【チニング】風が強いときの釣り方をまとめてみる

このページでは、風が強い日にチニングを楽しむためのアレコレを書いていきます。「風の強い日でもチヌは釣れるの?」「風が強い日はどうも上手く釣りができない」そう感じている人は、ぜひ参考にして頂ければと思います。

風速5m以上の強風時の釣りについて

あまりに風が強いときは注意

僕の経験上、まともにチニングが楽しめるのは「風速5m」までの日で、例えば風速が7mとか10mとか、立っているのもやっとなレベルの強風時の釣りはまともに楽しめないばかりか、身に危険が及ぶリスクが高くなるのでオススメすることはできません。

風に押され、海に落ちようものなら大変ですからね。命に関わることなので、強風時は釣りに行くことはせず、お家でのんびり僕のブログでも読み漁っておいて下さい、はい。

風が強い日にチニングを楽しむための対処方法まとめ

風が強い日にチニングを楽しむときに意識したい対策方法をまとめておくね!

  • ラインにこだわる
  • 重たいルアーを使う
  • ロッドの角度について
  • 集中力をアップさせる

ラインにこだわる

チニングでは0.4〜1号程度のPEラインをメインに使っている人が多いと思いますが、PEラインには「風に弱く流されやすい」といった致命的な弱点があるため、風が強い日のチニングには向いていません。

更にPEラインには、ラインテンションを張っていなければアタリが手元にまで伝わってこないというデメリットがあり、風でラインが流される状況下ではラインテンションをかけることができず、結果として「アタリが分からない・・・」ってことが多いです。アタリを明確に取ることが釣果を伸ばす鍵であるチニングにとって、このダメージは計り知れません。

 

ですので、PEラインが流されるほどの強風下でチニングを楽しむ場合、比較的風に強いと言われている「フロロカーボンライン」を使うことで何かと有利になれます。更に、「太めのライン」をセレクトすることで、より風に強い状況を作り上げることができるので、ぜひ試してみて下さい。

重たいルアーを使う

チニングでは2g〜15gほどまで、幅広いルアーウエイトからセレクトすることになりますが、風が強い状況下でのチニングは、できる限り「重たい目のルアー」を選んだほうが何かと有利です。

ボトム着底が分からなかったり、向かい風で飛距離が伸びなかったり。強風が原因でマイナス要因となっていた部分を、ルアーを重たくすることで補填できるのですから、やらない手はありませんよね。

 

ただ、僕の経験上「軽いルアーのほうが釣果が伸びる傾向」にあるので、重たすぎるルアーを使うことは即ち「釣果がガタ落ちしてしまう」結果に繋がります。

例えば普段は3g程度のルアーを使っているのであれば、7gのルアーを使ってみる。そんな感じ。

ロッドの角度は水面と平行に

ズル引きのときやロッドアクション時はロッドを立てて構える人が多いと思うけど、風が強い日は水面と平行にロッドを構えておくほうがいいです。

ロッドを立てておくとどうしても「ラインが風に押される面積が増える」ので、ルアーが浮き上がってしまったり、アタリが分からなくなってしまったり・・・とにかく良いことが一つもありません。

 

ロッドの角度を水面と平行にしておけば、ラインのほとんどが水中に入りむことになり、風の影響を最小限に食い止めることが可能です。このメリット、釣りを愛する皆さんならお分かりですよね?

風の強い日は、ロッドの角度に気を配りましょう。

いつもより集中するべし

ズル引きにしても、リアクションの釣りにしても、チニングは「如何にアタリを細かくとることができるか」が釣果を伸ばす大きなキーポイントとなってます。風が強い日はどうしてもアタリが分かりにくくなってしまうため、いつも以上に集中し、細かいアタリをいつでも取れるようにしておくことが大事です。

ズル引きだと、細かいアタリは無視し、食い込みと同時にアワセを入れる、リアクションの釣りであればコツン!と金属的なアタリへバシ!と即アワセすることが上手くフッキングさせるコツなので、強風時は「風によるアタリの分かりにくさを如何に克服できるか」が釣果を決める分かれ道となります。とにかく集中し、チヌのアタリに備えましょう。

 

以上、風が強い日のチニングについてでした。

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