であることは間違いない事実なんですね。釣行できる時間のあるときはとにかく釣りへ出かけてみる・・・これが数多くのキスを釣り上げるための絶対条件です。
上げ潮でも爆釣することもあるし、下げ潮で嘘のように釣れることもある
以上、キスは上げ潮、下げ潮、どっちがよく釣れるの?という疑問に対する、ツリイコ編集部的答えでした。
上げ潮か下げ潮、どっちが良く釣れるの?