今回は、新品ではなく「中古のルアー」を買うときにチェックしておきたいポイントをまとめていきます。安く買えたはいいけど「使い物にならなかった・・・」となれば、ただの無駄遣いですからね。
しっかり品定めをし、お得に中古ルアーを手に入れましょう。

目次
中古ルアーはギャンブル要素が高いことを理解しておこう

まず始めに知っておいてもらいたいのは、【中古ルアーを買うことはギャンブル要素が高い】ってこと。体感で申し訳ないんですが、過去に買った中古ルアーの7〜8割は「使い物にならなかった」と断言できるような代物でしたから、失敗したくない!って人は中古ではなく、新品のルアーを買うことをオススメします。
個人的にはハズレルアーであっても自分なりに改造したりアレンジしたりで楽しんでいるのでハズレルアーを引き当てても「あー、またか」ぐらいのノリですが、そうでない人からすればただの無駄遣いですからね、お金をゴミ箱に捨てているようなもの。
ただ、中古ルアーを買うときに「なるべくハズレを引かないために確認できるポイント」がありますので、中古ルアー購入ってのはギャンブル要素が高いことを承知で買う人は、ぜひ目利きの要素として参考にして頂ければと思います。
- 全体的な傷
- 亀裂があるかどうか
- アイの位置
- フックの状態
- 偽物じゃないかどうか
では、一つずつ簡潔に見ていきます。
全体的な傷を確認する

傷の多さは使い込まれている証
中古ルアーを買うときに一番意識しておきたいのが、「全体的にある傷」の確認です。傷が多いということは使い込まれている可能性が高く、使い込まれているということは壊れている可能性が高いってことになりますからね。
また、明らかにぶつけたような跡があったり、凹んでいるような箇所のあるルアーはハズレである可能性がグンと上がりますので、買わないほうが無難でしょう。
傷ではなく、塗装がハゲているのも老朽化を判断するための大事なポイントなのでお見逃しなく。
どれだけ安くても、ボロボロなルアーは避けるべき
亀裂がないかを隈なくチェックする

亀裂があれば正常に動かないよ
割れていたり、亀裂が入っているようなルアーは購入してはいけません。ルアーって案外精密に設計されていることが多く、少しの割れで動きが破錠してしまうことが多いです。
まともに動かないルアー=釣れないルアーとなり、釣れないルアー=必要ないものという式が出来上がりますので、要するに【買うだけお金の無駄】ってこと。
亀裂が入っているってことはどこかにブツケた可能性が高いですからね、そんなルアーで騙せるほど魚はバカじゃありませんので、必ず確認するようにして下さいね!
亀裂が入ったルアーはまともに動かないケースが多い
アイの位置がズレていないか確認する

アイがズレていると動きがおかしくなるよ
ルアーに付いている「ラインアイ(ラインを結束する部分)」や「フックアイ(フックを取り付ける部分)」が左右にズレていたり、形が変形しているものは【地雷ルアー】である可能性が高いので、購入を見送るべきです。
アイがズレていることでルアーが受ける水流に変化がでてしまい、動きが破錠してしまう恐れがありますからね、真っ直ぐ泳がず左右どちらかにズレるように泳ぐ・・・みたいな感じ。
当然このような動きをするルアーで魚を釣るのは難しくなってしまうので、買うだけ無駄な中古ルアーってことになりますね。
アイがズレていないかを確認しよう!
フックの状態を精査する

案外スルーしてしまいがちなチェックポイントですが、中古ルアーを買うときは【フックの状態】にも注目しましょう。例えば針先が丸くなっていたり、錆びているものはマイナスと捉えるべきですね。
せっかく安く中古ルアーをゲットできても、フック交換でお金をかけてしまえば意味がありませんからね。それなら新しいフックが付属している新品ルアーを買ったほうがお得です。
ルアー本体だけではなく、フックの状態にも注目しよう
偽物じゃないかを(一応)確認

たまに偽物も混じってるよ
人気のあるルアーは「姿形だけ似せた偽物」が流通していますので、中古ルアーを買うときは一応チェックしておきましょう。偽物は作りが荒かったり、ルアー本体に名前が記載されていなかったりと、本物と見比べるとすぐに分かるような違いが複数あります。
過去に買ったことがあるのが、タックルハウスの「ローリングベイト」の偽物。形は全く同じでしたが、動きが悪く使うと一発で偽物と分かる作りにこみ上げる笑いを押さえ込むことができませんでした。偽物を掴まされないよう、気をつけて下さいね。
釣具店のスタッフも気づかず売っているケースがほとんど
以上、中古ルアーを買うときにチェックしておきたいポイントまとめでした。
良いものを買えれば中古ルアーは凄くお得