シーバスゲームではあまりにも有名なタックルハウスの「ローリングベイト」ですが、使うタイミングと使い方さえマスターすれば、チヌ(クロダイ)を狙って釣ることができます。しかもめっちゃ釣れる。
このローリングベイト、チニングを楽しんでいる人にはぜひ一度使ってもらいたい僕オススメルアーなんで、ここで使うタイミングと使い方について具体的に書いていきます。ぜひ参考までに。

目次
使うべきタイミングを見極めよう

チヌは極端にプラグへ好反応を見せることがあるから、ローリングベイトを投入するタイミングを見極めよう!
- 使うのは小さいサイズ
- チヌの活性が高いとき
- メインベイトが小魚のとき
- ワームに全く反応がないとき
使うのは小さなサイズ
ローリングベイトと言えばシーバス用にリリースされている7cmほどの大きさをイメージする人が多いと思うけど、僕が好んで使ってるのがメバリングなどのライトゲーム用に発売されている「ローリングベイト48」です。
一回り大きなサイズのものでも釣れることは釣れるのでしょうが、僕が使ってみた感じ極端にアタリの数が減ったので、このサイズが最強なのでは?と個人的に解釈しています。ただし、色々なサイズを試してやる!って姿勢はすっごく大事。
夕まずめなど、チヌの活性が上がりきっているとき
チヌは基本的にボトム付近にいるベイトをついばむように捕食しているのですが、雑食性なこともあり、活性が高くなると小魚も捕食するようになります。チヌの魚影が濃い場所であれば、夕まずめ、朝マズメなどの時合になるとそこら中でバシャバシャとボイルが起き、ローリングベイトを投入すると入れパクになることも。
反対に、チヌの活性が低いときはプラグは完全スルーでワームにしか反応しないことも多々あるので、その辺りはケースバイケースで。僕の場合、マズメの明るい時間帯に現場入りするときは、ローリングベイトを10投ぐらいし、反応を確かめるようにしていますので参考までに。
メインベイトが小魚のとき
チヌは雑食性であり、エビ、カニ、イガイ、フナムシなど、恐らく食べられるものならなんでも食べているのでしょうが、当然ながら「小魚」も進んで捕食しています。
メインベイトが甲殻類ではなく、小魚であるときは「マッチザベイト」、つまり食べているエサにルアーを合わせることが重要なので、シルエットや動きが小魚に似ているローリングベイトは最適ってことになりますね。毎投アタリがでることも決して珍しくはないです。
ワームに全く反応がないとき
いつもはワームに好反応を見せるチヌの魚影が濃い実績のあるポイントにも関わらず、「全くアタリがない・・・」ってときに、ふとローリングベイトを投入すると嘘のようにガツガツアタってくることがあります。
こうなれば周りのアングラーを差し置いて一人勝ちできるので、タックルケースに一つ、ローリングベイトを入れておいたほうが何かと有利です。ワームに反応がないときは、ぜひ試してみて下さい。
ローリングベイト48の使い方

ローリングベイトでチヌを釣るときの使い方を具体的に紹介するね
- ただ巻き
- リフトアンドフォール
- ボトムチューンモデルもある
ただ巻きで広く速く探る
ローリングベイト48でチヌを狙うときの基本は「ただ巻き」です。活性の高いチヌがいる場所を手っ取り早く探しだすため、放射線状にキャストし、ボトムから表層まで一回り探ったあと、50mほど移動し、これを繰り返して下さい。
ルアーに反応する活性の高い個体がいる場合、2投以内にアタリが出ることが多いです。逆に言えば同じコースに3投以上投げて反応がないときは「釣れない可能性が高い」ので、どんどん移動し、釣れてくれるチヌを探しだしましょう。
リトリーブスピードは1秒間にハンドル1回転ぐらいでオッケー。あまりに遅く巻くと知らぬ間にボトムに擦り、根掛かりが多発することもあるのでご注意を。
リフトアンドフォール
ただ巻きで反応がない場合、リフトアンドフォールが有効的なこともあります。フワッとロッドを持ち上げ、フォールさせる。大抵、フォール中にカツン!と金属的なアタリがあるので、即フッキングして下さい。
フッキングが遅れるとバラしてしまう可能性が非常に高くなるので、疑わしきは合わせろ的なノリでガツンと決めちゃって下さいね、ほんとに。
ボトムチューンモデルも
お恥ずかしいことにこの記事を書いてるときに発見したのですが、ローリングベイトにはチヌを釣るために設計された「ボトムチューンモデル」があるみたいです。
使ったことがないのでなんとも言えないけど、単純に「根掛かりしにくい構造」になっており、基本性能は通常モデルと一緒と考えて良さそうです。根が多いエリアでチニングを楽しむ場合、ボトムチューンのほうが何かと有利かと。
以上、ローリングベイトでチヌを釣る方法についてでした。
ローリングベイト、最早エサ・・・。