エギングでアオリイカを数釣りするときのコツ

今回は、エギングで「アオリイカを数釣りする」ときのお話。なんとなく難しいイメージのあるエギングですが、実は釣り方さえ分かれば比較的簡単に釣果を伸ばせる釣りなんですよ、時には10杯以上の釣果を得られることも・・・

ここでは、エギングでアオリイカを数釣りするときのコツや基本的な考え方についてまとめていくので、ぜひ参考までに。

数釣りは「秋」の季節が最適

エギングでアオリイカを狙う時期は「春」と「秋」が最適だとされていますが、アオリイカの数釣りを楽しみたいのであれば、圧倒的に「秋」の季節を狙うことをおすすめします。春はどうしても大型のアオリイカメインとなるため、エギを見慣れた賢い個体が多く、釣果に繋げることが難しいんですよ・・・春はそもそもの難易度が高めなので、数釣りには適していません。

一方の「秋」の季節はというと、エギを見慣れていないアオリイカの「新子」が大半を占めることになり、エギをポチャンと投入するだけで、ワラワラとアオリイカが寄ってくる・・・それほどは、フレッシュな個体が多くなる季節です。

参考→エギングを楽しむための時期

 

もちろん、春の大型アオリイカ狙いでも5杯、7杯と爆釣することもありますが、秋のように「短時間で10杯以上の釣果を・・・」みたいな爆発的大爆釣劇を味わうのは不可能に近いため、「沢山のアオリイカを釣りたい・・・」そんな人は、秋のハイシーズンを狙い撃ちし、フレッシュなスレていないアオリイカを狙い撃ちしちゃいましょう。

メモ

秋はリリースサイズのアオリイカがよく釣れるから、自分の中にリリースルールを設け、基準に満たないアオリイカはなるべくリリースしてあげてね

参考→アオリイカのリリースについて

場所選びは凄く重要

アオリイカの数釣りを楽しむときに必ず考慮しなければならないのが【場所選び】です。エギングで有名な一級ポイントであっても、人が多くハイプレッシャーな場所では思うような結果に繋げられないことが多いため、その辺りを意識した場所選びを心がける必要があるんですね。

理想を言うと「人が少なく、プレッシャーのかかっていない場所」がおすすめなのですが、中々ないですよね、そんなポイント。特に足場の良い堤防や漁港ともなると、横の人との間隔が3mもない・・・そんな状況で釣りを楽しまなきゃならなくなります。

 

そこで一つ提案ですが、足場の良い漁港や堤防を離れ、磯や沖磯でエギングを楽しむのはどうでしょうか?もちろん、堤防に比べるとそれなりの危険が伴いますが、磯や沖磯は乗れる人の数が限られ、尚且エントリーする人の数も(堤防に比べれば)少ない傾向にあるため、アオリイカの数釣りにはモッテコイな条件が揃っているんですよ。

場所によっては一日で30杯、40杯と釣れることもあるため、「とにかくエギングで数釣りを楽しみたい」「とりあえずアオリイカを釣って自信をつけたい」そんな人は、磯や沖磯への釣行を検討してみて下さい。

メモ

アオリイカの数釣りを楽しむためには、人が少なくプレッシャーが掛かっていない場所を探すのが絶対条件

目で見てアオリイカが沢山いる場所を探す

どれだけ条件が揃っている場所に釣行しようとも、その場所にアオリイカがいないことには「数釣りすることは不可能」です。アオリイカは一箇所に留まるのではなく広い海を移動しながら生活していますからね、いない場所には全くいない・・・このことを頭の片隅に置いておき、釣行するフィールドを選びましょう。

アオリイカの数釣りを楽しむためには、ポツリポツリとアオリイカがいるような場所はダメで、目で見て「大量のアオリイカがいる」ことを確認できるような場所をセレクトするのが絶対条件です。

 

鬼門の如く難しい条件のように感じますが、案外そんな場所って多いですからね。足元をヒョイっと覗き込むとアオリイカの群れがいたり、エギを投入すると、どこからともなくワラワラと湧いてくる・・・そんな場所でエギングを楽しむことで、最早「爆釣までの道のり」は確保されたも同然です。

しかし、先程もお話した通り、メジャーな堤防や漁港ではアオリイカがスレていたり、釣られきっている可能性が高くなるため、なるべく人が少なく場荒れしていない場所を探し出すことが絶対条件となります。

メモ

エギを投入するとワラワラとアオリイカが寄ってくる・・・そんな場所を見つけることができれば【数釣り】できること間違いなし

濁りや潮回りも考慮する

アオリイカの数釣りを楽しむためには、場所選びの他に「濁り」や「潮回り」など、自然のコンディションを考慮する必要性も出てきます。あまりに濁りのある日はアオリイカの活性が低くなりますし、潮が動かない日も活性が低くなる傾向にあるため、釣れる条件が揃っている・・・こともまた、数釣りを楽しむための条件となります。

例えば、直近で雨が降っておらず、無風の日に釣行するとか、中潮、大潮の日を狙い釣行するとか、できることは沢山あるはずです。

 

エギングに限らず海の釣りは、ほんの少しコンディションが悪化するだけで嘘のように釣れなくもなり、反対にコンディションが良い日は嘘のように釣れることもあるため、少しでも条件の良い日をセレクトし、アオリイカの活性が高く、エギへの反応が頗る良い日を狙い釣行するようにして下さいね!

以上、エギングでアオリイカを数釣りするときのアレコレでした。

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