【チニング】サーフでチヌを狙うときは、根を意識したり、トップで攻めたりしてみよう!

今回は、チヌを「サーフ」で狙うときのお話。一般的にチニングは「河口」や「運河」で楽しむイメージが強いですが、条件さえ合えばサーフでも楽しめる釣りなので、どうぞ参考までに。

サーフでのチニングゲームを楽しもう!

サーフ選びが釣果の分かれ目

サーフの選び方

サーフでチニングを楽しむときは、「チヌが好んで居着いているサーフ」へ釣行することが、釣果を伸ばすために必要な要素です。どこでもいいや・・・と適当なサーフへ釣行してしまうと思うような釣果を得ることができなくなりますのでご注意を。

では、「サーフでチヌを狙うといはどんなサーフへ釣行すればいいのか?」という点ですが、以下の4つを強く意識しておき、場所をセレクトするようにして下さい。

こんなサーフを狙う

  • 何かしらの根がある場所
  • 河口の流れ込み
  • ストラクチャーがある場所
  • ベイトが沢山いる場所

 

では、一つずつ簡潔に見ていきましょう。

何かしらの根がある場所

根がある場所

チヌはどちらかと言うと、ヒラメやキスが釣れるような何の変哲もないサーフよりも、所々に根が点在している場所へ好んで生息している傾向にあります。例えば海藻が生い茂っていたり、ゴロタ浜であったり、人工的な沈み根なんかがそれに当たりますね。

このような根がある場所はチヌが身を隠しやすかったり、エサとなるベイトフィッシュが多くなるので、結果としてチヌの魚影が濃くなるのですよ、チヌの数が多いということはそれだけ釣りやすいということにも繋がりますので、根がありチヌの魚影が濃いサーフを探し出すことが、サーフチニングで理想的な釣果を得るための大事な要素です。

メモ

ゴロタ浜など、何かしらの根があるサーフが狙い目

河口の流れ込みなど

河口部には沢山のチヌがいるよ

河川絡みのサーフは、チニングを楽しむに打ってつけのポイントです。河口部にはエサとなるベイトフィッシュが流れてきたり溜まったりしていることもあり、エサを求めたチヌが足を止め、「エサはどこだ・・・」と常にウロウロしてますからね。

エサを探しているチヌの前へルアーを送り込んでやると、ガツン!と引ったくるようにHITしますので、ワームだけではなくバイブレーションやミノーを用いて狙ってみるのもアリですね。

参考→チヌをバイブレーションで釣る

 

グーグルマップなどの地図アプリを見ると、河口が絡むサーフを見つけるのは容易ですので、ぜひ自分的な穴場を見つけ、サーフチニングを楽しんでみて下さいね。

メモ

なるべく河口が絡んだサーフを狙うようにしよう

ストラクチャーがある場所

チヌは何かしらのストラクチャーに身を潜めているよ

チヌは基本的に臆病で警戒心の高い魚なので、ボトムにある根や何かしらの障害物(ストラクチャー)へ身を潜めていることが多いです。そのため、何の障害物もないサーフよりも、ストラクチャーに富んだサーフのほうがチヌの魚影が濃く釣果を得やすい傾向にあるので、そのような場所を探し釣行してみて下さい。

例えば、人工的に作られた桟橋であったり、杭が打ち込まれている場所であったり、人工的な沈み根だったり。目で見える範囲にも沢山のストラクチャーがあるサーフは必ずありますからね。

 

このようなストラクチャーに付いたチヌを狙うときは、「タイトにギリギリを狙うこと」を強く意識して下さい。ストラクチャーから1m以上離してしまうと目に見えて食ってくる確立が下がるので、できればストラクチャーから30cm以内を目安に攻めてみることをオススメします。

メモ

ストラクチャーのギリギリを果敢に攻めよう

エサとなるベイトがいるかどうか

エサが多い場所

サーフでのチニングは居着いているチヌではなく、「エサを食べに回遊してきているチヌ」を狙うことも多くなるので、エサとなるベイトフィッシュやカニなどの甲殻類の多い場所を選びましょう。

 

例えばイワシが大量に接岸してきているサーフや、バチが抜けているサーフ、足元を見ればカニやフナムシが大量にいるようなサーフは狙い目ですね。

エサを求め狂っているチヌが沢山いることが推測できますし、そのようなチヌはルアーにも好反応を見せるので、比較的イージーに結果を出すことができますよ。

メモ

ベイトの有無は全ての釣りで大事な要素となる

サーフでチニングを楽しむときの釣り方

サーフチニングはこう攻めよう!

  • ワームのボトムズル引き
  • 夏のトップゲーム

サーフでチニングを楽しむときは、ワームのズル引きで狙うのが一般的な釣り方ではありますが、夏の時期限定で「ポッパーやペンシルベイトを使ったトップゲーム」も楽しむことができるので、時期によって釣り方を変えてやるのも一つの手です。

では、それぞれのやり方を簡潔に見てみます。

ワームのボトムズル引き

ボトムのズル引き

ズル引きに特化したジグヘッドや、テキサスリグにて「ワームでボトムをズルズル引いてくる」釣り方です。主に甲殻類を捕食しているチヌに効く方法で、チニングのスタンダードな釣り方でもあります。

やり方は簡単で、キャスト後必ずボトムへ着底させ、後は浮き上がらないようリトリーブするだけ。コツ、コツ、とボトムを引いている感触が手元に伝わってきますので、比較的簡単にズル引いてくることができるとは思います。

 

ズル引きしていると、カツン、カツン、とボトムの感触とは違う明確なアタリが出ますので、即アワセはせず、食い込ませてからアワセを入れるのが上手くフッキングさせるコツです。

早アワセをしてしまうと上手くフッキングしないことが多いので、その点を意識しながらズルズルとワームを引いてくるようにして下さいね。

メモ

浮き上がらないようズル引くのがコツ

夏はトップゲームが面白い

チヌのトップゲーム

初夏〜秋にかけて、チヌがポッパーやペンシルベイトなどのトップウォータープラグに好反応を見せるようになります。主にシャローなサーフでのデイゲーム(特に朝マズメがオススメ)で楽しめる釣り方ですが、操作感やチヌがバコン!と出る感じが凄く楽しいので、ぜひやってみて下さい。

ルアーはジャクソンのRAポップやジップベイツのフェイキードッグなんかがオススメ。

ジップベイツ フェイキードッグ

ジャクソン RAポップ

やり方としては、ペンシルベイトはロッドをチョンチョンチョンチョンと細かく震わすように操作し、水面を逃げ惑う小魚を意識した動かし方でチヌを誘います。ステイは入れずにアクションをやり続けるほうが良い傾向にあるので、止めずに最初から最後まで動かし続けることをオススメします。

ポッパーはロッドをチョン、チョン、と一定間隔で動かし、ポップ音を出しながら水しぶきを上げるように操作するのが基本です。コチラも長時間のステイは見切られる原因となってしまうので、動かしっぱなしがオススメ。

メモ

サーフでのトップウォーターゲームを楽しもう!

以上、サーフでチニングを楽しむときのアレコレでした。

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