今回は、釣りを楽しむときに着ていきたい【服装】についてのお話。釣りは自然の中で楽しむアクティビティのため、「ちょっと街へ出かけてくる」そんなノリの服装をしてしまうと、色々失敗することが多いです。
安全面を考慮しても、「釣りを楽しむときの服装」に関しては意識してもらいたい点が幾つかあるので、ぜひ参考にして頂ければと思います。

目次
釣りの服装で意識しておきたいこと

冒頭でもお話した通り、釣りは「自然の中で楽しむ趣味」のため、「とにかくラフな格好で・・・」「オシャレを最優先!」みたいに、軽い気持ちで選ぶと後々後悔する可能性が高いので十分注意して下さい。
例えば「日焼け対策」であったり「蚊の対策」、「防寒対策」などなど、意識しておきたい点が幾つかありますので、その辺りについて細かく考えていきたいと思います。
オシャレより機能性、安全面が優先
日焼けや蚊の被害を意識した長袖長ズボン

特に夏の時期は注意しておいてね
ジリジリと太陽の日差しが照りつける。そんな夏の季節では、「長袖長ズボン」の着用がオススメです。最早「絶対に長袖長ズボンにしたほうが良い」そう言えるほどは大事なことなので、何よりも最優先して頂くことをお願いします。
今日は暑いし、半袖半ズボンでいいや!そう思ったが最後。その日の終わりには腕と足は真っ赤に焼け、お風呂場で全力で後悔しているあなたの姿が目に浮かびます。
また、半袖半ズボンにより露出した肌は、人間の天敵である蚊に「どうぞ、私の血を吸って下さい」と言っているようなもの。気づいたときには沢山の虫刺されがあり、無限に続く痒さによる苦しみに耐えなければならない。そんな日々が待ち受けています。
日焼けも蚊による被害も、「長袖長ズボン」を着用しておくことで未然に防げることなので、もう長袖長ズボンを履く・・・なんて愚かな選択肢は思い浮かばないことでしょう。
半袖半ズボンで楽しむときは、日焼け止めと虫よけスプレーを忘れずに
熱中症にならないために「帽子」を着用しよう

熱中症対策を忘れずに
夏の日中に釣りを楽しむときは、熱中症対策として必ず「帽子」を着用しましょう。キャップでもニット帽でもなんでもオッケーですが、広範囲に渡り太陽の光を遮断してくれる「ハット」が一番有効的ですので、大体の参考までに。
また、夏以外の春秋冬の季節でも、防御力を少しでも高めるために帽子を着用しておくことをオススメします。転倒したときのヘルメット変わり、フック(針)が頭に刺さらないように・・・など、帽子を被ることにより防げる事故は沢山ありますから。
最近ではアウトドアようにオシャレな帽子も増えてきていますので、自分の好きなメーカー、好きなタイプ、好きな色・・・を組み合わせ、オシャレな釣りライフを楽しみましょう!
目の保護に!偏光グラスは必須アイテム!

目に優しく生きよう
海面に反射した光が目にダメージを与える、これ、ほんとの話です。反射光をナメていると、目にダメージが蓄積し、大事な目が真っ赤に染まる・・・そんな恐ろしいことが現実に起こってしまうため、目の保護をするためにも「偏光グラス」を着用しておきましょう。
飛んできた仕掛けが目に刺さる・・・そんな身の毛もよだつ事故が実際に起きていますからね、視力低下は免れませんし、最悪失明してしまうケースもあるでしょうから、そうならないためにも目付近の防御力を高めておきましょう。
偏光グラスをすることで海に反射する光が消えてなくなり、海の中が手に取るように透けて見える、そんなメリットも付加されます。ターゲットとなる魚の姿が丸見えになることもありますし、エサとなるベイトフィッシュの存在も確認できるようになるため。目の防御力を高める他に、実は攻撃力を高めるアイテムでもあるんですよね。
安いものでも問題なく使えますので、必ず着用しておきましょう。
できればグローブもしておこう!

手の保護を忘れずに
それほど重要度が高くありませんし、ツリイコ編集部でも付けている人が少ない傾向にありますが、手を日焼けや怪我のリスクから遠ざけるためには、「フィッシンググローブ」の着用がオススメです。
自分が考えている服装イメージの中に、手袋を着用する考えはない・・・そう思い人も多いでしょうし、個人的にもその意見に賛同ではありますが、手袋をすることで「針が刺さり怪我するリスク」「日焼けするリスク」「釣った魚で怪我をするリスク」、この3大リスクを取り払うことができるため、そう考えると「手袋付けないとかありえなくない?」と感じてしまいますよね。
個人的に釣り針が何度も何度も手に刺さった経験があります(プライヤーでむりやり抜きました)し、釣った魚に噛まれて出血したことも何度も何度も経験しています。
そんな経験絶対にしたくない・・・そう思える人は、手袋を付けるようにし、要らぬリスクを排除しちゃいましょう。
冬は完璧な防寒対策を

冬の釣りはめっちゃ寒いよ
言わずとも、冬の寒さは厳しいです。特に海辺は冷たい風がビュービュー吹き、容赦なく体温を奪っていきますので、「防寒対策ナシ」では、素直に釣りを楽しむことができません。
防寒対策なしで耐えられる時間は持って10分ですね。10分後には車に戻り「もう無理・・・」そう呟いていることでしょう。
なので、冬の服装はアウトドア用に売られている完全防寒のアウターを着用し、首にはネックウォーマー、頭には分厚いニット帽を被り、靴は底の厚い冬モデルを選ぶ。これが正解ですね。
冬に釣りを楽しむときの服装についての詳細は他記事でまとめていますので、そちらを参考にどうぞ。
なるべく暖かい格好で釣りを楽しもう
汚れても良い服で挑もう!

思っているより汚れるよ
釣りのガチ勢は服装にお金をかけてまで全てを揃える意味がありますが、「たまーに釣りを楽しむ」そのレベルの人は手持ちの服装からセレクトすることになるとは思います。が、一つだけ言えるのは「高価な服だけは絶対にやめておこう」ということ。
釣りを楽しめば、十中八九何かしらの汚れが付きますからね。後悔しないためにも、「汚れてもいいどうでもいい服」で挑むことをオススメします。
過去に、ブランドの服にヒールで来た女の子がいたけど、15分で帰りたそうにしてたよ
以上、釣りを楽しむときの服装についてのまとめでした。
釣りは安全第一!