エギングにハイギアリールは必要?メリット・デメリットを考慮し、その答えを導き出そう!

今回は、「エギングにハイギアリールは必要なのか?」という点に関するお話。エギングで使うリールにはノーマルギアとハイギアがあり、購入時には「どのタイプがいいのかな?」と迷ってしまうことが多いとは思うので、ぜひ参考までに。

ハイギアリールとノーマルギアリール、どっちがエギングに適しているの?

ハイギアは一回転辺りの巻取り幅が大きくなる

そもそも「ハイギアリール」って一体何なのか?という話ですが、簡単に言うと【ハンドル一回転辺りの巻取り幅が多くなるもの】と考えておけばオッケーです。

例えば、ノーマルギアの巻取り幅が77cmだとすると、ハイギアは92cmの巻取り幅がある・・・そんな感じですね。より少ない回転で多くのラインを巻取りたい人はハイギアリール、ゆっくりとした動きを付けたいときはノーマルギアを選んでおけば良いでしょう。

 

シマノであれば番手の後に「HG」の表記、ダイワであれば「H」の表記がされていますので、エギングで使うリールを買うときは、型番に書かれている表記を見逃さないようにして下さいね!

では、ノーマルギアではなくハイギアリールを使うことによるメリット、デメリットについてお話していきます。

メモ

速く巻きたいときは「ハイギア」、ゆっくり巻きたいときは「ノーマルギア」を使おう

エギの回収が速く、手返しがよくなる

ハイギアリールは手返しが抜群に良くなるよ!

ハイギアリールは、ハンドル一回転辺りの巻取り幅が多くなるため、エギの回収速度が速くなり、楽にもなります。「とにかく手返し良く攻めたい」そんな場面ではハイギアリールが活躍すること間違いなしです!

ノーマルギアでより速く回収しようとすると、どうしてもハンドル回転スピードを速くしないといけなくなり、どうしても疲労感が溜まってしまいますからね。

 

例えば、アオリイカが30m先の場所に溜まっている。そんな状況下では、イカのいる場所以外は攻めるメリットがなく、その場所を通り過ぎた後は回収し、素早く投げ直す・・・ということが大事な要素となります。

ハイギアリールを使うことで疲労感少なく速く回収することができ、つまり「ノーマルギアに比べ手返しが圧倒的に良くなる」ということに繋がるため、そのような釣りを展開することが多い人は、ハイギアリールを選択しておくほうが良いでしょう。

メモ

ハイギアリールは回収のスピードが速くなり、疲労感も少なくなる

イカを速く寄せてこれる

やり取りが楽になるよ

「イカを速く寄せてこれる」と言えば何とも語弊がある言い回しとなってしまいますが、つまるところ「HITしたアオリイカを速く寄せてこれる」という意味だと思っておいて下さい。

特に周りに人が多い状況下だと、掛けたイカを素早く回収することが大事な要素となりますし、あまりに長時間ファイトしていると、周りにいるイカ全ての警戒心が高くなり、その場をスレさせてしまう原因ともなってしまいますからね。

 

あまりに強引なファイトはバラシてしまう要因ともなってしまいますが、「ある程度HITしたイカを素早く寄せてきたい」そう考えるのであれば、「ハイギアリール一択じゃないかな?」とは思います。

メモ

ハイギアリールはノーマルギアリールよりもパワーがある

エギの操作が速くなってしまう

エギの操作スピードがどうしても速くなっちゃうよ

ハイギアリールはノーマルギアに比べるとどうしてもライン回収スピードが速くなってしまうため、エギの操作にスピード感が出てしまいます。つまり、【エギをゆっくり動かしたい】ときは、どうしてもハイギアが不利に働いてしまうため、操作に注意が必要となる・・・という訳です。

慣れればハイギアでもゆっくり動かすことができるんですけどね、「ゆっくりとしたエギングを楽しみたい」そんな人は、ハイギアよりもノーマルギアをセレクトしたほうが良いかもしれませんね。

 

ただ、アクション後のラインスラッグの巻取りが素早くできる・・・というのもハイギアリールのメリットだとも言えますので、その辺りは自分のエギングスタイルを考慮し、決めるようにするのばベストです。

メモ

ゆっくりとしたエギングを楽しみたい人は、ノーマルギアのほうが向いているかも

大は小を兼ねる的な考え方もあり

ハイギアはノーマルギアを兼ねるよ

あくまでツリイコ編集部的な考え方とはなりますが、「エギングではハイギアリールを使うほうが良いんじゃないかな?」というのが本音ですし、個人的にもハイギアリールを使い楽しむことが多いです。

というのも、ノーマルギアでハイギアのように素早く巻くのは難しい(というよりしんどい)ですが、ハイギアでノーマルギアのように「ゆっくり巻く」ことは、案外容易に達成できるからなんですね。多少の慣れは必要ですが、ハイギアリールでゆっくりとした巻きスピードを実現するのは、そう難しいことではないのです。

 

「大は小を兼ねる」という言葉がありますが、「ハイギアリールはノーマルギアリールを兼ねる」と考えることもできるので、その点を考慮し、エギングで使うリールのギアを決めて貰えればと思います。

メモ

ハイギアリールは他の釣りにも流用しやすくなるよ!

以上、「エギングでハイギアリールは必要なのか?」という点に関するアレコレでした。

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