エギング・・・というより全ての釣りでは、どうしても「上手い人と下手な人」の差が開いてしまいます。同じ場所で同じ時間、同じ道具を使ってエギングを楽しんでも、恐らく人によって釣果に恐ろしいほどの差が生まれることでしょう。
エギングが上手い人は10杯のアオリイカを釣っているのに、下手な人は1杯とか2杯。一体この差はどこから生まれるのでしょうか?その辺りについて考えていこうと思います。

考えられる上手い人と下手な人の差

そもそも、エギングが上手い人と下手な人って、どこに差があったり、どのような特徴があるのだろうか?と考えたときにたどり着いた答えが幾つかありますので、ここでまとめてみます。
- 場所選び
- イカの居場所を知っている
- アタリを取れる
- エギの動かし方
- とにかく諦めない
この5つが、エギングが上手い人と下手な人を分ける重要なポイントになるため、一つずつ簡潔に見ていきましょう。
場所選びが上手い

釣りは場所選びが一番大事だよ
エギングに限らず、釣りは「場所選び」が凄く大事です。【釣りは場所選びが8割】そのような言葉が生まれるほどは、釣行する場所のセレクトが大事な要素となりますので、必ずアオリイカの魚影が濃く、実績の高い場所へ釣行することがコンスタントに釣果を上げるためのキーポイントとなりますね。
上手い人は、自身の情報網や勘、経験を元に「アオリイカがコンスタントに釣れる場所」を割り出せるスキルを持ち合わせていますが、そうでない下手な人は、アオリイカが釣れている場所を把握しておらず、ただなんとなく目ぼしいポイントに釣行している・・・そんなケースが目立ちます。
言わずとも、アオリイカの魚影が濃い場所であれば釣果を伸ばすことができますし、反対にイカの魚影が少ない、もしくは全くいない場所でエギングを楽しんだ場合、上手くいかないことのほうが多いですからね。
エギングが上手い人と下手な人とでは、釣行する場所選びがそもそも違う・・・ということが、釣果に差をもたらしているのではないかな?というのが、1つ目の考え方です。
エギングを楽しむ場所は、アオリイカの魚影が濃く実績の高い場所をセレクトする
イカの居場所を分かっている

イカの居場所を特定できるスキルを持っているよ
エギングが上手い人は、「アオリイカの居場所をピンポイントで理解する」スキルに長けていることが多いです。漠然とキャストするだけではなく、アオリイカのいる場所を特定し撃っていくことは釣果を伸ばす上で非常に大切な要素ですからね。
また、アオリイカは時間帯や活性によりいるレンジがコロコロ変わりますので、上手い人はイカの動きに合わせ「レンジを合わせる」という能力も持ち合わせています。
反対に、エギングが下手な人は、同じ場所へとにかくキャストを続ける傾向にあり、アオリイカがいる場所、いるレンジなどお構いなしに、「エギを投げていればいつか釣れるだろ」そのぐらいの気持ちでエギングを楽しんでいることが多いでも。
もちろん、それでも釣れるときは釣れちゃいますが、どうしても上手い人と比べるとあらゆる面で差が開いてしまいますよね。釣果もそうですが、腕の上達スピードにも追いつけないほどの大きな差が開いているはずです。
釣れた・・・ではなく、釣った!を目指そう
アタリを取れる

如何なるアタリもモノにする
エギングは、エギをアクションさせた後のフォールでアタリを取ることになりますが、これが非常に厄介なんですよ。素人目で見ても明確なアタリが出ることもありますが、ちょっとしたラインの変化だったり、細かいアタリが出ることも多く、慣れない内はまともにアタリが取れないことも考えられます。
特に風が強い日はアタリが取りにくいですね・・・。
エギングが上手く、コンスタントに釣果を伸ばせる人は、下手な人に比べ「小さなアタリを取れる」スキルに長けており、細かいアタリも取れるということは、その分「釣果を伸ばせる」ことになりますからね。
アタリが取れる、取れないは、エギングにおいて釣果に大きな差が出てしまう要因となるため、「中々エギングの腕が上達しない・・・」そう感じている人は、小さなアタリもモノにするスキルを身につけることから始めてみることをオススメします。
どんな小さなアタリでも取れるようになろう
エギの動かし方が豊富

バリエーション豊かに誘いを入れよう
エギングが上手い人は、下手な人に比べエギのアクション(動かし方)の引き出しが多い傾向にあります。イカは同じ動きを何度も見るとスレてしまい、全く反応しなくなってしまうため、様々なエギの動かし方を覚えているかどうかも、釣果に大きな影響を与えてしまうんですね。
例えば、ジャカ、ジャカ、と細かくエギを動かすアクションもあれば、ビュン、ビュン、と大きくロッドを煽り、エギを大きく動かす方法だったり、ジャカ、ジャカ、ビューンと変則的な動きが効果的な場合もありますので、バリエーション豊かにエギの動かし方を会得しておくのも大事な要素となります。
色々なエギアクションを引き出しとして用意しておこう
諦めるという言葉を知らない

エギングで釣果をあげる人に共通して言えるのが、「諦める」という言葉を知らない・・・ということ。釣れない状況に嫌気が差し、だれている人が大半の中、最後まで諦めずに竿を振り続ける・・・
最後には、そのような人が勝つようにできているんですよ、世界って。どうしても無理なときは何をどうやってもダメなんですけどね、竿を振らないことには釣れるイカも釣れないイカとなってしまいますからね。
時間と体力が許す限りエギをシャクリ続けるのも釣果を伸ばすための大事な要素といえるので、とにかく1投でも多くキャストし、イカとの接触機会を高めていきましょう。
竿を振り続けたものだけが見れる世界がきっとある
以上、エギングが上手い人と下手な人の差や特徴に関するアレコレでした。
エギングが上手い人と下手な人の差って、一体なんだろう?