今回は、メジャークラフトよりリリースされているフォール専用ワーム「ふぉーる虫」の使い方や実際に使ってみたインプレなどのお話。ふぉーる虫を使ってみたいけど・・・って人は、ぜひ参考までに。

ふぉーる虫の詳細スペック

ふぉーる虫はサイズが1.6インチとなっており、入り数は8本。カラーバリエーションはケイムラ、グローを含む「12色」がラインナップされています。
形状はメバリングやアジングワームとしては異色な「左右に6本ずつ12本の足が生えているようなデザイン」。テールは「フラットカットテール」となっており、絶妙な微波動を出してくれるので、ルアーをよく見てるスレたメバルにも効果的です。
ふぉーる虫はその名の通り「フォール」で使うワームなので、0.4gなどの軽すぎるジグヘッドではなく、1g〜2g程度のジグヘッドを使うほうが良いとは思いますし、個人的にもそうしています。
ちなみにメバルをフォールで釣るときのメソッドは別ページで詳しく解説していますので、そちらを参考にどうぞ。
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ふぉーる虫は12本の足が付いている少し変わったワーム

ふぉーる虫は、12本の足が見た目的に気持ち悪いですが、この足がフォール中にピロピロとアピールしてくれ、メバルやアジ、ガシラやアコウなんかの根魚を魅了してくれますので、その辺りは我慢が必要です。
また、この12本の足が水噛みを良くし、フォールスピードをゆっくりしてくれているものだと思われますので、いつもより比較的「重たいジグヘッド」を使えるのが好印象ですね。
重たいジグヘッドを使えるということは、それだけ遠くのポイントを狙えるということですからね。必然的にターゲットにできるメバルの数が増え、結果として釣果が伸びる・・・ってことに繋がります。
見た目はキモいし可愛くない
魚が大好き「エビ風味」な味わい

エビ風味大好き!
詳しいことはよく分かりませんが、ふぉーる虫には魚が大好き(らしい)「エビ風味の味」が配合されているみたいです。味付きということはワームの食い込みが良くなりバイト時間も長くなる傾向にあるので、魚が低活性時のときにも安心して使うことができますね。
「エビ風味ってどんな味なんだろう・・・」という好奇心からふぉーる虫を味わってみましたが、人間の舌にはゴムの味でしかありませんでした。美味しいと思ってたのに・・・。
味付きワームはバイトが深くなる!
ふぉーる虫の使い方と使ってみたインプレ

フォール虫の基本的な使い方は「ボトムのリフトアンドフォール」です。特にデイゲームに関してはメバルが浮いてくることは稀なので、「ふぉーる虫でデイメバルを狙いたい」という人は、必ずボトムを意識した釣りを展開するようにして下さいね。
やり方としては、キャスト後必ずボトムを取り、着底と同時にフワッとリフト、もしくはロッドをチョンチョンと動かし、ワームにアクションを加えてもオッケーです。その後テンションフォールで再度ボトムを取り、後はこれを繰り返すだけです。
大体がフォール虫にカツ!とか、コッ!とか小さなアタリが出ますので、なんか変だな・・・と違和感を感じたときは迷わず即アワセするようにして下さい。
で、実際にふぉーる虫を使ってみて気になったのが「ただ巻きでは釣れないのか?」という点。ということで夜間のナイトゲームで敢えてフォールさせずに使ってみた結果、17cmほどのメバルと40cmほどのシーバスがHITしましたので、結論としては【ふぉーる虫はフォールだけじゃなくただ巻きでも使えるワーム】となりました。
まぁせっかくフォールに特化したワームですからフォールの釣りで使いたいところですが、状況によっては「ただ巻きでしか食わない・・・」ということもあるでしょうし、ただ巻きとフォールを使い分けながらふぉーる虫を活用することで釣果を最大限伸ばすことができるんじゃないかなー?とは思いますので、ぜひ参考までに。
以上、メジャークラフト「ふぉーる虫」に関するアレコレでした。
ふぉーる虫で、フォール中!