ヒラメで使うリールの選び方【※番手やハイギアが良いのか?など】

今回は、ヒラメをルアーで狙うときに使いたい「リールの選び方」についてのお話。ヒラメ用のリールを選ぶときは、番手(サイズ)やギア比(ハイギアかローギアか)、自重(重さ)や価格差によるスペックの違いなど、考慮するべき点が幾つかあります。

その考慮しなければいけない点について詳しく簡潔にお話していこうと思いますので、ぜひ参考までに。

ヒラメ釣りに適したリールをセレクトしよう!

ヒラメ用リール選びで意識しておきたい点

ヒラメは主にサーフで狙う魚(詳しく→ヒラメを狙うための場所選び)ですので、砂地でもガンガン使えるような耐久性があり、なおかつ飛距離を稼げるようなリールを選ぶ必要性もあり、理想的な釣りを展開するためには番手(サイズ)だったり、ギア比だったり、意識して選びたいポイントが幾つかあります。

では、ヒラメ用に使うリールを選ぶときに意識しておきたいポイントはどのようなものがあるのか?書き出してみます。

ここを意識しよう

  • リールの大きさ
  • リールの重さ
  • ギア比について
  • 価格差によるスペック差

この4つを基準にヒラメ用リールを選ぶことが絶対条件となりますので、ひとつずつ確認し、自分が理想とするヒラメ用リールを手に入れちゃいましょう!

では、一つずつ簡潔にお話していきます。

メモ

ヒラメ釣りに必要なリールの条件を理解した上で手に入れるようにしよう!

リールの大きさ(番手)

比較的大きなサイズのリールがオススメ

冒頭でもお話した通り、ヒラメはサーフからルアーを大遠投して狙う魚なので、基本的には「レングスが長いロッドに比較的大きなサイズのリール」を取り付け、狙うことになります。

ロッドが長くなれば飛距離が伸びる傾向にありますし、リールの番手(スプール)が大きくなればなるほど飛距離が出る傾向にもありますからね、小さいリールよりも大きなリールのほうが使用するメリットがある訳です。

 

ただし、とにかく大きなリールを使えばいい・・・ってことではなく、ロッドとのバランスを考慮した番手(サイズ)を選ぶのが重要で、具体的に言うと「(シマノ基準で)3000番〜4000番程度」のリールがベストですね。

凡用性を考えるのであれば3000番、ヒラメ専用で買う!ってときは4000番を選んでおけばいいんじゃないかな?とは思います。3000番であれば他の釣り(シーバスなど)にも流用しやすいですからね、お得です。

メモ

番手は3000番〜4000番がオススメ

リールの自重(重さ)

軽ければいい!ってもんでもない

最近の傾向として「リールは軽ければ軽いほうが良い!」みたいな風潮になりつつありますが、ヒラメ用リールを選ぶときは「軽ければ良いってもんじゃない」ということを頭に置いておき、選んでもらえればと思います。

確かにリールの自重が軽ければ疲労感も軽減されますし、感度がよくなったり操作性がよくなったりといったメリットを得ることができますが、最終的にリールの使いやすやを決めるのは軽さではなく「ロッドとのバランス」ですからね、ロッドは重たいのにリールは軽い・・・そんなアンバランスな組み合わせじゃ上手く噛み合わないことのほうが多いですから。

 

軽さばかりを売りにしているリールを選ぶと、ロッドと合わせたときに「な、なんだこのアンバランスなタックルは・・・」となりがちなので、ロッドとリールのバランスを考慮し、リールの自重を選ぶようにしておきましょう。

メモ

ロッドとリールのバランスが大事

ギア比はハイギアがオススメ

巻取りパワーの強いリールがオススメ

リールには、ハンドル一回転でスプールが何回転するか・・・が定められており、それを視覚化した数値として出すために「ギア比」が設定されています。

簡潔に言うと、ハイギア、ノーマルギア、ローギアと設定されていることが多く、ハイギアになればなるほど「ハンドル一回転辺りの巻取り幅が多く」なり、結果としてルアーを速く巻いたり、回収が楽になったりする訳です。

 

ヒラメ釣りは飛距離を出し、広範囲を攻めることが絶対条件となるため、ノーマルギアやローギアでは全力でハンドルを回さなければならず、要するに凄く疲れてしまいます。

また、ヒラメはブレイクラインに付いている傾向にあり、ブレイクライン以外は早巻きで回収するってことがよくあるため、ハイギアでなければ何かと不便なことが多いんですよ。

 

そんなこんなでヒラメゲームには「ハイギア」のリールが向いていますので、何か特別な理由でもない限り「ハイギアリール以外を選ぶ選択肢はないんじゃないかな?」とは思います。

メモ

ハイギアリールのほうが何かと便利

安いリールでも大丈夫なのか?

安くで売られているリールでも問題なし?

リールは3000円ほどで売られている所謂「安物」から、50000円以上する高価なリールまで、とにかく価格差が激しい道具ではありますが、そこでふと頭をかすめるのは「安いリールでもヒラメは釣れるのだろうか?」という不安。

ちなみに、安いリールと高いリールの違いは使われている素材が全く違ったり、ボールベアリングの数の大小だったり、とにかく値段が高くなればなるほど「高性能になっている」と思っておけばオッケーです。

参考→高いリールと安いリールの違いまとめ

 

本題に戻りますが、ヒラメ釣りで使うリールの「価格」については、「そこそこのものを買っておけばオッケー」これが答えであり結論です。最近のリールはエントリークラスでも十分な性能を持っていますからね、そこまで高性能なリールを買わなくても全然問題なしです。

具体的な価格ですが、基本的には各メーカー「1万円前後のリール」であれば十分であり、予算に余裕がある人は2万円〜3万円ほどのリールを手に入れることをオススメします。

 

ただ、2000円とか3000円でワゴン売りされているようなリールは論外で、そのようなリールをルアーゲームに使ってしまうと何かしらのトラブルが頻発しますし、大きなヒラメがHITしたときにパワー負けしバラしてしまうことも考えられます。

リールは精密機器で「安かろう悪かろう」を地で行く傾向にあるため、あまりにも安い(2000円とか)リールは避けておき、1万円前後のエントリークラス以上のものをセレクトするのがオススメです。

メモ

安すぎるリールでなければオッケー

ヒラメに最適なオススメリール

ツリイコ編集部的には「ツインパワーXD」 がヒラメ釣りに最適じゃないかなーとは思っています。もちろん他にも良いリールは沢山ありますが、耐久性や巻心地、ヒラメとのやり取りするときの安心感を総合的にみた結果、このリールが一番使いやすかったのです。

ただ、ツインパワーシリーズは値段が高いので、とにかく1万円前後の安いリールを使いたい・・・そんな人には「シマノ ナスキーシリーズ」がオススメ。

この価格帯でこの性能を得られるなんて良い時代になったなー・・・そう思えるほどはコストパフォーマンスに優れたリールなので、これから釣りを始める・・・そんな人はナスキークラスのリールから始めてみてはどうでしょうか?

メモ

予算と好きなメーカーで選べばオッケー!

以上、ヒラメ釣りで使うリールの選び方についてのアレコレでした

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