チヌのトップゲームで夏を楽しもう!オススメのポッパーやペンシルベイト、その使い方についてを徹底解説!

今回は、チニンガーにとっては夏の風物詩とも言える「チヌのトップゲーム」についてのお話。

トップゲームとは、ポッパーやペンシルベイトなどのトップウォータープラグを使い、表層を逃げまとう小魚を演出しチヌを釣る方法であり、バイトがあれば水面がバシャ!と爆発する様子が目に見えることから、体感的にも視覚的にも楽しめる最高の釣りなので、ぜひその魅力を全力で楽しんで下さいね!

チヌのトップゲームは病み付きになるほど面白い

チヌトップのタックルセレクト

チヌトップゲームの仕掛け図

チヌのトップゲームを楽しむときは、上図を参考にタックルセレクトしてみて下さい。ロッドは凡庸性の高い5〜15g程度をキャストできるもの、リールは2000番〜3000番程度のサイズでオッケーですが、なるべく小さく軽いものがオススメです。

ラインはPEライン0.4〜0.8号程度を目安とし、先端にフロロカーボン製ショックリーダーを50cm〜1mほど結束、その先にスナップを付け、後はお好みで「チヌ用トッププラグ(ポッパー、もしくはペンシルベイト)」を付ければ完成です。

 

長いロッドと重たいリールの組み合わせでは、ルアーを動かすアクションがやり難くなり、動きが悪くなると釣果へも響いてくることになりますので、操作性の高いタックルセレクトでチヌのトップゲームを楽しんじゃいましょう。

メモ

手持ちのタックルで一番操作性の良いものをセレクトしよう

チヌトップゲームが楽しめる時期と時間帯

チヌトップゲームは時期限定の釣りだよ

チヌトップゲームは通年楽しめる釣りではなく、期間限定で楽しめる釣りだと認識しておきましょう。では、チヌトップゲームが楽しめる時期はいつなのか?答えは、チヌがシャローに集まってくる「夏」の季節で、水温の高くなる6月〜10月までがベストシーズンです。

夏にシャロー(浅い場所)へ集まってくるチヌが、イワシやボラの子供をメインベイトにしている所謂「フィッシュライク」な状態でその効果を発揮する釣り方で、型にはまればバコバコルアーにアタックしてくることもあるので、ぜひ夏の季節はチヌのトップウォーターゲームに勤しんで下さいね。

 

狙うべき時間帯ですが、やはり「まずめ」の時間帯がベストです(参考→まずめは何時?)。特に朝まずめは有望な時間帯で、「薄明るくなってきたかなー」ぐらいの時間から始め、日が完全に登り切るまでが狙い目だと思っておいてオッケーです。

もちろんまずめ以外の時間でも楽しめますけどね、敢えて時間を限定してチヌトップゲームを楽しむなら「朝まずめ」一択です。

メモ

時期は夏、時間帯は「朝まずめ」がベスト

場所はシャローエリアがオススメ

深すぎる場所はNG

トップウォーターゲームは言わずとも「表層」を攻める釣りなので、チヌの居場所(レンジ)がコロコロ変わる深場よりも、魚影が濃くピンポイントで狙いやすい「シャローエリア」で楽しむことをオススメします。

水深が5m以上になると一気に反応が悪くなりますし、理想値で言えば「水深2m以内」がベストです。水深が50cmとか1mほどの浅瀬にも積極的に入ってきますので、「こんな浅い場所にチヌはいないでしょ?」という先入観は捨てるようにし、とにかく水深が浅い場所を目安にトップゲームを楽しんで下さいね。

 

住宅街を流れるような小河川や、運河などが特にオススメです。

メモ

水深が深い場所ではそもそも釣りが成立しない

風と水の濁りに注意

風が合ったり濁り過ぎているときは成立しないよ

トップゲームは表層を上手く操作しながらチヌを狙いますので、あまりにも風が強い日は「上手くルアー操作することができず」釣りが成立しないこともあるので注意して下さい。少しでも波が立つと一気にやり難くなりますからね。

できるだけ無風の凪の日を釣行スケジュールに組み込みましょう。

 

また、「濁り」もチヌトップゲームの大敵です。うっすらと濁っている程度であればむしろ好都合なのですが、あまりにも濁りが入ってしまうとルアーの存在が薄くなってしまいますし、チヌの食いが一気に悪くなってしまうので、そのような日は避けて通るべきだとは思います。

メモ

無風の凪である程度濁りが入っている状態がベスト

ポッパーでの釣り方

ポッパーの使い方ですが、ロッドをチョン、チョン、チョン、と動かし、水しぶきを上げながら動かすのが基本的なテクニックとなります。ポップ音と水しぶきでチヌを集め、ガツン!と食わす・・・イメージとしてはそんな感じです。

ポップアクションの間に「食わせの間を入れたほうが良い」という人もいますが、食わせの間を入れすぎるとチヌに見切られてしまうことが多いので、止めても1秒以内にするほうが良いんじゃないかな?というのが、ツリイコ編集部的な考え方となります。

 

また、ポップアクション時にラインを張りすぎてしまうと上手くアクションすることができませんし、チヌがバイトしたときに上手く口の中に収まらなくなってしまうので、フッキング率を少しでも高めるため「ラインテンション」に気を使うことを意識しておきましょう。

ちなみにツリイコ編集部オススメのチヌ用ポッパーは「ジャクソン RAポップ」なので参考までに。

ペンシルベイトでの釣り方

ペンシルベイトの使い方は、小刻みにロッドをチョンチョンチョンチョンと動かし、上図のように「ドッグウォーク」という動きを演出するのが基本的なテクニックとなります。この「小魚が逃げるような」動きがフィッシュライクなチヌの食性を刺激し、ガツン!とアタってくることになるのです。

ドッグウォークの操作は慣れが必要ですが、操作しているだけでも楽しいですし、チヌのバイトシーンが丸見えなのも凄く興奮します。できるだけ軽くて短いロッドのほうが扱いやすいとは思うので、自分なりのタックルセッティングを調整し、ドッグウォークアクションでのチヌトップゲームを楽しんで下さいね!

 

ルアーは「バスディ シュガペン」がオススメです。

ルアーカラーのオススメは?

これが効く!ってルアーカラーはない

正直に言うと、チニングトップゲームにおいて「有効的なカラーなんてない」というのが、ツリイコ編集部的な答えとなります。もう少し具体的に言うとその日その場所によって有効的なカラーは異なるでしょうから、色々試してみるしかその答えを知る術がない・・・ってことです。

なので、ルアーカラーは難しく考えず「自分が好きな色」で揃えておけばオッケーです。「光が反射したほうが釣れそう・・・」と思うならゴールド系カラー、「ナチュラルにマッチザベイトがいいんじゃないかな?」と思うならイワシカラーなど。

 

そんな緩い感じでカラーを決めていても、食い気のあるチヌがそこにいればルアーに対し好反応を示してくれるので、アレコレ迷うよりは「1投でも多く投げること」が釣果を伸ばす鍵だとは思います。

メモ

個人的には派手でキラキラなルアーカラーが大好き

以上、チヌのトップゲームに冠するアレコレでした。

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